★ 仕事の未来を変える ★

【40代・50代転職】書類選考に落ちる理由と改善点

⑨ 40代・50代・中高年の転職
この記事は約15分で読めます。

【40代・50代転職】書類選考に落ちる理由と改善点

皆さん、こんにちは。

本日のテーマは応募書類です。

転職活動では、サイト登録、エージェント登録から始まって、

求人票探し、書類作成、応募、面接、内定というプロセスがあります。

ここまでは皆さんもご存知だと思います。

ただ、転職活動を実際にやってみると、

最初の思惑とは違い、自分の想定通りに進まないことばかりです。

行きたい会社からは内定がもらえず、

そうでもない会社から内定が出たりします。

まさに、需要と供給のバランスが難しい。(笑)

というわけで、先に本日の「まとめ」です。

●この記事の対象となる方

・応募しても、なかなか受からない方
・応募書類のどこが悪いのか分からない方
・自分の書類をさらに強くしたい方

●この記事を読んで分かること

・落ちる職務経歴書の特徴
・自分の強みをアピールする書き方

●最終的な結果(あなたのゴール)

・強い応募書類の意味が分かる
・書類選考を突破する確率が上がる
・面接に進むことができる

転職活動を端的に言えば「書類と面接」

で、話を進めるにあたって、まず、私の持論をお伝えしておきます。

私の個人的な感想ですが、転職活動とは、

究極的には「書類と面接」だと思っています。

この2つを無事にクリアすれば、転職活動は、ほぼ終わりです。

じゃあ、簡単なことだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

そう簡単には受かりません。

ここを突破しないと次のステージである面接に行けないので、

書類選考とは、転職活動における前半戦の山場だと言えます。

応募書類とは、履歴書と職務経歴書のことを指す

一般的に、転職活動の応募書類とは、履歴書と職務経歴書を指します。

ただ、履歴書については、あまり差が出ません。

求人企業側としては、採用するにあたって、

必要な情報が記載されていればOKです。

応募者であるあなたが、どこに住み、どんな学校を卒業し、どこで働いてきたのか?

家族構成、趣味、資格、専門分野など、ひたすら事実の羅列になります。

書類選考では、職務経歴書の方が重要

さて、履歴書は、あらかじめ書式が決まっていて、そのフォーマットを使います。

下記の見本のような、JIS規格のフォーマットが一般的です。

ご覧の通り、ここでは個性を出せません。

というより、個性を出す書式ではありません。(笑)

ということは、履歴書で個性を出せないので、

職務経歴書の方に、自分の個性・テイストを出す必要があります。

で、結論から言うと、

職務経歴書の完成度によって、
書類選考に受かるかどうかが決まります。

当然ながら、書類選考には、合格か不合格しかありません。

中間はありません。

勝ちか、負けか、ハッキリ結果が出てしまいます。

ということは、皆さんが書類選考を突破する為に

注力すべきは、職務経歴書ということになります。

 

書類選考の結果で分かれる4タイプ

で、皆さんは様々な会社の求人に応募されるわけですが、

人によって、結果が大きく変わります。

で、今回用に、私が大きく4つに分類しました。

タイプ① 選考に落ちる人

タイプ② 選考に落ちまくる人

タイプ③ 選考に受かる人

タイプ④ 選考に受かりまくる人

まさに、勝者と敗者、明確に差が出ます。

で、この4タイプの違いについて、解説します。

タイプ①選考に落ちる人

書類合格率:10-20%

*受かるより落ちる回数の方が多いが、たまに選考に受かる人。

それほど合格率は高くないが、それなりに受かる人。

このタイプの方は、ある程度、応募数を増やさないと、

最終目的である内定獲得には届きません。

タイプ②選考に落ちまくる人

書類合格率:10%以下

*圧倒的に落ちる回数が多く、次の面接へ進めない人。

*ほとんどの場合が、負け試合。

*「20社に応募しても、ぜんぶ不合格」も普通にある。

このタイプの方は、非常に多いです。

50代では、本当に多いです。

最初は転職活動は3か月だと考えていながら、気が付けば半年。

それでも決まらずに、1年がかりでようやく決定、という方もいます。

内定が取れない、就職が決まらないということには、

色々な理由がありますが「書類がダメ」という方が非常に多いと感じます。

勝率の悪い応募書類を、そのまま使い続ける方も多いです。

で、また落ちるというドツボ・スパイラルに、はまる人もいます

タイプ③選考に受かる人

書類合格率:20-30%

*たまに落ちたりするが、それなりに受かる人。

*ほとんどの求職者は、ここに属している。

ほとんどの求職者は、ここに属していると思います。

書類選考を突破する確率は、3割程度。

プロ野球のバッターと同じ、三打数一安打です。

タイプ④選考に受かりまくる人

書類合格率:40%以上

*書類を出したら、だいたい受かる人。

*かなりの確率で面接に行けるので強気な勝負ができる。

ここに属している方は、優秀な方です。

私たちのような転職エージェントは使わずに、

自主応募で直接、求人企業へエントリーして、就職されたりします。

ライバルに勝つには職務経歴書を充実させること

で、本日のテーマである「落ちる理由」を

私がお伝えしたい方は、もちろん、②の落ちまくる人です。

「100社に応募して、全く無反応でした」とか、良くある話です。

普通にある話です。

で、そんな落ちた話ばかり聞いても時間のムダですし、

転職エージェントである私は「プロの受からせ屋」です。

「毎日どうやって転職活動を成功へ導くか?」

・・・そればかり考えています。

で、分かったことは、

落ちる人には共通点があり、準備の段階でライバルに負けていること。

さらに言えば

地道な努力の差が、合格・不合格を分けるポイントである

という結論に至りました。

もう一度言いますが、

書類選考を突破できない人は、落ちるべくして落ちているのです。

なので、合格率をあと1%でも上げたいという方は、

以下の内容を、ぜひ、参考にして頂ければと思います。

まさか

落ちる職務経歴書の特徴について

はい、イントロはここまでで、ここから先はガチンコです。

落ちる職務経歴書の特徴について、思いつくまま、ひたすら書いていきます。

落ちる理由①ページ数が多すぎて、読むのに疲れる

40代、50代のベテランにありがちなことですが、

とにかくページ数が多いケース。

直近半年間で、私が面談した方で言えば、

50代の男性で、過去に2社経験で、現在3社目の方。

この方の職務経歴書は、A4用紙で8ページでした。(笑)

感想としては、長い、ひたすら長い。(笑)

あなたも思われている通り、いくら何でも、ページが多すぎる。(笑)

全く、要約になっていません。

もちろん、経歴の詳細までアピールしたいという

ご本人の気持ちは充分、分かります。

ただ、新卒で入った当時は、20代の前半であり、

それからもう30年近く経過しています。

当時の「ド新人」のころに担当していた業務まで、

細かくビッシリ記載する必要は無いと思います。

優秀な方だとはわかりますが「要約」しないと、一発でアウトです。

ちなみに、職務経歴書に関しては、適正な枚数はありません。

よく転職ガイド本には「A4サイズで2枚が一般的」と書かれています。

若い世代ならそれでも良いですが、

40代、50代で、A4用紙に2枚だと、寂しい気がします。

ということは、A4サイズで4-5枚の方が、適正だと個人的には思っています。

落ちる理由②専門用語ばかりで分からない

これもよくあります。

その業界で日常的に使っている言葉かもしれませんが、

他業界の人間からしたら、何なのか分からない専門用語

それを、そのまま記載されている方は結構いらっしゃいます。

機械メーカーご出身のエンジニアとか、専門職の方の書類によく見られます。

ここでのポイントは、人事担当者に

「こういうものだ」と理解して貰えるレベルにすること。

相手にザックリと分かって貰えれば、それで充分OKですが、

機械の性能や、仕様まで、細かく記載される方もいらっしゃいます。

でも、そこまでは要りませんので。

仮に、あなたが設計担当だったとして、ご自身が設計された

製品の型番まで、職務経歴書に書く必要はありませんので。(笑)

あと、アルファベット3文字の略語を、そのまま記載されている方も多いようです。

その業界用語が一般的かどうか、確認してから記載をお願いします。

※参考※ビジネス英語として認知されている略語の例

以下の略語であれば、一般的には許容範囲内だと思います。

*BPO: Business Process Outsourcing 業務プロセスの一部を外部委託すること

*CRM: Customer Relationship Management 顧客管理システム

*IPO: Initial Public Offering 株式公開、株式上場

*KPI: Key Performance Indicator 重要業績評価指標

*MBO: Management By Objectives 目標管理制度

*SCM: Supply Chain Management 複数企業間の物流システム管理

落ちる理由③担当してきた業務を並べただけ

さらに続けます。

この自分の担当業務をひたすら並べただけ、という方は実は多いです。

このケースも落ちまくります

職務経歴書としての見栄えは悪くありませんが、印象に残らない書類だからです。

無難にそつなく書かれている。

しかし、どこかで見たような感じで印象に残らない。

もっと言えば、個性がないのっぺらぼうのような書類です。

落ちる理由④仕事に対する哲学、価値観がない

これは自己PRと志望動機の欄に記入されるべきことです。

職歴の詳細が、時系列に綺麗に記載されている。

資格もスキルも申し分ない。

しかし、そこで終わっていて、人物像が見えない。

あなたが面接官だったら、ちょっと物足りない感じですよね?

これまで仕事をされてきたなら、必ず想いがあるはずです。

仕事に対するこだわりとか、哲学とか、価値観とかがあるはずです。

雇う側としては、そこを一番、知りたいと思っています。

同じ価値観を共有できる仲間かどうか?

それが中途採用者に求められる絶対条件です。

しかし、残念ながら、その部分の記載がない。

だから、不合格になる確率が高くなります

なぜ、ここが重要かというと、価値観や思想に関する話だからです。

特にモノづくりの現場においては、この価値観は、宗教のようなものです。

これがズレると、あとで「ミスマッチ」という名の不幸が待っています。

これは、誰も幸せにならない悲しい結末です

そうならないためにも、ご自身の仕事に対する想いを言葉にする必要があると思います。

落ちる理由⑤私には「これが出来ます」という売りがない

与えられた業務を一通りこなせる人に多いのが、

売りが無いという悩みです。

例えば、総務職を担当されてきた人にありがちな「何でも屋」の状態。

専門性も無いゼネラリストだと、転職活動は、かなり厳しいと思います。

総務担当者は、どの会社にもいますが「●●のプロ」というほど売りが無い。

求人企業が中途採用者に求めるものは「●●のスペシャリスト」であり、

「何でも屋=強みが無い人」を雇う余裕はありません。

ここでの対応策としては、

「私はこれが出来ます」というアピールをすること。

具体的には「活かせる経験」として、職務経歴書内にまとめて記載すること。

ただ、この「活かせる経験」があまりにも多すぎると、逆効果です。

「器用貧乏の何でも屋」だというレッテル貼られて、選考で落とされます。

なので、ある程度、ジャンルを絞り込んでから記載してください。

落ちる理由⑥過去の実績はあるが、データに客観性が無い。

営業経験者の場合、目標に対する達成率は

有効なアピールポイントとなります。

ただ、ここで大事なことは、データの信ぴょう性です。

営業成績1位、年間売り上げランキング1位は良いのですが、

営業担当者の何人中で何位、という表記にしないと「嘘臭い」と思われます。

「その支店内で1位」だったのか

「首都圏エリアで1位」なのか

「全国ランキングで1位」なのか

など、母数によって印象が変わります。

また、バックオフィス部門における経費削減の例

例えば、前年比マイナス20%のコストダウンに成功。

という表記をされる方がいらっしゃいますが、

どうせなら、通信コストで年間1000万円かかっていたところを

800万円に抑えたと、具体的な金額まで書いた方が良いと思います。

この場合は、200万円という金額があった方が、信ぴょう性があります。

通信費は固定費であり、売上の増減に関わらず発生するコストです。

その固定費を年間で200万円削減したということは、会社にとって大きなメリットです。

営業部門が売上を上げることは、どの会社にとっても基本ですが、

管理部門が無駄な出費をしないことも、同じくらい重要だと思います。

落ちる理由⑦どの求人に対しても同じ自己PRと志望動機で応募

単刀直入に言うと、自己PRと志望動機の「手抜き工事」です。(笑)

この無難にまとめた自己PRと志望動機は、年齢性別を問わず、よく見かけます。

で、当然ですが、書類選考に落ちる人ほど、同じ書類の使い回しが多いのです。

最初に手抜きして、後で泣きを見るパターンです。

この「どの会社にも出せそうな、当たり障りのない内容」

という所が、最も残念な点です。

それとは違い、改良する方もいます。

ある程度、どこにでも出せるような内容の自己PRと志望動機にしておき、

求人募集内容に応じて、ちょっとアレンジしてからエントリーする。

それであれば、大丈夫です。

私がここで言っているのは、応募する業界や会社規模が違うのに、

同じ自己PRと志望動機を、そのまま使うことの愚かさです。(笑)

これだと、本当に使い回しです。

この「手抜き工事」は、一目見たらわかります。

人事担当者も「うちの会社が本命じゃない」とすぐに気付きます。

人事担当者は、そこまでバカではありませんので、ご注意ください。

短期間で多くの会社に応募したい

不合格が続き、焦る気持ちは分かります。

短期間で多くの会社に応募しないと、いつ転職先が決まるか、分からないからです。

だから、なるべく多くの求人に応募しておき、結果を待つという戦略は理解できます。

良いと思った求人にすぐに応募できるという部分では、確かに利点は多いと思います。

しかし、アピール内容が薄いので、結果的に受からないわけです。

先ほども言いましたが、求人企業の人事担当者は見ています。

自社の求人に対して、書かれている志望動機なのか、

どこにでも出せる用の志望動機なのか、すぐに気づきます。

で、どこにでも出せる用の志望動機だと、面接お見送りになります。

どの会社に出しても、同じような志望動機なので、受かりません。

ここでは「時間のムダだった」という結果になる可能性が高くなります。

落ちる理由⑧自己PRと志望動機の内容がほとんど一緒

これも書類選考で落ちる人によく見られるパターンです。

自己PRと志望動機に書かれていることが、ほぼ同じケース。

言い回しがちょっと違うだけで、内容的には同じです。(笑)

「これまでの経験を、御社の業務で活かしたいと思います」

みたいな言い回し。

これが本当に多い。(笑)

この間違いが起こる理由とは、ズバリ「知識不足」です。

何の知識かというと、自己PRと志望動機の違いを理解していないという点。

自己PRに記載すべき項目と、志望動機に記載すべき項目の違いが分かっていない。

その証拠に、精神論による感情アピールが多くなります。

「やる気だけは負けません」とか

「情熱を注いで取り組みます」とか

「全力で頑張ります」とか

まるで戦争時代の日本で言われていた、

「欲しがりません、勝つまでは!」みたいな言い回しですね。(笑)

この精神論で押し切るのが許されるのは、若い世代だけです

未経験者歓迎の求人であれば、やる気重視・人物重視の採用となります。

大前提として、20代の若者が使う表現だと思います。

知識経験が豊富なベテランは、スキルで勝負しましょう。

落ちる理由⑨企業が求める知識・経験を満たしているか不明

残念な人に多いのが、このアピール不足です。

求人票を見て「これは自分に相応しい」とあなたは思われたかもしれません。

それで応募されるのは良いのですが、

相手からも選ばれないと、書類選考に合格しません。

ということは、企業があなたに求めている業務知識、

経験、スキルをあらかじめ記載しておかないと選んでもらえません。

ほとんどの場合、良い求人には、応募者が殺到します。

1-2名の採用枠に対して、200人、300人から応募があるのは、普通です。

であれば、なおさら「必要とされるスキル」

分かりやすく記載しておいた方が無難です。

人事担当者にとってもあなたにとっても、

相思相愛になるためには、必要なことだと思います。

落ちる理由⑩退職理由が言い訳がましい。

まず、そもそも論として、職務経歴書に

退職理由を書かねばならないというルールはありません。

なので、特に求められなければ、自分から退職理由を記載する必要はありません。

にも拘らず、いちいち退職理由を記載されている方がいます。

その際に、前向きな退職(転職)理由であれば良いのですが

「会社の業績が悪化したため、将来に不安を感じて退職しました」

とか、わざわざ書いている人がいらっしゃいます。

・・・これって、必要ですか?

まるで「何かあったら、私はとっとと逃げますよ」

という無責任アピールにしか聞こえません。

業績が悪化したのは、もうしょうがないとして、

どうやってカバーするかが、管理職であるベテランの腕の見せ所です。

にもかかわらず「さっさと逃げました」と書いたら、

誰も雇いませんし、書類選考など絶対に受かりません

退職理由では、自分を正当化したいから

もちろん、中には転職回数が多いことを

気にされている方もいらっしゃるはずです。

仮にそうだと仮定して、今回、私なりに分析してみました。

退職理由を記載したい心理としては、下記のような流れだと想像できます。

●私は転職回数が多い。

でも、自分のせいじゃなく、会社の業績が悪かったから。

そのせいで、退職せざるを得なかった。

だけど、本来の私は、まじめで、実直な仕事人。

たまたま、運が悪かっただけ。

だから、私は悪くない。

という「言い訳がましい」文章が並んでいます。(笑)

で、もう一度、言いますが、退職理由は必要ありません。(笑)

<退職理由を言う場面>

*応募した後に「確認したい」と言われたら答える。

*面接の際に「教えて欲しい」と聞かれたら答える。

というスタンスで良いと思います。

というより、そうしてください、

じゃないと落ち続けますから。(笑)

防御

まとめ:自分の個性を打ち出す

はい、ここまで一気に書いてきました。

要するに、自分の売りや強みを書類上で

正しく伝えることが重要だと言いたかったのです。

最後に、この記事を読まれたあなたの職務経歴書が

さらにパワーアップすることを祈っています!

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

タイトルとURLをコピーしました