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【転職回数10回】転職を繰り返す人間は使えないダメ人間なのか?

茶色いブーツ⑧転職エージェントな私
この記事は約11分で読めます。

転職を繰り返す人間は使えないダメ人間なのか?

皆さん、こんにちは。

さて、本日のタイトル。

読む人によっては、なかなか厳しいタイトルだと思います。

せっかくなので、今日は、リアルに、シビアに、話を進めたいと思います。

ちなみに、私は転職回数10回です。(笑)

ですので、自分の経験を盛り込みながら、話を進めていきたいと思います。

「転職できるのは35歳まで」か?

さて、ここからが本題ですが、頻繁に会社を変える人がいますよね?

昔ならば、「転職回数が多い=ダメ人間」だとみなされていました。

「不真面目な生き方をする人」

「腰の据わっていない人間」

「責任感がない裏切者」

など、転職活動において、デメリットになっていました。

割と最近まで、「転職できるのは35歳まで」という、
「裏ルール」もありましたが、現在はどうでしょうか?

過去の1990年代、2000年代くらいの日本では、
「転職する時の年齢が高い=デメリット」だと断言できます。

その理由は、言うまでもなく「終身雇用が前提」だったからです。

今の20代の人にはイメージしにくいかもしれませんが、
大学卒業後に入社した会社で、会社に言われたことを忠実にこなし、
ひたすら我慢しながら、その会社でしか通用しない用語や専門性を身につける

そうやって、年齢を重ねるごとに、徐々に会社の文化に染まって、
うまく人脈を作り上げながら、何十年もかけて昇進していく

やがて、最終的には、そこで定年を迎えるのが、理想の生き方でした。

「会社は一生面倒をみる代わりに、個人は忠誠を尽くす」

…という、

会社のレールに沿って、生きていくキャリアプランが一般的で、
管理職のベテランが会社から飛び出して、
新天地で価値を生み出すことが難しい状況でした。

会社人間=ゼネラリスト

今から約30年前の、私が20代のころ、
こういう人たちは「会社人間」と呼ばれていました。

本人たちも特に疑問を持たず、ひたすら会社の為に働く

会社の中で生きることが、自分の生き方だと考える人ばかりでした。

そうやって生まれてきた言葉が、ゼネラリストという呼び方です。

当時は、良い意味で使われていました

しかし2020年の現在において、
ゼネラリストとは、リストラの際に、
一番最初にクビを切られる、
「特に強みを持たない何でも屋」という
悪い意味で使われるケースが多くなりました。

ひとごみ

専門性の高いプロは、引く手あまた

ただ、それは過去の話となり、時代は大きく変わりつつあります

転職を繰り返して、プロとしての専門性を高めている人は沢山います

そんな人が転職に苦労しているかというと、
むしろ引く手あまた・・・だったりします。

つまり転職回数や年齢は、合格・不合格には関係ありません。

そこで大事なことは、下記の2点です。

「その人が、これまでにどんな経験を積み上げてきたか?」

「その人が、どんな付加価値を生み出せるのか?」

もちろん、意味なく転職を繰り返してきた人には厳しい現実が待っています。

キャリアカウンセリングの際に、そういう人とお会いして、
これまでの退職理由を一つずつ聞いていくと、ぼんやりと見えてきます

「人間関係」

「給与」

「労働時間の長さ」

など、同じ理由で次へ転職するケースが多いからです。

成り行きまかせの出たとこ勝負

キャリアカウンセリング面談を2時間もやっていると、
おぼろげに見えてくるものがあります。

「その人の中で、仕事の定義、キャリアが定まっていない」ことです。

そんな時は、成り行きまかせで生きてきた残念な人だと思ってしまいます。

ただ、そう思っても、決して口にはしませんが。(笑)

転職を繰り返す”転職ジプシー”

自分に合った仕事、自分にふさわしい場所を探し求めて
なんども転職を繰り返す“転職ジプシー”にならないために、
意識的にキャリアを積み上げていきたいところですよね?

しかし、コロナをはじめとして、先が見えないこの時代
「意識的に」というのは…実際には難しいと思います。

ここで私たちが考えることは、

「自分が重ねてきたキャリアを振り返って、どう意味付けるか?」

「過去の知識と経験を重ね合わせて、未来と、どう結び付けるか?」

だと思います。

で、今日はせっかくなので、ちょっと寄り道します。(笑)

ここから先は、ちょっと転職というテーマをわきに置いて、
価値を生み出すという部分に、フォーカスしてみたいと思います。

新しいビジネスが生まれる素地(そじ)

ちょっと視点を変えてみます。

この2020年代を生きるあなたや私にとっては、
「これまでの経験を掛け合せると、こんな新しいことができる」
というアイデアを具体的な行動に落とし込めるか?

具体的なゴールをイメージできるか、その想像力が勝負だと思います。

今まで述べてきたように、
一つの会社に所属することが安全だとは言えない現在、
自分で自分のキャリアを考える、自力突破を基本にするのが
リスクを減らす最良の手段だと、私は思います。

例えばあなたが、普通のビジネスマン、OLであっても、

「学生時代に、貧乏旅行で全国のすべての都道府県を廻った」とか

「趣味のイラストで、何かの賞を取ったことがある」とか、

「秋葉原の地下アイドルの歴史に関しては右に出るものがいない」とか、(笑)

その人にしかない、隠れた得意分野や
経験が掛け合わされてくると、可能性は広がります。

それ単体では収益を生まなくても、
何かと何かを組み合わせることで
新しいビジネスが生まれることは、実はとても多いからです。

自分のスキルに値段をつけて売るマーケット

最近は、転職回数が多い人だけでなく、
副業OKの会社も増えて、実際に副業をしている人も増えました

「知識・スキル・経験」といった自分の得意分野に値段をつけて
個人で売り買いできるスキルマーケットのココナラや、
クラウドソーシング等の外部委託も増えてきました。

つまり転職しなくても、今の会社以外から、仕事を受注し、
個人として収入を得る手段が、前より増えたことになります。

ここまでくると、
個人が会社に所属することの意味が、段々あいまいになってきて、
会社と個人の関係性が希薄になってくると思います。

今さら言うまでもないことですが、
今の会社には、昔ほど、体力がありません。

余剰人員を抱える余力も、
スキルのない若手をゼロから育てて、成長させる時間もありません。

大事なことは、あなたが個人としての力を高めること。

私のように、転職を繰り返す必要もないのかもしれません。

複数の会社と個人でやり取りしながら、自分で価値を生み出せるスキル。

そんな人に変身できれば、リストラにおびえる必要もないと思います。

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転職を繰り返してしまう人たち

ということで、本題に戻します。(笑)

前の章で、自分で価値を生み出せる人材について書いてきましたが、
今はまだ、成長途中の人も多いと思います。

そういう人は、会社を変えつつ、スキルを上げつつ、
自分を磨く必要があると思います。

いちおう、ここで誤解がないようにお伝えしておくと、
「転職回数が多いことは素晴らしいことだ」というつもりは全くありません。(笑)

日々、キャリアカウンセリング面談をこなしながら感じることは、
「転職を繰り返している人の退職理由は結局、根っこは同じ」ということです。

例えば「何か嫌なことがあるとすぐに辞めてしまう」という風に、
同じことを繰り返してしまいがちです。

この部分に早く気が付いて、
スキルを積み上げるまで、ひたすら勉強したり、
休日の行動パターンを変えて、新しい人と出会ったり、
同じミスをしないために努力するといった取り組みは必要です。

あと、中には、会社勤めが向いてない人もいます。

例えば自分の思うことができないからと、無責任に会社を辞めてしまう人は、
結婚して世帯主になるとか、介護が必要な両親の世話をするとか、
生活にかかわる大きな変化がない限り、自己中心的な転職を繰り返すでしょう。

あと、この「すぐ辞める症候群」は、決して自分だけの問題ではありません。

あなたが会社を辞める時は、自分だけがつらい訳ではありません。
残された周りの人達も、それ以上に大変だったりします

例えば引継ぎ一つとっても
「辞める人がやっていた仕事」を引き継ぐことは、かなりの負荷となります。

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転職予備軍へのアドバイス

ここからは、一気に書いていきます。

転職回数は何回まで許されますか?

転職回数は年齢にもよりますが、3~5回までが基本だと思います。

これよりも転職回数が多い人は、注意が必要です。
(何度も言いますが、スキルがあれば、関係ありません

転職の目的がない

「とりあえず、今の職場を辞めたい」

「転職先には、きっと答えがあるはず」

「転職したら今よりよくなる」

と考えている人は、無駄に転職を繰り返す傾向があります。

まさに、転職ジプシーです

そもそも、転職の目的がはっきりしていないまま転職すると、
転職することに答えがあるのではないかと考えて、転職を繰り返しがちです。

「ここに来たけど見つからないから、次へ行こう」という心理状態です。

今の会社に残るという選択肢

転職を繰り返す人は「とにかく今の会社を辞めたい」の一点張りです。

だいたいにおいて、言い出したら聞かない、頑固な人だったりします。(笑)

その結果、同じような理由でまた転職を繰り返してしまうのです。

転職はタイミングで決まることが多いので、
無理に転職を推し進める必要はないと思います。

転職する前にイメージを

新しい職場で自分は何を実現するのか?

これをイメージしておくことは、とても重要だと思います。

それが無いと、何となく日々の業務に流されて、
自分がどこへ向かっているのか、見えないからです。

私の場合は、未経験の業務を担当させて欲しいと、
自分から言うように心がけています。

過去の経験でやれることには、もはや興味が無いからです。

前の職場と同じ業務を担当するなら、わざわざ転職する意味はありません。
今の職場に居た方が良いはずです。(笑)

ですので、せっかく新しい会社へ移籍するなら、

なるべく過去の経験が活かせない、自分にとって初めての業務を希望します

それが私に積みあがっていく新しいスキルだからです。

待遇だけで選ぶのは危険
  • 年収を上げたい
  • 土日祝日は休める会社がいい
  • 家族のために転勤がない会社がいい

というように待遇条件だけで、転職先を決めると、
仕事に対するモチベーションを維持できず、
短期で退職する人が多くなります。
(本当に多いです)

結果的に、家族をさらに不幸な状況に導いてしまう結果になりかねません。

キャリアや自分の強みに無頓着なタイプ

これは、危険です。
いきあたりばったりの転職ジプシーとなり、非常に危ないと思います。

もし、あなたのキャリアに一貫性があれば、転職は充分可能だと思います。

あなたの経験に、お金を出す企業はあると思います。

現時点で見える、明確なキャリアプランを描いてから転職することが必要です。

そもそも仕事のスキルが不足している

仕事のレベルが低いまま転職をすると、
次の転職先でも、仕事ができないことが原因で、転職するリスクが高くなります。

「仕事ができないのに、自分は出来る人間」
だと勘違いしている場合は、さらに危険です。

自分を過大評価しているため、
会社の人事評価が低かったり、仕事でミスして怒られると
「自分を正当に評価してくれる会社に転職しよう」となってしまうからです。

言うまでもありませんが、勘違い、ですから。(笑)

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力が低いと、人間関係がうまくいきません

人間関係が原因で転職を繰り返す人は、実は結構、多いと思います。

そういう人に対して「コミュニケーション能力を磨きましょう」と言っても無駄です

高所恐怖症の人に、高いところを怖がるな、と言うようなものです。

コミュニケーション能力を伸ばす、上げるには、秘訣などありません。

シンプルに言うと、

他人の気持ちを想像しながら会話する、

他人の気持ちを想像しながら行動する、

ということだと思います。

「自己実現」とか「やりがい」

ルーティンワークを極端に嫌い、
クリエイティブな業務しか、やりたがらない若い社員が増えています。

何かあると、すぐに「自己実現」とか「やりがい」と言います。

志が高いのは良いのですが、本当に面倒くさいです。(笑)

私の場合は、理屈ばかりで行動しない人に対しては、
年齢・性別を問わずハッキリ言います。

「ガタガタ言わずに、さっさとやりなよ」で、サクッと終わらせます。(笑)

まとめ・・・まるきんが言いたいこと

転職回数を気にする人は、
今日を起点として、ちょっと視点を代えて頂きたいと思います。

私がやめたほうが良いと思うことの第一位は、

会社や仕事に、あなた自身を無理やり押し込めることです。

こんな考え方は、いい加減、もうやめたほうが良いと思います。

今まで、あなたが転職活動する際の軸とは、
「いかに良い会社を選ぶか?」だったと思います。

つまり、どこかの会社に所属して、その会社で、
いかにステップアップするか?という狭い考え方です。

でも、これからは、変えてください。

「主人公は自分だ」という自覚を強く持ってください。

その会社で得られるスキル、学べる経験が何かを、
具体的にイメージしながら、探してみてください。

前とは違うと思います。

・・・絶対に。

さいごに・・・あなたの本当の実力

転職すること、

それ自体には、何の意味もありません。

単なる個人の選択の結果です。

しかし、そこにどんな意味を見出し、

そこから何を学び、何を発信させられるかが、

その人の本当の実力=スキルだと思います。

長くなりましたが、あなたの転職活動の参考になれば幸いです。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

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