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【長期離職】ブランク期間・空白期間から正社員へ復活(うつ病対策)

⑧転職エージェントな私
この記事は約13分で読めます。

ブランク期間・空白期間から正社員へ復活(うつ病対策)

皆さん、こんにちは。

今日は、ちょっとシリアスなテーマを扱います。

例えば一つの会社を辞めてから、希望通りに次の会社が決まらないと「空白期間」が生まれます。

この空白期間は、実は転職活動へおよぼす影響がすごく大きいので、今回、取り上げました。

いつものように、結論からいきます。

結論:空白期間はMAX6ヶ月までなら認められる

私が転職エージェントとして、求職者を企業へ推薦するときの目安期間です。

前の会社を退職されて、次が決まるまでは、だいたい半年まではOKです。

つまり、企業側も空白期間が半年以内であれば
「とくに問題ない」と判断される感じです。

*一般的に、転職活動をする目安期間は、最長で6ヶ月くらい。

*厚労省のデータを探すまでもなく、6ヶ月以内で、
ほとんどの人は次の転職先を決める

ということは、逆に、これ以上、
長引くようであれば、ちょっとやっかいです。

別な理由があるのでは?と疑われます。

「普通は、次を決めてから辞めませんか?」という一般論

この意見は一般論ですが、とても説得力があります。

実際のところ「次の会社を決めてから、今の会社を辞める」人がほとんどだからです。

そのため、よほどのことが無い限り「見切り発車=決めずに辞める」人はいません

家庭を持っているサラリーマン男性、

子供を持つシングルマザー、

両親の介護をしている娘。

つまり、家族を養っている人であれば、自分が無職になったら、生活が困窮します。

無職状態は一番危険です。

決めずに辞めることのリスク

次を決めずに今の会社を辞めると、ただの失業者になってしまいます。

先の見えない不安定な状態が続く為、経済的にも、精神的にも、ストレスが倍増します。

という理由がある為、このブログでも「次を決めてから辞めてください」と呼びかけています。

シンプルに言うと、リスクが高いからです。

 

nayami

空白期間が6ヶ月以上になるとどうなるか?

転職活動の応募の際に、不利になります。

「なぜ6ヶ月以内に、決まらなかったのか?」と行動量を問われます。

「なぜ6ヶ月以内に、決めきれなかったのか?」と決断力を問われます。

どちらも、厳しい突っ込みです。

求人企業側は、本当の理由を知りたい

採用する側は、期間が長引いたのは、下記の理由じゃないかと考えます。
これは、業種・業界、職種を問わず、一般的な例です。

*本人の行動量の問題:真剣に転職活動をやっていたのか?

*本人のやる気の問題:実は、はたらく意欲がないのではないか?

*本人の能力の問題:いろんな会社に応募し、落ちまくって、能力が低いのでは?

*本人の心理的な要因:うつ病などのメンタル面が理由で、働けなかったのか?

*本人の肉体的な要因:なんらかの大病をわずらって、働けなかったのか?

リクナビNEXTの記入例は?

たまたま、リクナビNEXTにも同じテーマで書いてありました。
ちょっと引用します。

空白期間の書き方は、大きく分けて3つあります。
1つ目は通学やアルバイトなど「応募する仕事に関連した活動をしていた」場合、
2つ目は介護や病気など「仕事に関連していない空白期間」の場合、
3つ目は「転職活動が長引いた」場合です。
ここでは3つのケースに分けて、履歴書の職歴欄の書き方見本と自己PR文例をご紹介します。

さすがリクナビNEXTですね、
では、ちょっと1-3それぞれの模範解答を見てみましょう。

< 1.通学、留学、資格取得、アルバイト、家業手伝いなどの書き方見本 >

通学やアルバイトなど「応募する仕事に関連した活動をしていた」場合は、
職歴欄にその内容を簡潔に記載し、活動内容で得た
「仕事に活かせる経験・知識」を自己PR欄で補足。
空白期間に得たことも、書き方を工夫することでアピールにつながります。

< 履歴書の書き方見本 >

平成22年 4月 株式会社○○○○ 入社
平成27年 12月 一身上の都合により退職
中国語学習のため北京に1年間留学

まあ、この1の語学留学は、ちゃんとしたスキルアップなので、正当な理由になると思います。
これは、別に1年でも、2年でも、認めてもらえると思います。

あと、資格取得とか、試験のための勉強をしていたという理由も、認めてもらえると思います。

具体例としては、税理士、公認会計士、弁護士を目指していた。
大学卒業後は公務員の試験を受けるため、アルバイトをしておりました」も大丈夫だと思います。

つまり明確な目標があって、その途中で空白期間があった、という「たまたま」タイプです。

 

< 2.介護、病気療養などの書き方見本 >

介護や病気療養などによって空白期間がある場合は、
現在の健康状態と就業時間への影響について記載しておくと、
企業側も入社後のサポート体制を検討することができるでしょう。
また、働く意欲を自己PR欄などに記載したり、
現役復帰するために空白期間中に勉強していたことなどがあれば、
その内容も簡潔に書いておくと良いでしょう。

< 履歴書の書き方見本 >

平成22年 4月 株式会社○○○○ 入社
平成27年 12月 病気療養のため退職
現在は回復し、業務に支障はありません

この2の見本は、ちょっと微妙な印象を持ちました。
私は転職エージェントなので、事前に理由を把握しておきたいです。

この記入見本では、『平成27年12月 病気療養のため退職』とあり、
すぐ下に『現在は回復し、業務に支障はありません』と書いてあります。

なんか、サラッと大丈夫っぽく書いてありますね。

でも『支障はありません』とあるだけで、何も触れていないのが、逆に不自然で、怖く感じます。

リクナビNEXTには悪いのですが、この見本では、ちょっと私は不満が残ります

できれば、詳細まで聞いておきたいです。

私が知りたいことの優先順位としては・・・

*それは、生死に関わるほどの、重大な病気なのか?

仕事をする上で、なにか支障があるのか?

*その病気が引き起こす、最悪のケースとはなにか?

*雇う側の会社は、何に配慮をする必要があるか?

*家族の同意や、医者の了解を、きちんと得られているのか?

*何ヶ月かに一回、治療のために病院に通う必要があるのか?

いくつか書いてみましたが、どれもごくごく、一般的なことだと思います。
これらを確認するのは、雇う会社側としても、当然だと思います。

 

 

< 3.転職活動の長期化など、特別な理由がない場合の書き方見本 >

仕事に関係のない空白期間や、転職活動が長引いてしまった場合は、
無理に理由を入れる必要はありません。
そのかわり、志望動機や自己PRなどで「応募意欲」や
「持っている経験・スキルが入社後どのように活かせるのか」を
しっかりと伝えるようにします。
転職活動中に学んでいることがあれば、その内容も盛り込みましょう。

< 履歴書の書き方見本 >

平成22年 4月 株式会社○○○○ 入社
平成27年 12月 一身上の都合により退職

まさに、この3のケースが、一番、難しいと思います。

1はスキルアップや語学や試験で長引いたという、正当な理由。
2は不幸にも病気になったという、止むを得ない理由。

ここまでは良いです、まあ、理解できます。
しかし、3をそのまま書いたら、自爆のような気がします。

まあ、リクナビNEXTは万人向けなので、こう書くしかないのかもしれませんが・・・。
これ以上、書いてしまうと「やぶへび」になって、余計に怪しまれますしね。

 

現実的な解決方法を考えてみた

ここでは、ちょっと現実的に考えてみたいと思います。

空白期間と言っても、理由は人によって、それぞれ違うので、
私なりに、思いつくまま、色んなケースをとりあえず書いてみます。

A:前職を退職して、次は決まっておらず、今は無職状態の人

貯金がなくなる前に、決めてください。
急いでください。
前職の退職から、なるべく半年以内に決めてください。
長引くと、余計に不利になります。
このブログの記事を見て、シンプルに行動量を増やすこと。
面接対策もエージェントから教えてもらう前に、自分なりのイメージつくっておくこと。

B:過去に空白期間があった人

ここは、過去のことなので、極論すると、終わったことです。
ですので、あまり神経質になることは無いと思います。

直近の会社で、普通に働いていたのであれば、問題ありません。

「2社目から3社目の転職活動では、ちょっと長引きました」みたいな言い方で押し切る。

面接で聞かれたら「以前、なかなか決まらず、苦労したので、今回は早く決めたいです」と答える。

あくまでも過去の一定期間だということにして、サラッとかわすこと。
余計なことを言って、突っ込まれないように注意すること。

 

nayami-kagi

C:現在は無職で、すでに6ヶ月以上、経過している人

解決策①転職活動の行動量を増やす

一番、危ないケースです、自覚して下さい。
運に任せるじゃなく、行動量を倍にして、動きまくってください。
20社に応募してもダメなら、30社に応募して下さい。

 

解決策②応募書類のフォーマットを代える

私からの直接的なアドバイスとしては、応募書類の完成度を上げてください。
私は別の記事で「受かるか受からないかは、書類の段階で勝負がついている」と書いています。

受からない人の書類は、だいたいにおいて、イマイチです。(ごめんなさい)

このブログのトップページに履歴書、職務経歴書のフォーマットがあります。

私が使っているフォーマットは合格率が高いので、ぜひ、それを使って下さい。
あなたが使っているフォーマットは、もう使わないで下さい

縁起が悪いからです。

書式フォーマットには、受かる書式、縁起の良い書式があります。
料理や服のセンスと同じく、フォーマットえらびにも、センスが出ます

見栄えの良い、きれいなフォーマットを選ぶ人は、書類選考で受かりやすい人です
そもそも、書類で受からないと、面接までいけません。

つまり、あなたの書式がイマイチならば、良い仕事にめぐり合うことができません。
単にコピー&ペーストするだけなので、ぜひ、やってみて下さい。

それだけで、見違えるように、美しい職務経歴書になるはずです。

 

解決策③アルバイトを開始して、働いた事実をつくる

長期無職の方は、なんでも良いので、アルバイトをして下さい。

で、次の面接の時には「なかなか決まらなかったので、アルバイトをしております」と返答すること。
とりあえず、ちゃんと働いているという印象を、面接官に植え付けてください

特にあせりもなく、「ボーっとしていた」と思われたら、最悪です

何もせずにプラプラしていたというのが、雇う側からすると、一番ダメ人間に映ります。

D:うつ病気で療養していたので、6ヶ月以上が経過してしまった人

これはもう、どうこうは言いません。
過去は変えられないので、未来を考えていきましょう。
先に進みましょう。

病気で療養中、たとえばうつ病で休職していたとか、お気の毒だと思います。

ただ、それを次の面接で言うと、雇ってもらえないと思います。

企業側は、できるだけリスクが低い人を雇いたいからです。

 

最悪のケースを考えてみます。

あなたはそんなことは無いとは思いますが、
仮に、過去にうつ病だった人を、新しく中途社員として雇ったとします。

で、その人がうつ病の事実を、会社には隠していたとして・・・
雇ってから3ヵ月後に再発して、その翌月に、自殺してしまったとしたら・・・。

で、たまたま不幸にも、その月に残業が80時間あったとしたら・・・。

会社が完璧に負けます、裁判で。

理由①:雇用主として、社員の健康状態を把握していなかった。

理由②:雇用主として、適切な労働環境を整備する配慮を怠った。

理由③:雇用主として、うつ病の人間に長時間労働させていた。

ぜんぶ、雇用主が悪いということになってしまい、裁判に負けます。

もし、その人が、家族持ちの男性であれば、賠償金は軽く1億円コースです。

これが、企業側のホンネです。

だから、空白期間が長い人を、雇いたくないのです。

会社側にとって、高額賠償リスクを避けたいのです。

【ウラ技】実績づくりとリハビリを兼ねて、派遣で働く

長期の空白期間がある人は、仕事の感覚が鈍っているかもしれません。

なので、リハビリという意味で、派遣スタッフとして、働いてみるのはどうでしょうか?

飛行機で言うと、離陸する前の助走期間として、一時的に派遣社員で働く感じです。

いきなり正社員として、全力疾走は難しいかもしれません。

なので、慣らし運転という意味で、期間限定で派遣社員として働くプランです。

で、その期間中に、働きながら転職活動を行って、次の会社を探すというやり方です。

イレギュラーなやり方かもしれませんが、正面突破が難しいなら、価値はあります。

派遣をかまして、正社員として復活する流れ

もう一度、整理します。
現在の状況としては、おそらく下記のような流れできていると思います。

 

うつ病→ 休職→ 退職→ 無職で6ヶ月以上

正直に申し上げますが、これは、かなり難しい図式です。
転職活動をしても、採用側はビビッて、合格を出さないと思います。

なので、うかいして、正社員に戻す感じです。

 

無職→ 治療→ 派遣社員で数ヶ月→ 転職活動→ 正社員として復活

このやり方で、私は実際に、メンタル不調の女性を、正社員として復活させました。

派遣社員として6ヶ月間、それが彼女にとってのリハビリ期間でした。

私と彼女で、最初から「半年で卒業して正社員」と決めていました。

で、半年は問題なく働いたという実績を持って、途中から転職活動を開始して、合格しました

ここでのポイントは、人材派遣会社の営業に、理解をして貰うことです。

 

「私は正社員として働きたいので、転職活動を同時並行でやっても良いですか?」

おそらく、ほとんどの派遣会社の営業担当はOKしてくれると思います。
これを断る営業は、ダメ営業なので、その派遣会社とは付き合ってはいけません。

「空白期間の説明」を私が考えてみました

で、実際の面接の場面を想定して、私なりに「空白期間の説明」をやってみますね。

ちょっとでも参考にしてもらえたら、嬉しいです。

言う相手は面接官。

たった今、空白期間のことを聞かれたので、うつ病の私が答えるという設定です。

 

「前職では長時間労働と、緊張が続いたせいで、

ちょっとストレス過多の状態になり、6ヶ月間の休業期間を経て、最終的には退職しました。

退職理由は会社都合になっています。

その後は、心療内科に通いながら、転職活動を行っておりました。

退職から3ヶ月が経過し、お医者さんからは「就業には問題ない」と言われています。

もし必要であれば、いつでも診断書は提出可能です。

なお、現在ですが、先月から都内のコールセンターで、派遣社員として働いております。

担当はクレジットカード会社のヘルプデスクで、インバウンドです。

業務に関しては、特に支障は無く、9時-15時のシフト勤務制で、二交代です。

これまで、遅刻も欠勤もありません

・・・という感じで、いかがでしょうか?

このようなイメージで着地させられたら、なんとかギリギリ大丈夫だと思います。

こちらが面接官に伝えるべきポイント

ここでは相手に「自分は普通に働ける人間」だと思わせることが重要だと思います。

 

そもそも、健康な人は、わざわざ「私は健康です」とは言いません

 

ということは「私はもう元気です」などと、へんに強調しないほうが良いと思います。

余計に心配されますし、なんか、不自然に映ります

怪しまれます。

 

*以前はうつ病ではあったが、いまは治っている。

*現在、コールセンターで、派遣スタッフとして問題なく働いている

*働くことについて、医師からOKが出ている、特に支障もない

 

これを、相手にシンプルに伝えることができれば、受かる可能性はあると思います。

それほど問題になるとは思えません。

 

本日のまとめ

さて、そろそろ終わります。

空白期間といっても、理由は人それぞれ、だと思います。

なので、あなたの状況に合わせて、怪しまれないような説明をして下さい。

くれぐれも言っておきますが、ウソはNGです。

 

あとから、何か発覚した場合のリスクの方が大きいからです。

空白期間はないなら無いに、こしたことはありません。

 

しかし、過ぎた過去は変えられません。

 

それがあなたの人生なので、

ここは真摯に向き合って、歩いていくしかないと思います。

 

以上、空白期間について、書いてみました。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

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