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【面接】面接に一発で受かる人って、どんな人ですか?

⑥ 面接を受けて、合格する
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面接に一発で受かる人って、どんな人ですか?

みなさんこんにちは。
私が求職者との面談の際に「面接に一発で受かる人って、どんな人ですか?」
と聞かれるときがあります。

とてもざっくりとした質問ですね。
何を答えたらよいのか分からないくらい、漠然とした質問ですが、嫌いではありません。(笑)

質問したい人の気持ちもよく分かります。

ここで一つ、具体的な例を挙げます、ある求人に対して、応募された方の事例です。
その前に、ちょっとだけ、私の話を聞いてください。

私の本業は人材紹介コンサルタントです。

「人を雇いたい企業=求人企業」から依頼を受けて候補者を選定し、推薦します。

その方がめでたく採用になったら、成功報酬として、
採用された企業から 人材紹介手数料を頂くという流れです。

当然ですが、候補者からお金は貰いません

通常、私の依頼主は企業経営者である社長です。
「こんな人材を採用したい」というリクエストを頂いて、人選を開始します。

私はさまざまなルートで候補者を探し、
「この人だ!」という良い候補者が見つかったら、社長へ連絡します。

その際は、候補者の履歴書と職務経歴書を提出し、推薦した理由を述べます。
その後、書類選考を経て、ほぼ、社長面接となります。

その面接がうまくいって、候補者が採用されたら、
私の仕事はいったん終了となります。

あとは、先ほど述べたように成功報酬として、企業から人材紹介手数料を頂くわけです。
これが人材紹介の基本的な流れです。

さて、成功報酬は、私がご紹介した方が採用された時だけ、受け取ることができます。

極端な話ですが、何十人も推薦し、何十人と面接されても、
採用に至らなければ一円も貰えません。

私はいつまでたっても「ただ働き」ということになります。

さて人材紹介の業務説明はここまでです。

本日のテーマである「面接に一発で受かる人」に戻します。
そのとき、ある求人に対して応募された方がいらっしゃいました。
一人は男性、一人は女性です。

ちなみにこの二人は、違う会社の、違う職種に応募された方々であり、お互いに面識はありません。
たまたま私とお会いするタイミングが偶然、重なっただけです。

二人とも一発で面接合格

結果から申し上げますと、二人とも一発で面接合格でした。

特に、男性のほうは、通常1時間の面接が15分で終わり、
私の中で「面接の最短記録保持者」です。(笑)

実はこの二人には共通点がありました。
通常、求人企業へご紹介する前に、私との事前面談があります。

そこで求人企業の概要、仕事の内容、実務経験、資格など、
面接前にご説明し、ご本人の意思確認および履歴書、職務経歴書の提出をお願いするわけです。

この時に「この求人にエントリーを希望されますか?」と最終の意思確認を行います。

で、「エントリーします」と答えられた方だけ、求人企業へ推薦するという流れです。
当たり前ですが、一切、無理強いはしません。

ここは完全にその方の自由意志です、受けるも受けないも、その人の勝手です。

面談したからと言って、全員が応募されるわけではありません。

転職エージェントによっては「強く薦める人」もいるようですが、
私は「本人の意思を尊重する」タイプです。

なぜ、本人に決めて頂くかというと、その時点で、選考がスタートしているのです。
つまり、人に背中を押されないと決断しないような「優柔不断な方」は、面接に受かりません。(笑)

ここで二人のエピソードに話を戻します。

最初にご来社されたのは男性

最初にご来社されたのは男性のほうです。
私が一通りお仕事のご説明を行い、その方の職務経歴を伺い、面談は終了となりました。

本題はここからです。 私は通常、ご来社された求職者を出口までお見送りします。
「転職して新しい人生をスタートさせたい」と希望を持って
ご来社される方々に対する礼儀だと思っているからです。

で、その時も、いつものようにお見送りしました。

私が働いているビルの入口は、大きな両開きタイプのガラス扉です。
昔のデパートや、銀行の入口でよく見られる、
ちょっと強く押さないと開かない、重いガラス扉でした。

ベビーカーのお母さんがいたら「私が開けておきますからどうぞ」と言わないとダメな、
あの重いヤツです。

その日も、私がガラス扉を開けて、
「本日はご来社いただき、有難うございました」とお礼を言って、
お見送りした後、いつものようにビルの中に戻り、奥のエレベーターに乗り込んで、ふと外を見ました。

違ったのはここからです。

先ほどお見送りしたその男性が、私がエレベーターに乗り込んで、
まさに扉が閉まるその時まで、深々とお辞儀をされていたのです。

私が「閉」のボタンを押し、ふと扉の外に目をやった瞬間、彼と目が合いました。
彼は私がエレベーターに乗り込んで振り向くまで、その場に立って、じっと待っていたのです。

そして、私が彼の存在に気付いた時、私に向かってお辞儀を開始されたのです。

一瞬だけペコリ、ではなく、扉が閉まるまでの間、彼は深々とお辞儀をしつづけました。
私が乗ったエレベーターの扉が閉まって、完全に見えなくなるまで、彼は深々と頭を下げていました。

その光景は、通りを歩いている周囲の人が見たら不思議な感じだったと思います。

ビルの1階のガラス扉に向かって深々とお辞儀をしている青年って、
普段はあまり見かけませんし。

ガラス扉の入口付近には誰もおらず、
その奥にあるエレベーターの中にいる人に対してお辞儀をしているなんて、
パッと見ただけでは気付きません。

その後、彼が転職先で活躍されていることを伝え聞く度に、
彼のお辞儀した姿を思い出します。

彼は私に気に入られたくてお辞儀をしたのではなく
誰に対しても、礼儀正しく、誠実に接する方でした。

あれから数年経過した、このブログを書いている今でも、
私は彼の姿を鮮明に思い出すことができます。

その場面は、一枚の写真のように、私の脳に記憶されているからです。

さらにもう1人、その「ガラス扉に向かってお辞儀し続けた彼」と会った数週間後、
彼とまったく同じことをやられた女性がいらっしゃいます。
その女性も、当然ながら、一発で面接合格でした。

自分で目標を定めて、それをクリアすることに喜びを感じる方で、
「自ら成長するタイプの方」でした。

自分が会社に対して、
どんな貢献が出来るのか「他者への貢献」を常に考えている方でした。

面接に一発で合格する人って

さて、冒頭の質問に対する回答です。

面接に一発で合格する人って、
「ビルの外から、エレベーターに乗っている人の姿が見えなくなるまで、
深々と本気のお辞儀が出来る人」です。

もし、あなたが社長だったら、こんな人と一緒に働きたいと思いませんか?

私だったら、無条件で働きたいです。

だって、こんなことが普通にできるって、絶対に良いヤツに間違いないから。(笑)

あのお二人には、漢字の「凛」(りん)という言葉が、まさにピッタリだと思います。

【凛(りん)】態度・容姿・声などが、きびしくひきしまっているさま。

真っ直ぐで、誠実で、潔く、本当に素敵な人たちでした。

本日も、最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

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