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【天職】人は何のために働くのか?(マズローの欲求5段階とコラボ)

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【天職】人は何のために働くのか?(マズローの欲求5段階とコラボ)

皆さん、こんにちは。

本日も前回に引き続き、仕事探しについて考えていきたいと思います。

さて、前回はマコなり社長のブログを全面的に取り上げました。

 

ブログ記事の冒頭で、イエール大学のエイミー准教授の研究が紹介されています。

エイミー准教授の研究によると、
人が仕事をする動機は、「ジョブ」「キャリア」「コーリング」
3タイプに大きく分けられるということでした。

イエール大学のエイミー准教授の研究による3タイプ

①Job(ジョブ):報酬の為に働く仕事

②Carrer(キャリア):昇進の為に働く仕事

③Calling(コーリング):社会的意義の為に働く仕事

で、上記の3つの中で、最も幸福度が高いのは
「Calling(コーリング)」だと説明されていました。

それを受けて、マコなり社長から提言がありました。

以下はその要約です。

マコなり社長の意見「キャリア型の仕事探しは、独りよがり」

求職者のうち8割以上の人が
仕事をキャリアとして捉えているように感じる。

キャリア=成長を求めて働く人は
終わりのない短距離走を繰り返しているようなものだ。

数字に追われて焦ったり、
他人と比べて劣等感を感じたりする人も多い。

周りが見えず利己的な行動をとるようになる。

マコなり社長の意見「コーリング型の仕事探しこそ、人生の価値」

人生の目的は「成長する」ことではなく、幸せに生きること。

成長よりも今この瞬間をいかに幸せを感じて生きるか、
それを生涯に渡って続けられるか。

そのためには、心からやりがいを感じられる
天職を見つける必要がある。

自分の仕事に誇りを持つことが出来れば、
劣等感に苛まれることもない。

成長できる環境ではなく、
心から意義を感じられる仕事=コーリングを見つけよう。

まるきんによるジョブ、キャリア、コーリングの定義

で、このマコなり社長の意見には、
私も全く同感だというのが、前回のあらすじでした。(笑)

で、物事をシンプルに要約するのが好きな私は、
3つのタイプを一言で、まとめてみました。

それが下記です。

タイプ① JOB ジョブ(生活費を稼ぐための仕事)

●仕事へのモチベーションは?

「お金、労働に対する対価を得ること」

●仕事を別な言葉で言い換えるならば?

「退屈なこと、なるべく楽して稼ぎたい」

●仕事で得られる成果は?

「給料」

●その人にとっての楽しみは?

「週末の休み、長期の休み、プライベートの充実」

タイプ② Carrer キャリア(職業・専門的職業)

●仕事へのモチベーションは?

「報酬額、出世、昇進すること」

●仕事を別な言葉で言い換えるならば?

「競争、争い、自分の市場価値」

●仕事で得られる成果は?

「地位、名声、ポジション」

●その人にとっての楽しみは?

「次の昇進、昇格、役職、他者からの評価」

タイプ③ Calling(天職・生涯の仕事)

●仕事へのモチベーションは?

「成果、業績、充実感を得る」

●仕事を別な言葉で言い換えるならば?

「情熱を傾ける対象、夢中になること」

●仕事で得られる成果は?

「充足感、達成感、他者を満足させる、他者への貢献」

●その人にとっての楽しみは?

「より多くの仕事、多くの仲間との出会い」

さらにこれをシンプルに要約したものが下記です。

まるきんによるシンプルまとめ

人が仕事をする目的は大きく3つあり、ジョブとキャリア、コーリングです。

で、その3つの違いを、一行で、表現します

①ジョブとは、「お金のために働く」こと

②キャリアとは、「自己満足のために働く」こと

③コーリングは、「他者満足のために働く」こと

エイミー准教授の3タイプとまるきんによる合わせ技

はい、言葉で書くより、ちょっと図にしてみます。

つまり、世の中のほとんどの人が、生活のために働いているジョブに属している。

さらに、自己成長とキャリアアップを目指している人たちが、その上にあるキャリア。

最後の頂点の部分、天から与えられた仕事、それがコーリングです。

これで、スッキリしましたね。(笑)

で、ここから話は全く変わります。

最近、メディア等で「承認欲求」という言葉を聞く機会が増えたように思います。

次の章では、その言葉の提唱者である、心理学者マズローについて、解説します。

アブラハム・マズローの欲求5段階説とは?

「マズローの欲求5段階説」とは心理学者アブラハム・マズローが

「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、

人間の欲求を5段階に理論化したものです。

アブラハム・マズローについて

マズローは、1908年4月1日、米国ニューヨーク州に生まれた心理学者で、
人間心理学の生みの親と言われている人物です。

それまで、人間心理学で主流だった精神分析と行動主義とは異なる
「第3の勢力」として、主体性・創造性・自己実現・成長促進といった
人間の肯定的側面を強調した人間観にもとづく心理学を提唱しました。

マズローの欲求5段階説

人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると
次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しています。

第1段階:生理的欲求

  • 空腹、睡眠など、生命を維持したい。

第2段階:安全欲求

  • 生命に関するものを安定的に維持したい。
  • 安心・安全な暮らしへの欲求。

第3段階:社会的欲求

  • 他者と関わりたい、集団に帰属したい。
  • 友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求。

第4段階:承認欲求(尊重欲求)

  • 他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求。

第5段階:自己実現欲求

  • 自分の世界観・人生観に基づいて「あるべき自分」になりたいと願う欲求。
  • 自分の能力を発揮して、創造的活動をしたい。

第6段階:自己超越欲求

  • 自分だけの利益を求めるのではなく、
    世の役に立つから、誰かの助けになるから
    自分だけでなく、他の人々も豊かにしたいという欲求
  • 利他主義

ちなみに、この6番目「自己超越」とは、マズローが晩年に追加した理論です。

彼は晩年になって、5段階の欲求階層の上に、

さらにもう一つの段階があることを発見し、

それが「自己超越」(self-transcendence)の段階であると発表しました。

もう少し補足すると・・・

国やコミュニティの為に、何らかの目的を達成しようという欲求です。

例えば、マザーテレサが貧困や病気に苦しむ人達の

救済活動に生涯を捧げたような、

見返りのない慈善的な欲求がこの自己超越欲求にあたります。

このように「他者への貢献」を指します。

で、これを図式化してみますと、次のようになるかと思います。

はい、これも、図解説が一番だと思いましたので。(笑)

ちょっと、私なりに補足します。

ピラミッド図の上位概念に行けば行くほど、

小さな利害損得の精神が無くなってきます。

物質的な満足度ではなく、精神的な満足度が重視されます。

さらに、自己と他者との関係性に重きを置く生き方となり、孤独感が減ります。

社会的貢献度の高さ=有意義な人生を送っているという満足感が生まれます

もはや、自分のエゴや見栄とか、物質的な欲求を超えて、

時間と言う大きな流れの中で、生かされているという感覚になります。

三人の定義を合体させてみた

で、今日はパワーポイントによる図解説が多いのですが、

エイミー准教授、私、マズローを一つに合体させてみたいと思います。

なんか、私以外のビッグネームに申し訳ない気持ちですが。(笑)

上のピラミッドの図に、横棒を二本入れて見た場合、

「コーリング天職」と「他者貢献」と「自己超越」は、

すべて同じレベル感にあることが分かります。

表現は違いますが、本質は似ています。

同列に位置する概念だということが分かります。

実は、これこそ、私が今回、皆さんにお伝えしたかったことです。

人間として目指すべき第三の領域

これを、もっと分かりやすくするために、

私は敢えて、三つの「領域」と呼んでみました。

下から、第一の領域、第二の領域、第三の領域です。

下から上に向かうほど、より上位の概念になります。

 

ここから先は、あくまで私個人の考えなので、

学術的な裏付けとか、誰かの研究論文とかは、ありません。

私がこの図を眺めてみて、感じたことをそのまま書きます。

第一の領域とは?

まず、第一の領域は、人間として、最低限の生活を営む領域。

衣食住が満たされて、安全性が確保されて、

生きるための最低限の条件が整った状態です。

マズローでいうと第一段階から第三段階。

エイミー准教授でいうと、食うための仕事なので、「ジョブ」です。

第二の領域とは?

次に、第一の領域で最低限度の生活と、

食うための仕事(JOB)が確保されたので、

次は人間としての尊厳、自分のプライドやスキル、

仕事を通じた自分の存在価値をアピールするレベルへ移ります。

それが第二の領域である「キャリア」の領域です。

目指すべき目的地は自己の成長と発展です。

スタンスとしては、常に他者と自分を比較し、

自分の位置を確認しながら、自分の価値を世に問う。

そこから、自分が何者かを知るという姿勢です。

人と競争し、切磋琢磨し、葛藤や悩みの中で、自分を知るための時間です。

独りよがりとも言えますし、自己満足とも言えます。

第三の領域とは?

ここは言ってみれば、ラストステージです。

人間としての、最上位の領域となります。

「コーリング=天職」であり、

自分のエゴを脱却して、自己超越した段階

他者への貢献を目的として生きるレベルになります。

ただ、別にみんながみんな、マザーテレサのように

宗教者として生きる必要はないと思います。

(さすがに無理ですしね)

つまり、自分に与えられた環境の中で、最もふさわしい仕事を選ぶ。

パン屋ならパン屋、

英語教師なら英語教師、

トラック運転手はトラック運転手、

医者は医者、

サーカス団員はサーカス団員として、

ひたすら生きる。

要するに、自分に与えられた仕事(天職)をまっとうすることだと思います。

人それぞれ、顔かたちが違うように、得意なことも違います。

誰かにとって不得意なことは、誰かの得意分野だったりします。

それが絡み合うことで、世の中はうまく回るからです。

あなたにとっての「仕事」とは、
社会における「あなたの居場所」です。

その場所で、あなたが自分の能力を発揮することで
何らかの形で「社会に貢献している」ことになります。

それ故に「他者への貢献」という表現になります。

これからの時代における仕事探し

さて、そろそろ終わります。

ここまでお付き合い下さったあなたへ、

転職エージェントである私からのアドバイスです。

あなたが、自分が望む仕事を探したいならば、
ぜひ、上の方にある第三の領域へ目線を上げてください。

ピラミッドの下の方にある、ジョブの目線で行くと、
あなたは思うような仕事と、出会えない可能性が高くなります。

この「目線をどこに合わせるか?」に注意してください。

次に、ピラミッドの中間のキャリアの目線で行くと、
短期的には人生は好転しているように感じますが、
長期的には実りが少ないかもしれません。

精神的な充足感が得られず、孤独になっていくと予想されます。

この「キャリア志向」という概念は、バブル時代とか、
10年前とかであれば、有効だったかもしれません。

しかし、2020年代となった今からすると、
時代遅れの古いスタイルだと感じます。

まとめ:コーリング=天職の一択

で、最終的には「コーリング:天職」の一択となります。

時代的にも、ますます、コーリングを探す人が増えていくと予想されます。

あなたがそうじゃなくても、あなたの周りが変わります。

テクノロジーが進化して、機械に置き換わっていくと、

人間がやれる仕事がだんだん減っていきます。

その時に、必要になるのが

「私はなぜ、この仕事をやるのか?」

という根源的な問いです。

自分自身に対する問いです。

先ほどの生活費を稼ぐためのジョブのように、

週末の休日が楽しみで、時間を切り売りして、お金に換える労働。

そんな気楽で、能天気な仕事は、ますます減ってきます。

次の10年を生き延びるために

最後に、次の10年を生き延びるためには

自分のコーリングは何かを早く探すことだと思います。

すぐに見つからなくても構いません。

もしかしたら、探している途中で、

あなたの人生が終わるかもしれません。

でも、それで良いと私は思います。

なぜなら、自分の天職を探そうとする行為、

それこそが、私たちが人間だという証拠だからです。

主体性を持って生きるという選択をしているからです。

以上、あなたのお仕事探しの参考にして頂けたら、私は嬉しいです。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

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