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【コロナ転職】会社選び・面接訪問時のオフィス・チェックポイント

めがね⑥ 面接を受ける・合格する
この記事は約14分で読めます。

会社選び・面接訪問時のオフィス・チェックポイント

皆さんこんにちは。

本日のテーマは会社訪問時のチェックポイントです。

ちなみに、転職エージェントである私は、

募集される求人内容をヒアリングするために、その会社の社長や人事担当者を訪問します

求人の依頼を受ける段階で、必ず、最低一回は、その会社を訪問します。

私の場合、訪問したことがない会社の求人を受けることは、絶対にありません。

だって、自分が訪問したことが無い会社を「良い会社ですよ」って、

求職者へ紹介するって、あまりにも無責任でしょ?

そう思いませんか?

で、話を戻すと、皆さんも会社を訪問することって、ありますよね?

●学生であれば、就職活動における合同説明会。

●社会人であれば、転職の面接。

●営業職であれば、新規営業開拓の際など。

人によって、どのタイミングで会社を訪問するかはマチマチだと思います。

転職する、しない、に関わらず、会社に対する見方を養っていただけたら幸いです。

まずは本日の「まとめ」です。

●この記事の対象となる方

・今度、オンライン面接を受けられる方
・次が最終面接で、初めて会社を訪問される方
・自宅と会社が離れていて、土地勘が無い
・職場の人間関係を重視した転職活動をしている方

●この記事を読んで分かること

・オンライン面接のリスクとメリット・デメリット
会社訪問した際のチェックポイント
・短時間で職場を見極める力

●最終的な結果(あなたのゴール)

人間関係の良い職場の探し方
・ブラック企業から危険回避
パワハラ社風を見破る
・最終的には、後悔のない会社選び

オンライン面接では分からないこと

なぜ、私が2021年のこのタイミングで、会社訪問のネタを取り上げたのか?

あなたは、その理由が分かりますか?

 

それは、採用のやり方が大きく変わったからです。

2019年のコロナ前までは、会社を訪問して面接を受けるのが一般的でした。

しかし、2020年以降、オンラインによる面接が一般化したからです。

 

採用選考は、すべてオンライン

一次面接、二次面接、最終面接まで、オンラインで決まるケースが増えました。

でも本当に良いことばかりなのか、気になりますよね?

いつものように、求職者側のメリットとデメリットを考えてみました。

オンライン面接の求職者側のメリット

●企業を訪問する必要がないため、スケジュール調整がしやすい。

●自宅から遠い会社へ応募する際、交通費・宿泊費などのコストがかからない。

●パソコンとインターネットさえあれば、時間や場所を選ばず面接可能。

●自分がリラックスできる場所で受けることができる。

でも、デメリットもあります。

オンライン面接の求職者側のデメリット

●カメラ越しのやり取りなので、自分が言いたいことや熱意を伝えにくい。

●面接官と1対1の面接だと、その会社の雰囲気が分かりにくい。

●限られた情報の中で、自分の適性に合うかどうかを判断しなければならない。

訪問しないと分からない、本当の姿

はい、ここまでは皆さん、納得されるかと思います。

ただ、転職活動をしている方の中には、

下記のような失敗を経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか?

古い日本語で言うと「後悔先に立たず」です。

今風な言い方ですと「やっちまった」状態です。

下記の内容は、入社後に気が付くことが多い、残念ポイントの例です。

<入社してから気づいたこと>

●人事担当者は感じが良かったが、現場の担当者は堅い感じだった。

●社内の人たちの表情が暗い、おとなしい、というか活気が無い。

●人を品定めするような目つきの人がいる。

●職場の雰囲気も殺伐とした感じで、なんとなく暗い感じ。

●職場が散らかっている・寒い・窓が無い・暑苦しい・閉塞感があるなど。

●ビル自体が古く、他のテナントには、怪しい雰囲気の会社が多い。

●オフィスじゃなく、事務所という雰囲気。

これから未来に向けて羽ばたこうとしているあなたなら、

どれも入社前に知っておきたいはずです。

上記は会社を選ぶ際の、決定的な要因とは言えませんが、

なんか気になりますよね?

なるべくなら、事前に分かっておいた方が嬉しいですよね?

最終的な判断をする前に、最低一回は会社を訪問しておく

あとで「しまった」と悔やんでも始まりません

そのためにも、最低一回は、職場訪問をすることをお勧めします。

内定をもらった後では、断るタイミングとして遅い気がします。

相手に対しても、ちょっと失礼な印象です

 

できれば、最終的な判断をする前に、

会社を訪問させて貰った方が良いと思います。

最終面接が会社での対面による面接なら、

その時にチェックしてください

 

訪問することによって、文字情報だけではわからない

職場の「環境」「雰囲気」「働いている人の様子」等を

直接、確認することができます。

会社訪問時のチェックポイント

オフィス周辺の環境を確認する

●最寄り駅はどこか?

●そのオフィス街の雰囲気や評判、歓楽街や飲み屋街じゃないか?

●近くには、どんな会社が多いか?

●途中にコンビニ等はあるか?利便性はどうか?

●会社が入っているビルには、他にどんなテナントが入っているか?

オフィスに到着後のチェック

トイレ

●その会社のトイレは清潔か?

●洗面台横のゴミ箱から、手を拭いた紙がはみ出していないか?

まず、トイレからいきます

洗面台が水浸しだったりする会社は、だいたいダメな会社です。

あと、男性トイレの床が濡れているのも、イヤな感じがします

 

トイレが汚い理由は、そこで働く社員が綺麗に使おうという意識が無いからです。

学校じゃないので「トイレは綺麗に使おう」といった壁の貼り紙も無意味です。

トイレは男女・年齢に関わらず、誰でも使う場所であり、

その共用部分=パブリックスペースを汚すということは、

「自分さえ良ければ」という自己中心的な考えの社員が多いという証拠です。

 

これは「定期的に清掃されているかどうか?」とは別の問題です。

職場における、社員のモラルが高いか低いか、ということだと思います。

廊下とエントランス

次は廊下です。

あなたがトイレを出たら、その会社の社員とすれ違うかもしれません。

廊下では特に挨拶もなく、すれ違っても良いですが、

エントランスの中に入ったら、彼らはどんな対応をするでしょうか?

<社員の対応例>

●「こんにちは」または「いらっしゃいませ」と会釈してすれ違う。→普通レベル

●「本日はどちらへお越しでしょうか?」と担当者へつないでくれる→良い

●あなたの姿を見たが、特に反応することもなく素通り。→悪い

●そもそも、あなたの存在に気づかなかった。→完全にダメ

これらは、私が会社訪問をした際の体験談です。(笑)

一番最後の、存在に気づかなかったというのは、正しくありません。

本当は「気づかなかった」じゃなく「無視」でした。(笑)

 

要するに「自分とは無関係なので、知らない」というスタンスです。

その会社のエントランスに来ているという時点で、誰でもお客様です

取引先か、お客様か、面接希望者のどれかになるはずですが、

彼らは綺麗に無視します。

 

会釈もありません。(笑)

そのお客さんが、会社にとって、どういう存在かは関係なく。

「なるべく自分は無関係でいたい・面倒くさい」という心理状態だと思います。

 

そんな会社は「他人が何をしていようが関係ないもんね」という社風です。(笑)

この素敵な職場に、あなたは入社したいですか?(笑)

 

その会社にとって、フロア内の廊下ですれ違う人は、

もしかしたら、会社にとって非常に大事な人物かもしれないのです。

 

普通に考えれば、会釈くらいしても良いかと思いますが、

彼らは、すれ違っても無視だったり、

来訪者が困っていても気にも留めません

 

自分は営業職だからとか、私はエンジニアだからとか、

職種のせいにするのも違うと思います。

業界がどうのとか、そういう話でもありません

 

「人に対する親切心」とか、

「普通レベルの挨拶」といった、

「基本的な対人コミュニケーション力があるかないか?」という話です。

 

 

・・・話を戻します。

そんな社員ばかりの職場は、

顧客をはじめとする来訪者からの印象が良くなりません。

やがて、その会社の業績にも悪影響が出ることでしょう。

その社員のレベルと同じく、低い意識レベルの顧客や取引先しか集まってきません。

挨拶とか、礼儀とか、当たり前のことを、

当たり前に出来ない会社は、残念な会社です。

受付

会社の受付には様々な形態があります。

最近では、受付に女性がいない場合が多くなりました。

エントランスにパネルと電話が置いてあって、

そこから内線で担当者を呼び出すスタイルです。

数十名の担当者名が記載されていて、そこから探して呼び出すスタイルです。

●部署と役職名まで分かっていれば、すぐ探せるが、知らない場合は苦労する。

●同じ苗字の担当者が複数いて、どちらか迷う。

●目的の番号を探してダイヤルしても、その番号が出ない、つながらない。

初訪問の際には、ちょっと手間取ったりします。

「管理部」なのか「人事部」なのか、面接官の部署名が分からないことがあります。

で、さんざん迷って、結局、「代表受付」の「00番」を押したりする私です。

まあ、別に悪くはないですが、不親切ですよね?(笑)

 

オフィスに入ってからのチェック

さて、あなたは執務室(実際に働くデスクがあるエリア)へ入りました。

ここでもチェックするべきポイントがあります。

オフィス内は静か?それとも、にぎやか?

社員がオフィス内を小走りで移動している場合は、

慢性的に忙しい会社かもしれません。

 

例えば、営業担当者が誰かと電話している姿は「素の状態」だと思います。

その担当者が笑顔で会話をしていれば、

内容までは聞こえなくても、特に問題ないと思います。

 

ただ、他の電話が鳴っているのに、

誰も出なかったりという状況とかは、いただけません。

 

ここでまず、あなたが確認するべきは、

オフィス全体を支配している空気が温かいか、冷たいか?です。

 

例えば、極端な例ですが、

そのオフィスにいる全員がパソコン画面をにらんで、

物音一つしない静かなオフィス。

誰とも全く口をきかず、緊張の連続だと、ちょっと息苦しい感じです。(笑)

 

ここは要するに、職場の雰囲気です。

あなたが問題なく働けそうなオフィス環境なのか?

ここはご自身の肌感覚で良いと思います。

ゴミ箱はキレイか?

ゴミ箱もけっこう大事です。(笑)

オフィス机の近くにあるゴミ箱が汚い場合は、

そこで働く社員のモラルが低いということです。

 

契約書とかの書類が、そのままゴミ箱に突っ込まれている会社は、危ないです。

情報の大切さ、情報漏洩の危険性を分かっていません。

 

どうせ書き損じのミスプリントだからとか、そういう問題じゃなく

シュレッダーで廃棄するのが基本だからです。

これはだいたい、会社の業績と一致します

 

赤字の会社の職場は、ほとんどがこんな感じで、

だいたい整理整頓がなされていません。

 

昔の学園ドラマ、金八先生で出てきたセリフ

「服装の乱れは、心の乱れ」と似ています。(笑)

「オフィスの乱れは、心の乱れ」とも言えます。

 

あと、ゴミ箱のそばに付箋紙が一枚、落ちていても、

誰も拾わないオフィスもあります。

社員のみんなは気が付いているのに「自分が捨てたゴミじゃない」と思っているからです。

 

そういう職場は、「自分は自分、他人は他人」という考え方なので、

協同意識とか、チームワークとかとは無縁の社会です。

 

特に、気の弱い人、優しい人、断れない人には、不向きな職場です。

仕事に対する目線が低い職場には、それなりのレベルの人しか集まりません。

かなりの確率で、ミスマッチが起こりやすい職場だったりします。

 

清潔感のある服装か?

ぜひ、そこで働かれている社員の服装もチェックしてください。

 

●女性の場合

攻めた感じの服装の女性がいる職場は、

比較的キツめの職場が多いと思います。

 

攻めた感じの服装とは、仕事をする上では、

あまりふさわしくない服装です。

 

露出が多い服、透ける素材、体のラインが出すぎたデザインなどです。

ビジネスの場では、過度な女性らしさを出すのは、好まれない場合が多いためです。

プライベートなら自由です、もちろん)

 

●男性の場合は、やはり清潔感

不潔、シワシワ、ヨレヨレ、だらしなさ、

派手、下品に見えるものはNGだと思います。

男性も女性も、シンプルで清潔。

結局、これが一番だと思います。

壁に貼られたモットーやスローガン

これもよくあるのが、貼り紙です

その職場の責任者(部長とかマネージャー)が目指している

組織としての目標、チーム目標が壁に貼り付けてあるケースです。

 

「今期の売上目標●●億円」のように、

金額、数値の場合もあります。

「個の力を結集して、新たなる成長ステージへ」のように

コンセプト重視の場合もあります。

 

その部門長の頭の中にある価値観を

言葉にした場合が多いので、これも要チェックです。

あまりにもあなたの価値観とかけ離れている場合は、入社するのは危険です。

すみやかに辞退した方が良いと思います。

【なぜ重要?】上司と価値観が合わないと活躍できない

上司との価値観の一致は、働く上での絶対条件です。

もし、上司の価値観と、あなたの価値観がズレていたら、

あなたは短期で退職することになります。

ほぼ間違いなく

 

以前、退職の三大理由について、記事を書いたことがあります。

<退職の三大理由>

●一位・ヒト:職場の人間関係、特に上司との関係

●二位・モノ:仕事内容、業務における成長など

●三位・カネ:給与、待遇、福利厚生など

つまり、自分のボスと、価値観を共有することは、鉄則です。

その理由は、上司があなたの生殺与奪(せいさいよだつ)を握っているからです。

言葉の意味は、あなたが生きるか死ぬかの決定権を握っているということです。

 

上司は、あなたの人事評価の査定をする立場であり、

あなたの給与決定にも少なからず影響を及ぼします

 

もし、面接選考の際に、上司になる予定の方の言動に

違和感や危険な匂いを感じたら、勿体ないですが、

その職場はやめておいた方が無難だと思います。

あなたが、年齢を重ねれば重ねるほど、

「ああ、このタイプの上司はダメかも?」と分かってくるはずです。

あなたがどうこう、ではなく、向こうの問題ということもあり得ます。

ここはもう、理屈は抜きで、直感で判断して良いと思います。

本題に戻します。

で、職場内を見てチェックすることでしたよね。

行動予定表は?

社員の行動予定表に記載があるかどうか、ここも重要です

特に、帰社時間が書いていない場合は、

自己裁量で動く職場の確率が高いからです。

社員の行動に、細かい指示が無い。

 

それ自体は、悪いことではありません。

自分の仕事ぶりに、いちいち口出しされない自由な職場は

あなたにとって、理想的な環境かもしれません。

 

ただ、それほど甘い職場は無いので

向こう半年間は、報告・連絡・相談は絶対にマメにやってください

信頼を勝ち得るまでは、アウェイな環境であることを忘れずに。

さいごに・・・五感で判断する

さて、会社訪問する際のチェックポイント、如何でしたでしょうか?

オンライン面接では分からないことだらけだと思います。

 

やはり、行ってみて、見てみて、感じること=五感は大事です

オンライン面接は確かに手軽で、時間の調整も簡単で、安上がりです。

しかし、その時の便利さと、人生を変える選択である転職を、

同列に並べてはいけません。

 

ここは手間だと思っても、しっかり会社訪問して、

見定めて、納得してから、内定を承諾されてください

 

<おさらい>

職場の確認ポイントは「環境」「雰囲気」「働いている人の様子」です。

 

最後に一言。

この記事を読まれた方の、転職成功を祈っています!

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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