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【中途採用】面接官のチェックシートでは、どこを見られているのか?

mensetsu⑥ 面接を受けて、合格する
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面接官のチェックシートではどこを見られているのか?

皆さん、こんにちは。

さて、本日のテーマは、面接官チェックシートです。

本題に行く前に、説明します。
まず、私は現在、2つの立場で、求職者とお会いしています。

1つめは、キャリアカウンセリング面談です。

人材紹介コンサルタントである私にとっては、ルーティン業務です。
通常は転職エージェントとして、求人企業から依頼を受けて
人選を行い、候補者をさがします。

もっともふさわしい候補者が現れたら、
その時点で求人企業へご推薦、合格まで導きます。
もし、候補者が現れなかったら、数ヶ月も探し続けることになります。

ひたすら、候補者へアプローチして、面談を行います。

実際の場面では、求職者の経歴を丹念にうかがって、
価値観やしごと観、ご希望条件を伺ってから、
その方が望まれる仕事探しのお手伝いをする感じです。

もう1つは、一次面接官です。

これは自分の会社の面接官です。
中途採用の際、応募者に来社して頂いて、面接を実施します。
目の前にいる応募者を「雇う、雇わない」を自分で判断します

言葉の使い分け

両方とも求職者と会うことに変わりはありませんが、
転職エージェントという立場でお会いする時は
「候補者」との「面談」と呼びます。

採用面接官という立場でお会いする時は
「応募者」との「面接」と呼びます。

この二つの言葉は似ていますが、
けっこうキッチリ、使い分けをしています。

1日に複数の予定が入っていて、面接と面談が交互にあるときなど、
ゴチャゴチャしてしまいます。

連絡ミスなどを防止する上で、言葉の使い分けは、
けっこう重要だったりします。(笑)

と、前置きはここまでで、本題に入ります。

 

説明

面接官チェックシート(例)

自社の中途採用の場合は、下記のような面接官チェックシートを使います。
目的は、人物評価のバラつきをなくすためです。

多くの場合、採用担当者によって、
判断基準がマチマチになってしまい、軸がぶれてしまいます。

採用に慣れた年配の面接官と、
不慣れな若い面接官では、どうしても違いがでます。

だからと言って、年配の面接官に固定してしまうと、
若い面接官が成長するきっかけがなくなります。

会社としては、特定の人物のスキルに
依存してしまい、良い状態とはいえません。

なので、誰がやっても、ある一定の評価基準になるような、仕組みが必要となります。

「誰が、誰を、いつ、どういう基準で選考したのか?」
というプロセスを明確にするためです。

この履歴を残さないと「思いつき採用」
「行き当たりばったり採用」になる危険性があります。

【①人物の印象】

全体の印象(みかけ)は? [ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
清潔でハツラツとし、好感が持てるか? [ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
表情の豊かさ・笑顔は? [ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
口調・声のトーンはどうか? [ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]

ここは、第一印象のカテゴリです。
明るく元気でハキハキしている人、
エネルギッシュな人であれば、問題ありません。

今は対面での面接を行っていますが、
室内なので、お互いにマスクは着用しています。
マスク越しですが、表情はちゃんと分かります

あと、入口から会議室に入る際にも、
うつむき気味とかでなければOKです。

たまに、亡霊のように、
無言で私の後をついてくる人がいらっしゃいますが、
ちょっと怖いです。(笑)

面接の際の、質疑応答では、声のトーンとか、抑揚の有無も見ます。

自分たちのチームに配属された場合、
どんな雰囲気になるかをシミュレーションしています。

特に、チームのカラーと合うかどうかは、かなり見ています。

【②作法】

礼儀正しいか?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
敬語・丁寧語の使い方は?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]

ここは、入室してからの態度、動作がきびきびしているか?です。

ピシッとした人であれば、好印象です。
ちょっとダラっとした人は、評点が下がります。

こちらが会社説明をしている際に、

「うん、うん」とうなずく人は、イマイチ
「はい、はい」と相づちを返してくれる人は、高評価です。

【③コミュニケーション力】

こちらの説明を聞く態度(拝聴姿勢)は?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
こちらの質問に端的、明確に答えているか?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
こちらの質問に対する説明の分かりやすさは?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]

ズバリ、報告の仕方によって、
メンバーとしてやっていけるかを見ています。

自分の部下になる場合、
“結論から先に言うタイプ”か、
“説明から入るタイプ”かを判断します。

私の場合は、結論から言って欲しいので、要約して話せる人かどうかを見ています。

また、こちらの質問に対して、
マトを得た答えを返してくれるかどうかも、重要だったりします。

回りくどい人、微妙にズレた答えをする人は、残念な印象です。

対面での面接なので、リスクヘッジをするために、答えが慎重になり、
その結果、説明が長いというタイプが多いと思います。

面接官に気に入られようとして、慎重になりすぎて
イエス・ノーの意思表示をはっきりさせない人は、
やや、責任回避の傾向があります。

そういう方は、仕事やモノごとの
優先順位をタテに並べて、順番に片づけるのではなく
ヨコに並べてしまって、自分で抱え込んでしまうタイプの方が多いです。

さらに、行動の特徴としては、説明は丁寧ですが
動き出しの一歩目が、遅く、スロー・スターターです。

そういうタイプの方は、いざというとき、
アタフタして、頼りにならない人が多いという印象です。

※あくまでも私個人の印象です。

【④意欲・態度】

就業に対して積極的か?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
先輩を敬う姿勢が見られるか?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
謙虚さはあるか?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
伸びシロ(潜在能力)はありそうか?[ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]

ここは、その方の仕事や人に対する、基本動作です。
「そもそも、何のために働きたいのですか?」という
根本理由をご自身の言葉で語っていただきます。

「上司から見たあなたは、どんな部下だったと思いますか?」という質問もします。

それは入口なので、さらに突っ込んだ質問を重ねて、深く掘っていきます

【⑤自働力】

自分で積極的に動けそうな人物か? [ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
責任感はありそうか? [ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
スピード感はありそうか? [ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]
他の社員と協調してやっていけそうか? [ 最高5点・4点・3点・2点・最低1点 ]

上司からの指示まちタイプの方は、残念な感じです。
言われたことを従順にこなすゼネラリストタイプは、ここで、ほぼ落ちます

それよりも、自分から積極的に働きかける、
主体的な人が評価されます。(弊社では)

ここでは、職務経歴書を見ながら、過去の職場でのエピソードを話してもらいます。
成功体験、失敗体験などのエピソードを交えながら、説明してもらう時間です。

失敗があるかどうかは問題ではなく、
「そこから何を学んだのか?」を知りたいだけです。

逆に、失敗したことが無い人は、チャレンジしない人だと思われて、低評価です。

【最後の質問】

①-⑤の合計●●点/85点満点中
ズバリ、この方は仲間としてやっていけそうか?YES  or   NO

で、面接が終わった直後に集計をして、合計点を出します。

まず、満点は85点です。

このチェックシートは、無理やり100点満点にする必要がなかったので、
そのまま85点満点にしました。

ちなみに、すべての質問項目を真ん中の3点にすると、合計51点となります。
ただ、51点では、真ん中なので、不合格です

私の場合でいうと、採用される方は、だいたい60点以上です。
①-⑤の、どこかのカテゴリで4点、5点をいくつか取らないと、60点オーバーにはなりません。

最後の「仲間としてやっていけそうか?」という部分が、実は最重要だったりします。

「たしかに優秀な人だけど、いっしょに働く仲間としては難しい」というケースもよくあります。

ここは、チームワークという観点で、総合的に判断します。

チームワーク

まるきん解説

面接官によって、点数の甘い、辛いがあります。
なので、最初に面接官へルール説明をする際は、
「他の面接官の点数を気にせず、最初から最後まで同じ評価軸で採点して下さい」
と伝えるようにしています。
ちなみに、面接官によって数字がばらつきますが、
良い応募者には、みんな良い点数をつけます。
ここだけは、なぜか、ブレません。(笑)
私が良いと思う人材は、他の面接官も高評価の場合が多いからです。
もし、面接官3名が全員、60点以上をつけた人がいた場合は、すぐ役員面接です。
他の会社へ行かれる前に、うちで決めたいからです。
shake hand

まとめ・・・「採用側の目線」を知る

はい、本日はちょっと雰囲気を変えて、
「採用する側の視点」で書いてみました。
あなたが応募される会社の採用基準までは分かりませんが、
面接官がどこに着目しているのかという、
「さわりの部分」くらいは、
ご理解いただけたのではないかと思います。
あ、それと大事なことを言い忘れていました。
弊社で使っている面接官シートは、右と左に分かれています
今日、ご紹介した上記の①-⑤は、面接官シートの右側半分だけです。
質問内容は、ヒューマンスキルの分野です。
一方、面接官シートの左側半分業務スキルの分野です。
そこには、資格、実務経験、専門分野など、職種に関する質問が並んでいます。
ですので、最終的には、
人物面と、業務面の両方を見て、総合判断という形になります。
以上、あなたの転職活動において、少しでも参考にして頂けたら幸いです。
本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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