※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

【転職面接】よくある質問99と聞かれる順番・自己紹介~最後の質問

面接⑥ 面接を受ける・合格する
この記事は約11分で読めます。

【転職面接】よくある質問99と聞かれる順番・自己紹介~最後の質問

皆さん、こんにちは。

さて、本日のテーマは「面接官からの質問」です。

私が面接官になったつもりで、
冒頭の自己紹介からスタートして、最後の質問まで考えてみました。

それをカテゴリごとに分類して、数えてみたら99個ありました

ちなみに、今日は「面接質問」だけですので、
いつものような「記事まとめ」はありません

というわけで、本題に入ります。

 

さて、面接の本番で、どんな質問が来るかは、

業種、職種、あと、面接官のタイプによって、まったく違います。

しかし、下記の質問は、面接では、よく聞かれることばかりです。

ただ、一度の面接で、この質問をぜんぶ聞かれることはないと思います。

「質問は10個程度で」という、アッサリ派の面接官もいれば、

「最低20個は確認しないと」という慎重派の面接官もいます。

どちらが良い、悪いということではありません。

業界や職種(例えば営業なのか、事務なのか)によって、

求められる資質が違うため、面接官が確認すべき部分が違うからです。

 

念のためにもう一度言いますが、

99個の回答をすべて準備し、丸暗記する必要はありませんので。

「こういう質問をされる、こんな聞き方をされる」

という想定=準備をしておいてください。

質問99個と”聞かれる順番”

まず、それぞれの質問をカテゴリ別に一覧にしてみました。

さらに、折角なので、面接で聞かれるだろうという順番で、並べています。

自己紹介と職務経歴10
成功体験・失敗体験・強み・弱み11
スキル・キャリア・やりがい15
志望動機・仕事に対する知識9
退職理由9
同僚・チームワーク8
キャリアプラン・夢7
自己分析・メンタル7
プライベート10
年収・ポジション・入社時期7
他社への応募状況5
さいごの質問1
 合計99

一般的な流れとしては、まずは冒頭の自己紹介からスタートです。

そこから続いて、
~職務経歴、スキル&キャリアの確認、
~志望動機と退職理由、コミュニケーション能力、チームワーク、
~将来の目標、仕事ができる生活環境か、入社後のイメージ。
~最後の質問という流れで、終わります。

OL

自己紹介と職務経歴

  1. 簡単な自己紹介と、これまでの職務経歴を教えてください。
  2. 現在のおもな担当業務は何ですか?
  3. あなた個人の年間目標と、部門の目標を教えてください。
  4. 何をすれば、評価される会社ですか?
  5. これまでに目標は達成できましたか?
  6. 目標達成の秘訣を教えてください
  7. 過去に、最も主体的に関わった業務は何がありますか?
  8. 現在、ルーチン業務は仕事全体の何割くらいですか?
  9. 月の残業時間は、だいたいどれくらいですか?
  10. 残業についてはどう思いますか?

ここは重要です。

あなたが職務経歴書に書かれた内容のリアリティを確かめられています。

業務内容は職務経歴書に記載があるはずなので、担当されている業務の
責任範囲とか、優先順位とか、深さについて、質問をされると思います。

会社からどんなミッションを受けて、それに対して、どう働いてきたか?
書類には記載のない項目について、こまかく質問されると思います。

時間を意識しながら、仕事をしているか?

何も考えず、ダラダラ仕事をしているか?

業務時間内に時間を終えるために、どう仕組み化しているのか?

成功体験・失敗体験・強み・弱み

  1. 仕事における成功体験はありますか?
  2. 逆に、失敗体験はありますか?
  3. 成功体験から学んだことは何かありますか?
  4. 失敗体験から学んだことは何かありますか?
  5. 今までの仕事で、一番辛かったことはどんなことでしたか?
  6. その辛い局面を、どうやって乗り越えましたか?
  7. あなたの長所・強みを教えてください。
  8. あなたの短所・弱みを教えてください。
  9. 座右の銘・好きな言葉は何ですか?
  10. 尊敬する人は誰ですか?
  11. また、その理由は?

これらの質問には、当然、意図があります。

面接官の意図は「あなたがどれだけ自分を客観視しているか?

という「他者目線」の有無です。

初対面の相手からすると、
長所だろうが短所だろうが、本当のところは分かりません

あなたが発する言葉によって、
「おそらく本当だろう」とか、「ウソかもしれない」とか判断されます。

それよりも重要なことは、「そこから何を学んだか?」ということです。

それがこの質問の本当のねらいです。

例えば、失敗体験で例を挙げます。

業務上で、何らかのトラブルが起こってしまった。

あなたの責任じゃないにせよ、起こったことは、もうしょうがないとします。

問題はそこからです。

あとは、あなたの力で、どこまで状況を改善させるのか?

あなたが何をどう判断し、行動するのか?という思考方法を聞いているわけです。

だから、「その体験から学んだことは?」という本音の質問が来るわけです。

 

スキル・キャリア・やりがい

  1. あなたの専門分野は何ですか?
  2. 仕事をしていて、一番やりがいを感じるのは、どんな時ですか?
  3. 逆に、やりがいを感じないのは、どんな時ですか?
  4. 仕事におけるこだわりや、あなたが大事にしていることは何かありますか?
  5. あなたの業務で、必要とされるセンスや資質には、どんなことがありますか?
  6. 業務に関することで、何か勉強していますか?
  7. あなたがもっと伸ばしたいスキルや、もっと成長させたい部分はありますか?
  8. あなたの経験やスキルを、当社でどう活かしますか?
  9. 入社後にやりたいこと・挑戦したいことは何かありますか?
  10. 業務以外で、関心のある分野や研究テーマはありますか?
  11. 仕事のオンとオフは、どう使い分けていますか?
  12. 人生における優先順位を教えてもらえますか?(仕事・家族・趣味など)
  13. 副業について、どう思いますか?
  14. 副業を通じた、会社と個人の関係性について、どう思いますか?

ここは、あなたの「やる気スイッチ」が何かということを聞かれています。

あなたが仕事で喜びを感じるのは、どこなのか?

お金なのか?

自分の成長なのか?

それともお客様からの「ありがとう」という言葉なのか?

仕事に対する関わり方を聞かれています。

入社後の「伸びしろ」の部分を確認されているわけです。

合格して入社したら、安堵して息切れする人材か?

スタートからさらに成長して、エースになれる人材か

志望動機・仕事に対する知識

  1. 今回、当社に応募された理由を教えてください。
  2. 当社の経営理念・事業理念をご存知ですか?
  3. 当社のサービス・商品をご存知ですか?
  4. あなたの価値観と合っていますか?
  5. 当社にどんなイメージを持っていますか?
  6. 当社のウェブサイトは見られましたか?
  7. どんな職種に興味がありますか?
  8. 5年後、あなたはどうなりたいですか?
  9. 5年後、この業界はどうなると予想しますか?

最重要ポイントは、最初の1と、最後の8.9です。

なぜ、他の会社じゃなく、うちの会社へ応募してきたのか?

どこまで先を見通しながら、仕事に取り組んでいるのか?

それを面接官に納得させられれば、OKです。

 

退職理由

  1. 過去の職場を、退職された理由を教えてください。
  2. 過去の転職において、入社後のギャップなどはありましたか?
  3. 履歴書に空白期間がありますが、この期間は何をしていましたか?
  4. 今回、なぜ、転職したいと思いましたか?
  5. 今の会社に、どんな不満がありますか?
  6. その不満を、自分なりに解決しようと行動しましたか?
  7. 今の会社に、とどまるという選択肢はありますか?
  8. 転職される場合、現在、あなたが担当されている業務はどうなりますか?
  9. 職場の同僚や上司に、迷惑は掛かりませんか?

ズバリ、本気度を聞かれています。

仕事で障害や壁にぶつかった時の、あなたの思考パターンを聞かれています。

「すぐに逃げるような人間じゃありません」と相手に伝えられればOKです。

同僚・チームワーク

  1. 現在、自分のチームはありますか?
  2. 部下は何名いますか?(体制・人数・年数)
  3. 上司から見て、あなたはどう映っていると思いますか?
  4. 部下から見て、あなたはどう映っていると思いますか?
  5. チームマネジメントで、心掛けていることは何かありますか?
  6. チームマネジメントで、苦労したことは何ですか?
  7. 人を育てることは、得意ですか?
  8. 人間関係を良くするコツは、何だと思いますか?

これは、協調性を見られています。

会社は組織で動いていきます。

自分ひとりの力で動かすタイプの人材は、いりません。

どれだけ優秀であろうと、協調性が無いヒトは、必要とされません。

 

キャリアプラン・夢

  1. 今後のキャリアプランを聞かせてください。
  2. 将来の夢、実現したいことは何ですか?
  3. その夢を実現するために努力していることはありますか?
  4. これまでのキャリアを通じて、夢の実現には近付いていますか?
  5. 夢を実現するために、一番大事なことって何だと思いますか?
  6. 転職時に「これだけは譲れない」ということはありますか?
  7. 逆に、さほど気にならないことはありますか?

ここは、積極的に聞かれる場合と、そうでない場合があります。

若い20代の方は、熱く語って良いと思います。

やる気重視で採用されるケースが多いからです。

自己分析・メンタル

  1. 自分のことを、どんな性格だと思いますか?
  2. 人からは、どんな性格だと言われますか?
  3. 苦手なタイプの人はいますか?
  4. その苦手な人と仕事をしなければならないとしたら、どうしますか?
  5. 自分では、メンタルは強い方だと思いますか?
  6. 最近、何か悩みとかストレスはありますか?
  7. 悩みやストレスが出てきたとき、どうやって解決しますか?

これも、客観性を問われています。

自分の性格をどれだけ理解しているのか?ということです。

 

プライベート

  1. 今は一人暮らしですか、同居されていますか?
  2. ご家族には、今回の転職活動を話しましたか?
  3. 転職に際して、ご家族は賛同されていますか?
  4. 体調面では、心身ともに健康ですか?
  5. 食事や健康には気を遣っていますか?
  6. 今、運動はしていますか?
  7. 学生時代に、何かスポーツはしていましたか?
  8. 休みの日は何をしていることが多いですか?
  9. 趣味は何ですか?
  10. その趣味をはじめたのはいつからで、きっかけは何ですか?

仕事をする上での生活環境です。

無難に答えるだけでOKです。

年収・役職ポジション・入社時期

  1. 現在の年収、希望の年収は?
  2. 残業や休日出勤もありますが、大丈夫ですか?
  3. 内定を出したら、ご入社いただけますか?
  4. 入社可能時期は、だいたい、いつ頃ですか?
  5. 勤務地についての希望はありますか?
  6. 役職ポジション、配属部署について、希望はありますか?
  7. 雇用形態や職種について、希望はありますか?

結構、きわどい質問が並んでいます。

2の残業とか休日出勤は、「はい、大丈夫です」と答えること。

ここでひるんだら、一発で不採用決定です。(笑)

1の年収は、残業なしのナマの金額を伝えること。

そのあとに、残業代を含む、支給総額を答えること。

あと、希望の年収額は「御社の規定にお任せします」が無難です。

間違っても「年収600万円以上を希望します」とか言ってはいけません

これは、誘い水です。(笑)

 

他社への応募状況

  1. 他に受けている業界・企業はありますか?
  2. 他社の選考状況を(差支えない範囲で)教えてもらえますか?
  3. 複数の会社から、同時に内定が出た場合、悩むとしたらどこですか?
  4. 転職にあたって、あなたが会社を選ぶ基準は何ですか?
  5. 当社が内定を出した場合、いつごろ合流できそうですか?

重要な質問は、3と4です。

言い方は違いますが、同じことを聞かれています

ここでは「年収です」とか、本音を言ってはいけません。(笑)

「会社の利益に貢献できるか、さらに、自分が成長できるか?で選びます」

これが無難な回答です。(笑)

最後の質問

最後に、あなたから、なにか質問はありますか?

ここは、最低でも5つは準備しておくこと。

面接官からの説明で、3つくらいは言われてしてしまうかもしれません。

そのため、予備も含めて最低5つは準備しておいてください。

もし、5つとも説明されてしまったら、その場のアドリブで、1つは聴くこと。

 

minnanokao

まとめ・・・気を引き締めて

さて、99個の質問、いかがだったでしょうか?

すべての質問に完璧に答えることは難しいかもしれません。

しかし、面接本番の前に、全体像を把握しておけば

パニックにならず、落ち着いて対応できるかと思います。

 

そもそも、面接自体は、どこもだいたい同じです。

アタマの自己紹介から、最後の「何か質問ありますか?」までの流れは一緒です。

大企業も、中小ベンチャー企業も、ほぼ変わりません。

事前にイメージしておけば、ミスする確率はグッと減らせると思います。

 

以上、本日の記事が、あなたの転職活動の参考になれば嬉しいです。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました