【50代・転職成功例】合格者がブログ読者に伝えたい2つの教訓
皆さん、こんにちは。
本日は、「ブログ記事・100回記念」です。
2020年2月にこのブログをスタートさせて、この記事で、ちょうど100本目となります。
いつも有難うございます。
せっかく縁起が良いので、今日はそれにふさわしい内容をお届けします。
50代、男性の「転職成功・リアル体験レポート」です。
じつは、この7月に、ブログの「お問合せ」から、下記のメールが届きました。
まるきん様
はじめまして。
私は関西在住の、現在就職活動中の55歳の男性です。先日、幸運にもまるきん様のブログに行きつき、
参考にさせていただいております。まるきん様のブログを拝見させていただいてからは、
改善点、修正点が本当に多く、転職活動をする上で、
自分が勉強不足だったと、改めて気付かされた次第です。<※中略※>
つきましては、再就職に向けて、是非とも
アドバイスをいただけたらと思っております。このコロナで、さらにご多忙かとお察しする中ですが、
勇気を振り絞ってメールさせて頂きました。
本当はもっと長い文でしたが、冒頭と最後は、こんな感じでした。
とくに、私は、最後の1行が気になりました。
「勇気を振り絞って」という言葉です。
この1行に、この方の「必死さ、熱意」が込められているような気がしました。
と同時に、「ああ、この人は受かる」と思いました。
べつに根拠はありません、いつもの直感です。(笑)
という状況でしたので、また勝手に「この人を絶対に受からせる」と決めました。
それと、どうでも良いことですが、私は、礼儀正しい人が好きです。(笑)
さて、状況から説明しますと・・・
このメールが来たのが7月。
それから2ヵ月後である、この9月になって、無事に面接合格。
内定も承諾されて、無事に転職決定となりました。
さらに、ご入社日も確定したということで、やっと一安心な状態となりました。
本当に、おめでとうございます。
というわけで、前置きが長くなりましたが、
ここからが「リアル転職成功・ドキュメント」です。
私からの質問に対して、この方が答えられるという流れです。
もちろんですが、「やらせなしの、ガチンコ勝負」です。
最後まで読んでいただいたら、
この方が、受かった理由が分かります、
あなたにも・・・かならず。(笑)
転職成功リアル体験レポート
【まるきんからのお願い】最初に、ご自身でニックネームを考えて下さい。(笑)
【よっちさんからの回答】
*あなたのニックネーム:よっち
*年齢、年代、性別など:50代、男性
*前の会社の業界:製造業
*前の職種:物流部門・責任者
*新しい会社の業界:物流企業(トラック輸送、3PL運営)
*新しい会社での職種:幹部候補として営業所管理業務からのスタート
転職活動データ
●質問:応募社数、面接数、内定数など、ざっくりとした数値を教えて下さい。
*応募した社数:約100社程度
*はじめは記録をつけて管理していたけど、途中でやめました。
お見送り(不採用通知)を受けるたびに、精神的に落ち込みます。
とにかく、過去を振り返らず、前を向いて進むほうが良いかもです。
ただし、落ちた際の自己分析は必要だと思います。
*書類選考を通過した社数:9社
*一次面接を通過した社数:9社
*二次面接を通過した社数:5社
*内定を取れた社数:2社
*転職成功までかかった期間:ちょうどぴったり6ヶ月
転職活動をはじめる前
●質問:転職活動を開始する前に考えていたこと、なにかイメージはありましたか?
前の会社が、事業縮小に伴う希望退職者を募った時点で、
自分が65歳までこの会社で働くにあたり、
「自分らしく」活動できるか?に疑問を持ちました。
希望退職の第2次募集、第3次募集があった際に、
今の条件より良いはずもなく、また、若返りを図る会社の取り組みとして、
熟年層をうまく使いこなせておらず、
手っ取り早く「足切り」すれば良いという方向に進んでいるのを感じていました。
そんな状況下で65歳まで働くには不安を感じ、傾く船に、このまましがみつくのか?
いや、自分は泳げる!という判断をして海原に飛び込みました。
●質問:転職活動は、おおよそ、何ヶ月くらいかかると思っていましたか?
早くて1ヶ月で決まると思っていました。
遅くても、3ヶ月もあれば、充分かと思っていました。
ところがどっこい、対岸が見えても、それは蜃気楼でした。
潮流は早く、足もつかなく、水は冷たかったです(苦笑)
●質問:どの業界、どの職種を狙っていましたか?
①業種問わず大手メーカーの物流部門・物流子会社での物流企画管理
②商社の倉庫、出荷管理
自分の強み・向いている仕事を知る
●質問:あなたの強みを一言で言うと、何ですか?
実行力。
とにかく思って考えたことは実行に移す。
強い履歴書と職務経歴書をつくる
●質問:履歴書作成で、気をつけた部分は?
誤字、脱字が無いように何度も音読する。
●質問:職務経歴書の作成で、気をつけた部分は?
自分のスキルを簡潔にまとめて、なるべく数値化したものを入れること。
自己PRと志望動機の内容を充実させる、厚めにする。
それをうまくまとめて、アタマに入れておくことで、それが面接の時の台本になります。
スキル、実績面は、上には、上がいくらでもいらっしゃいます。
自分がこれまで、どのような考えで仕事に取り組んできたか?
自分が応募する会社をどう想い、身につけたスキルで、これから何をしたいか?
まず、面接のチャンスをいただくために、そこが最も重要な部分です。
決して気を抜かず、手を抜かず、確実なものを作成するよう、心がけました。
使った転職エージェント
●質問:今回の転職活動で登録したエージェント数は?
合計で7社です。
①再就職支援会社:R社(前職が斡旋してくれた)
②産業雇用安定センター(前職が斡旋してくれた)
●質問:7社のうち、おもに活用したエージェント数は?
*3社です。
●質問:3社のうち、あえて一つお薦めするなら、どこ?
●質問:転職エージェントから届く求人に対する率直な感想は?
登録すると、エージェント会社によりますが、
「鮮度の高い、おいしい求人案件」を数件いただけます。
この最初のチャンスは「最重要」です。
万一、このタイミング、チャンスを逃すと、厳しい状況になります。
コンサルタント同士で情報が回るのか、案内される求人案件がガクン!と減ります。
特にビズリーチ、JACは顕著にでます。
なので、登録直後が勝負です。
●質問:あなたが求人を探すときに、心がけたこと、やったことは?
職種、希望年収を優先して、転職活動の軸にしていました。
うまく進まなくになるにつれ、軸が揺らぎますが、
ここでの踏ん張りは重要だと思います。
自分が設定した「再就職の期限」との葛藤になりますが、
冷静にならないといけません。
面接を受けて、合格する
●質問:面接にあたって、気をつけたところは?
自分のスキルをしっかりと棚卸ししておくこと。
職務経歴書はしっかりと作成し、アタマにぶち込むこと。
なぜなら、これが面接の台本になるからです。
●質問:新しい会社は、あなたのどの部分を評価してくれて、採用されたと思いますか?
数多くの資格を取っていたことと、それに関しての理由がはっきりしていること。
自分がその会社で何をしたいか、どうありたいのか明確に説明し、
面接官が、それに賛同してくださったからだと思います。
●質問:新しい会社が、あなたに期待していることは、例えば、どんなことですか?
現場管理、運行管理、物流企画など、
フレキシブルに対応できることに興味を持っていただき、
長年のキャリアで、若手社員を教育してくれることなどを含めて、
新拠点のセンター長、もしくは本社で活躍してもらいたいと言われました。
●質問:その会社に決めた理由は、どこですか?
面接の際に、自社の課題や、悪いところを包み隠さずご説明くださり、
それに対して「今後はこうしていきたい」、
そのために「一緒に頑張ってもらえないか?」と言われて
・・・グッと来ました。(笑)
それと、定年が65歳で再雇用で、最長70歳まで就業できること。
シニアでも昇格可能で、役職定年も無いというのも、
働くことが好きな私には魅力でした(笑)
●質問:新しい会社での、年収には納得していますか?
正直、希望より30万~40万及ばずでしたが、
会社側も歩み寄ってくださったし、不足分は自己努力で、
会社に貢献すること、成果を上げることで、近づけるよう、頑張ろうと思います。
転職活動の振り返り
●質問:転職活動においては、書類選考NGや、面接でNGもあったと思いますが、
ご縁のなかった会社と今回の受かった会社とでは、何か変えた部分はありますか?
違っていたのは何だと思いますか?
事業内容、募集理由、やってもらいたい職務など企業によって違うので、
その会社で自分が働いているイメージをしっかりと作り(妄想でも可(笑))
志望動機は企業にそったものに修正する、ただし、
仕事へのこだわりは、曲げず崩さずを心がけました。
●質問:転職活動中の反省点(ああしておけば良かった)があれば、教えて下さい。
たまの気分転換は、絶対に必要だと思います。
私の場合は、コロナ禍で思うように外出できず
また、離職中はお金を極力使わないようにしていたので、精神的にきつかったです。
「働かないものは贅沢しない」という間違った観念を持っていましたが、
今まで出来なかったことを出来るチャンスでもあったのに、もったいなかったです。
●質問:転職活動中に、モチベーションが下がることはありましたか?
ありました。
自分が設定してた期限を過ぎたころから、
お見送り(不採用通知)を受けるたびに落ち込んでいました。(苦笑)
自分が社会から拒絶されているという「自己嫌悪」にも苛まれました。
●質問:落ち込んだ時、気分の切り替えはどうしていましたか?
何においても家族の励まし、応援に助けられました!
それしかありません。
離職しても変わらず、ずっと寄り添って見守ってくれた
家族との生活が気分をほぐしてくれました。
おっと!
転職GOLDブログで、まるきん様に出会えて、
アドバイスをいただけたことでも
「やる気スイッチ」を入れることができました(笑)
●質問:不安を解消する秘訣があれば、教えて下さい。
やはり、お見送りを受けるたびに不安が募るのですが、気分転換は絶対に必要です!
コロナ禍で何処にも行けず、趣味の釣りも自粛し、当初は無くってヤバかったです(苦笑)
しかし、家族と一緒に居れる時間が格段に多くなったので、それはそれで幸せでした。
●質問:転職活動を終えられて、いまの率直な感想をどうぞ
私の率直な感想は、コロナの影響もあってなのか、
職種的なものなのか「相当にきつかった」です。
今回の転職は自分の「行動力」が前面に出たものですが、
果たしてこれが災いなのか、幸いなのか、後戻りできませんので
自分のこの「行動力」を信じて「幸い」を目指して頑張るのみです。
転職GOLDブログについて
●質問:転職GOLDで、役に立った記事はありましたか?(複数回答可(笑))
すべて役に立ちました。
自分にはそんなに関係ないと思われる記事も、内容が充実しているので
「転職」といった領域にとらわれず、広い視野で読んでみると
今の世の中のビジネスモデルというのも知ることができて勉強になります。
むやみやたらと「転職をあせるのではなく」
雇用におけるトレンドを察知することは、とても重要だと思います。
●質問:具体的には、その記事のどこが役に立ちましたか?(複数回答可(笑))
下記の記事は、あまりにも的を得ています。
「そうでしょ?そうあるべき」と、
落ち込んでいても励まされ、奮起した記事です。
転職活動中の方へ、ひと言メッセージを
転職をお考えの人は、何においても、
家族に理解・納得してもらうことから始まりです。
企業への選考を受ける前に、先ずは、
身内からの選考を受けてからのほうがいいでしょう。(笑)
まだ在職中の方は、可能な限り、在職しつつ活動をしたほうがいいと思います。
(在職していることで心身ともに病む人は別)
すでに離職して、転職活動中の方は、もう後戻りできませんので、
とにかく前を向いて行くしかありません。
とにかく行動することで、人生を切り開いて下さい。
特にミドル・シニア世代の皆さんへ伝えたいこと・・・
何事にも、
①「謙虚さ」は重要です!
特にシニア世代は、
②「過去のプライドは捨ててください」
この2点は理解できなくても実行してください。
後になって意味がわかってきます。
自信は大いに結構ですが、過信はしないように。(笑)
まるきんからの質問は以上です、ご回答、有難うございました。
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最後にホンネの話 by まるきん
ここまで読まれてきてイメージが湧いているかと思いますが、
40代、50代のミドル&シニア層は、
早めに上記のエージェント、サイトに登録すべきだと思います。
転職活動とは、良い求人情報をいかに早く入手するか?にかかっています。
よっちさんも言われているように、
まさに、求人情報を入手したタイミングが命なので、
それを逃さないようにして下さい。
あと、念のためですが、各エージェント・サイト登録は無料です。
その後の求人案内も、あなたの履歴書の添削も、
求人企業への推薦も、年収交渉もエージェントが担当します。
ですので、あなたにとってのデメリットは特にありません。(笑)
迷うくらいなら、行動してください。
繰り返しになりますが、年齢が上がれば上がるほど、
応募できる求人が少なくなる為、早めの行動をお勧めします。
あと、良い求人ほど、すぐ埋まってしまうので、注意して下さい。
●情報量×スピード×行動量が、あなたの転職活動を決定します。
というわけで、本日も最後までお読みいただき、有難うございました。
1日も早く、新しい世界への挑戦が始まると良いですね。
では、幸運を祈っています!