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【50代】使えない大企業出身者が、転職を成功させるためのポイント

⑦40代・50代・中高年の転職
この記事は約20分で読めます。

【50代】使えない大企業出身者が、転職を成功させるためのポイント

皆さんこんにちは。

本日は中高年、50代シニア向けのテーマです。

さらに言うなら、大企業で働かれてきた方に対して、書いていきます。

まず最初にお伝えしておきますが、私も50代です。(笑)

もう10年以上前の話ですが、2007年に「団塊の世代の大量退職」がありました。

※団塊の世代(だんかいのせだい)とは?1947~49年生まれ. 戦後のベビーブーム世代

ちょうど、その2007年当時「大企業・ホワイトカラー・中高年人材」の

再就職支援を担当したことがあります。

「早期退職制度、リストラ、事業部再編による工場閉鎖」など、退職理由は様々です。

当時の私は、今と同様に、転職エージェントという立ち位置で、中高年の転職に関わってきました。

で、それから10年以上が経過し、私自身が50代となり、自分でも驚いています。(笑)

・・・話を戻します。

で、本日の主人公である、50代の大企業出身者なのですが、まさに「バブル世代」です。

この私と同世代のバブル世代が、これからちょっとしんどい状況になっていく。

その前に、「転ばぬ先の杖」として、準備しておいてくださいね、という記事です。

じょうし 

求められる人材の変化

【前提条件】昭和・バブル時代の日本は右肩上がり

まず、本日の主人公は大企業出身者の50代ですが、

その話を進めるにあたって、ちょっと経済史のおさらいをしたいと思います。

私たち50代は、バブル世代であり、割とフィーバーな青春時代を過ごしてきた世代です。(笑)

いまの20代・ミレニアル世代と比べて、最も違うのは、国の経済状況です。

バブル当時の日本は、右肩上がりの経済成長が続いていた、上り調子の成長国でした。

電化製品も、生活様式も、ファッションも、音楽も、テクノロジーもどんどん新しくなっていきました。

国民の全員が、豊かさを実感できた時代だと思います。

●当時の国民が感じていたこと

「明日は今日より良くなる」

「日本はもっと豊かになる」

「アメリカを追い抜いて、世界一の国になる」

「頑張れば、みんな金持ちになるチャンスがある」

「生活はもっと便利になり、医療も教育も発達する」

といった、未来に対する明るいイメージを持ちながら生きてきました。

しかし、2000年代以降、人口は減少し、国家の成長も鈍化し、

まさに、老人天国となり、大きく変わりました。

【前提条件】2000年代より「前の時代」と2000年代以降の「現在」の比較

これから先は、時代をざっくり2つに分けて、話を進めます。

まず1つめが、昭和と平成にまたがった、西暦2000年くらいまでの「前の時代」。

で、2つめが、西暦2000年以降の、平成&令和にかけての「現在」です。

このブログのメインテーマは、転職です。

なので、時代とともに、企業が求める人材が変化したこと。

その変遷を【以前は?】【現在は?】という二つの軸で、比較していきます。

さらに、最も重要な部分は、

本日の主人公である、大企業出身者は、バブル時代に就職した旧世代である為、

頭の中の価値観を、今の時代にアップデートする必要がある・・・ということです。

ここからは両者の違いをシンプルに対比させながら、書いていきます。

大企業が求める人材像の違い

【以前は?】
・人間関係を大切に、和を乱さない人材
・上司の指示・命令に従うことができる人材(従順で管理しやすい組織人)
・効率の向上を目指し、組織を機能的に管理することができる人材
・手続きを守ることで、成果を出していける人材

【現在は?】
・高い専門性を持った人材
・会社の目指す方向や理念に賛同・共感できる人材
・そこから自分の考え・方向を明確に打ち出していける人材

・自立的に仕事を進めていくことができる人材
・環境に左右されず、成果を追求していける人材

人材開発の基本方針の違い

【以前は?】
・会社が育成の機会を与える、会社が最後まで面倒を見る
・新卒で入社し、そのまま定年まで働く=終身雇用
が基本

【現在は?】
・終身雇用など誰も期待していない
・ほとんどの人が、定年まで在籍することはない、と考えている
・自ら成長する個人が基本
・自分自身がキャリアを形成

人材開発の方向性の違い

【以前は?】
・より大きな組織を統括していく人材として管理職の階段を上る
・立身出世型の人材開発
・なんでも屋のゼネラリスト

【現在は?】
・自分の志向・適性に応じて、個々に役割貢献レベルのアップを目指す
・役割向上型の人材開発
・専門的な知識、経験を持つスペシャリスト

個人と会社との関係性の違い

【以前は?】
・会社とは、自分のキャリアと生活のすべてを保証してくれるところ
・会社が上で、社員は下という上下関係

【現在は?】
・会社とは、自分自身がキャリア開発していくところ
・自分に対して、成長の機会を提供してくれるところ
・会社と社員は対等な関係

はい、ここに書いた内容は、今では当たり前のことです。

しかし、50代の大企業出身者で、これを完全に理解して、

それでもなおかつ大企業に在籍している、という人は少ないと思います。

自分のキャリアというものを主軸に考えた場合、

大企業に在籍することが、必ずしも得策だとは限らないからです。

というよりも、その選択が、矛盾だらけだからです。

今でこそ、スペシャリストとか、差別化とか、個性とか、自分の強みとか、

個人単位でのキャリアを考えられるようになりましたが、当時はありませんでした。

業務スキルも、社内ルールも、昇給も、昇格も何でもかんでも会社が決めてくれました。

社員は、会社と言う箱の中で純粋培養され、給与待遇の格差もなく、守られていました

大企業生活を送るうえで、大事なことは、「我慢」です。

何があろうと、不平不満を言わずに「我慢」すること。

我慢さえすれば、大企業キャリアの最大のメリットの恩恵を受けることができる。

ただ、2020年代になり、その魔法の杖が、効かなくなってきました。

一言で言うと、リストラです。

次の章では、大企業出身者で、なかなか転職ができなかった人たち。

その3タイプについて、まとめてみました。

すべて、私の実体験です。

大企業出身者で転職できない人・3タイプ

変化に対応できない人

前章で述べてきたように、今は会社と社員が対等の関係です。

大企業に所属していた頃と違い、これからは自分で自分の道を切り拓く必要があります。

私は根性論者ではありませんが、今後、メンタルのタフさは必須です。

過去の経験が活かせるという部分で、中高年のニーズは確かにありますが、

それは大前提として「時代に合わせて自分を変化させられる人」という条件がつきます。

長い間、同じ会社、同じ部署で、同じ仲間と、同じ仕事をしてきた方には、

これからの環境変化は、大きなストレスになるかもしれません。

・・・が、そこは割り切って下さい。(笑)

時代が変わったのだと、開き直って下さい

過去の成功体験に引きずられることなく、今の自分で勝負して下さい

和田さん

自分を客観視できない人

「自分は大企業の部長職だったから、有能な人材だ」

「いざとなったら、自分は引く手あまたで、応募すれば、すぐに受かるはず」

という残念な勘違いは、本当にたくさんありました。

何人も同じようなケースを見てきました。

この根拠の無い、楽観的な勘違いは、転職活動をスタートさせて3カ月程度で消し飛びます。

現実はそれほど甘くないからです。

現在の労働市場と、想像していた自分の価値に差がありすぎて、心が打ち砕かれるはずです。

退職後の転職活動で分かるシンプルな事実。

会社の名刺、肩書をなくしてしまったら、あなたは、ただの失業者です。

あなたが自分で行動を起こさない限り、誰もあなたの存在に気が付きません。

誰もあなたのことを認めてはくれません

過去の自分に、過度に期待することはやめて下さい。

どんなに大きな会社であろうが、どこに所属していようが、

何人の部下を管理していようが、すべては過去の出来事です。

それらはもう、あなたの記憶の中だけにある、幻だと思ってください

逆に、目を向けるべきは未来です。

あなたの大企業における様々な経験を、ぜひ、次の会社へ伝えて下さい

あなたが大企業で学んだこと、得たこと、そのすべてを次の会社で活かして下さい。

次の会社を発展、成長させられるかが、あなたの仕事における新しいテーマになると思います。

やりたいことがない人

面接官と50代シニア応募者の面接場面です。

面接官「あなたの強みは、例えば何ができますか?」

候補者「私は部長ができます」

面接官「・・・」

この会話は、信じて貰えないかもしれませんが、実際にあった会話です。

本当に残念ですが、事実です。

ちなみに、候補者は金融業界出身の方です。(どこかは言えません)

この会話の不自然さを、あなたは理解して頂けますか?

●面接官は、スキルや知識と言った、キャリアについて質問しています

●候補者は、役職ポジション、肩書きを答えています。

この時点で、アウトです。

最初から会話が成立していません。

現在50代のバブル入社世代は、超・売り手市場で、就職は楽勝でした

「24時間はたらけますか?」というドリンク剤のCMが流れていた時代で、

朝から晩まで一生懸命に働けば、誰でも幸せになれると信じられていた時代です。

目の前の仕事をこなすこと、それしかありませんでした。

当時は、終身雇用が前提なので、今のように転職が当たり前ではありません。

そうなると、キャリアパスは、「会社の中で偉くなること」でした。

自分にとっての仕事の意味など、誰も考える必要が無かったからです。

そこから社会人をスタートさせた今の50代は、やりたいことが無い人が多いと思います。

何となく学校へ行き、バブルのおかげで、苦労もせずに就職出来て、

入社後はそれなりに出世競争もあったけれど、そこそこやってこれた世代。

自分のキャリアパスを意識することなく、ここまで来た世代。

それが、使えない50代と言われる理由です。

しかし、今後はそれほど甘くはありません。

ラッキーな時代は来ません。

これからは別な世界が待っています。

自分の主体性で、新たなステージを切り開いていくにあたり、

「自分にとっての仕事とは?」

という言葉の意味を、再定義する必要が生じてきました。

昭和や平成の時代で得たスキルや経験が、

これからの時代で活かせるかどうかは、まったく分かりません。

恐らく、これからの未来は過去の経験が活かせない分野が増えていくと予想されます。

そうなった場合、自分の内側から湧き出る仕事へのこだわり、

仕事へのモチベーションがなければ、一歩も踏み出せないかもしれません。

動けなくなったら・・・その時点で試合終了です。

キャリアに対する将来イメージが無いまま、退職することは、

短期間で何度も入退社を繰り返す、転職ジプシーへ陥る危険性が高くなります。

50代の転職を成功に導くポイントとは?

さて、ちょっと怖い話をしましたので、気分を変えましょう。(笑)

50代の転職は厳しいものですが、転職活動を成功に導くにはいくつかのポイントがあります。

ここでは、転職活動を成功させる、具体的な行動について解説します。

スキルやキャリアの棚卸し

50代で転職を成功させるポイントの一つは、キャリアの棚卸しです。

あなたがこれまで取り組んできた仕事の内容、実績、知識、経験を、洗いざらい並べてみて下さい。

その時に重要なことは、できるだけ細かい部分まで、掘り下げること。

過去に所属した部署で、いつ、どこで、誰と、何を、どれくらいやったのか?

すべての業務がプロレベルではなくても「多少の経験はある」という程度でも構いません。

経験が多少でもあるなら、とりあえず、なんでも挙げてください。

ここでスキルを棚卸しすることが、今後の転職活動の基礎となります。

いったん、転職活動が始まってしまえば、いちいち振り返る暇はありません。

なので、ここでいったん、リセットするつもりで、自分の武器を再確認してください。

そこから、転職活動を始めていきましょう。

具体的なやり方としては、エクセルのシートに、とにかく打ち込むことです。

部署名、担当業務、実績、スキルという順番で、箇条書きで良いと思います。

特に、あなたのテイストが出た仕事があれば、それはそのまま職務経歴書に記載できます。

自分のキャリアプランについて深く考える

このブログの他の記事でも書いていますが、単に就職することがゴールではありません。

そこで長く働き続けて、充実した人生を過ごすことが、あなたにとっての目標となります。

従って、ここで自分のキャリアプランについてしっかりと考えることも大切です。

この年代での転職は、自分の仕事人生の集大成になる可能性が高くなります。

また、年齢的に勤め上げられる仕事であるかどうか、考えなければならないでしょう。

仮に、受かった会社が「65歳定年制」で、あなたが現在55歳なら、のこりが10年です

その会社に70歳までの「再雇用制度」があったとしても、

10年後の65歳・現役引退までは突っ走る気持ちで働いてください。

人生100年計画と言われるくらい、長寿の時代になった今、

今後、自分がどうしていきたいのか、仕事で何を優先するのか?

仕事に関するビジョンを持っておくことが大切になります。

ビジョンとは、未来へのイメージです。

他人と比べる必要などありません。

人は人、自分は自分。

仕事以外でも、働き方、住む場所、死ぬまでにやっておきたいこと、

死ぬまでに行きたい場所など、なるべく近い目標にして、

一つ一つを実現していってください。

自分のスキルや経験が活かせる仕事を選ぶ

自分のスキルや経験が活かせる仕事を選ぶことが、人生を充実させる近道です。

求人企業が50代の人材を採用する場合、豊富な経験やスキルを求めていることが多いからです。

知識・経験が無い分野であれば、わざわざ50代のあなたを雇うメリットはありません。

その場合だと、もっと若い、20代の若者へ「投資」した方が得策だと思います。

50代になると、入社後に急成長を遂げるポテンシャルについては期待されず、

過去の経験やスキルを活かした「即戦力」であることが求められます。

つまり、これまでの経歴を活かせる職種を選択することが、転職成功の秘訣です。

あなたがこれまで培ってきた、自分のスキルや経験をイメージしながら、

それを活かせる転職先を探すという視点であれば、

いち早く自分に合う企業を見つけられるかもしれません。

人脈を広げる

ここでいう人脈とは、仕事の商談会とか、交流会とか、

イベントで手に入れた名刺の数ではなく、

あなたが個人として付き合える友人です。

会うのは不定期であっても、有益な情報をやり取りできる、信頼できる人のことです。

会社の人脈ではなく、個人の人脈を広げておくと、思わぬところでチャンスと出会えます。

会社を退職した後に声がかかり、スムーズに転職活動を行えるチャンスも広がります。

転職エージェントを利用する

50代の転職では、転職エージェントを利用することをおススメします。

というか、ここはもう、必要不可欠だと思います。(笑)

ハローワークや若者向けの求人媒体は、基本的に20代、30代を想定しています。

従って、50代という年齢では、最初から応募できない求人も多数あります。

このような場合、転職エージェントを利用すれば、

あなたの希望に合致する求人を無料で探して貰えますし、

書類作成、年収交渉、入社日交渉など、面倒な部分を代行してくれます。

さらに、応募する会社ごとに面接対策まで行ってくれるケースもあり、

自分で直接応募するよりも、合格する可能性が大幅にアップするからです。

50代向けおすすめ転職エージェント

転職エージェントでは、あなたに適した転職先を紹介してくれます。

50代の転職に強みを持つエージェントもありますので、

必ず登録し、活用するようにしましょう。

転職エージェントがやってくれること

  • 面倒な手続きをすべて代行してくれる(企業への応募、面接の日程調整など)
  • 自分に合った非公開求人を探してくれる
  • 過去データから万全な面接対策をしてくれる
  • 年収交渉を引き受けてくれる
  • 入社日の調整をしてくれる
  • 転職活動全般に対して、相談相手になってくれる

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転職エージェントではないため、ビズリーチ社の社員が、

企業を紹介したり、あなたと面談を行うことはありません

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(あくまで自己申告、証明する必要なし

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さいごに・・・

はい、本日はちょっと長くなりました。

冒頭の記事タイトルに「使えない大企業出身者」と書いたのには理由があります。

たまにですが、「50代は使えない」とか

「大企業出身者は使えない」とか、目にすることがあります。

前々から、同じ世代の仲間が、馬鹿にされたようで、腹が立っていました。(笑)

なので、今日、わざと「使えないという」言葉をチョイスしました。

皮肉の意味も込めて。(笑)

そんな言葉に負けないで欲しいという願望も含めて。(笑)

以上が、私から50代中高年の皆さんへのメッセージとなります。

今回の記事が、あなたの転職活動のお役に立てれば幸いです。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

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