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【転職面接】退職理由をポジティブに言い換えて合格(回答見本つき)

面接官の⑥ 面接を受ける・合格する
この記事は約10分で読めます。

退職理由をポジティブに言い換えて合格(回答見本つき)

皆さん、こんにちは。

前回は「転職先が決まった後に、会社に退職を申し出るタイミング」について書きました。

本日は、その前の段階です。

面接の場面で、あなたが面接官に伝える、退職理由です。

まずは本日の「まとめ」です。

●この記事の対象となる方

・本当の退職理由を言いたくない方
・モメて辞めた方
・職歴が浅く、売りになるスキルが無い方
・仕事でミスして辞めた方

●この記事を読んで分かること

・そのまま面接で使える
・ポジティブに言い換えた場合の表現が分かる
・どういう言い回しがふさわしいのかが分かる

●最終的な結果(あなたのゴール)

・面接に強気で臨むことができる
・自分に自信が持てるようになる
・本番であせらず落ち着いて対応できる

退職理由の失敗例

「モメるタイプ」と思われたら、一発で不採用

ではまず、面接の場面を想定してください。

面接官は、あなたの退職理由を黙って聞きながら、
仕事への取り組み姿勢、組織とのフィット感、ストレス耐性、
入社後に活躍できそうな分野をイメージしています。

例えば「人間関係がうまくいかず辞めた」という回答をすれば、
入社後に、同様の問題が起きる危険性を想像しています。

言うまでもないことですが、
「この人はモメるタイプだな」と思われたら、一発で不採用です。

そこには、特に注意してください。
相手に与える印象を意識しながら、受け答えしてください。

仮に、あなたがネガティブな理由で前の会社を辞めたとしても、
「現在はポジティブに考え、転職活動を行っている」
といった回答にしてください。

ここだけは忘れないように!

採用担当者の心理は?

採用担当者は、

「〜が嫌だから辞めた」という【後ろ向きな退職理由】ではなく、

「〜を実現したいから辞めた」という【前向きな退職理由】を評価します。

コロナによる業績不振や、倒産等の不本意な退職であっても、
働くことを真剣に考えて、気持ちを切り替えて、
アクティブに行動している人物といった、ポジティブな印象を与えましょう。

ありがち失敗回答

人間関係の不満など、ネガティブな理由で退職した場合に、
正直に「前職の不平不満」をダラダラ話すのは、おすすめしません。

実際に転職を考え始めた理由がネガティブだったとしても、
それはきっかけに過ぎないと考え、
「〜という目的を果たすために転職活動を行っている」というように
前向きな気持ちで乗り切ってください。

yubi

退職理由への回答例

人間関係が原因で退職したケース①

「前職ではチーム一丸となって、
プロジェクトを遂行していく方法で業務に従事しておりました。

そのおかげで周囲の意見やアイディアを取り入れながら、
一つの目的を達成するという貴重な経験が出来ました。
しかしながら、自分個人の能力をもっと高めたいと思い、
今回、退職を決意いたしました。

以前の職場で培った周囲の意見を尊重する気持ちを大切にしつつ、
優秀な人たちの中で切磋琢磨しながら、良い仕事が出来ればと思っています」

人間関係が原因で退職したケース②

「前の会社は、個人の売り上げが重視されていたため、
個人で行動する機会がほとんどでした。
しかし、私自身は周囲とコミュニケーションを取りながら
仕事を進めるのが得意なタイプです。

チームで団結し、一つの目標に向かってまい進し、
成果を挙げたいという思いが強まり、
退職を決意しました」

社長や上司がわがままで自分勝手だった場合

「前社は硬直的な組織で、若手社員が意見やアイディアを
発表する場はほとんどありませんでした。
年齢や社歴に関係なく、自由に意見が言える職場で働きたい、
新しい仕事にどんどん挑戦し続け、
スキルアップしていきたいと考え、退職を決めました」

パワハラが理由の場合

「売上と顧客満足度のどちらも高める力をつけたい、
というのが退職の動機です。

営業である以上、売上目標を達成するために努力するのは当然ですので、
売上を上げながらもお客様の満足を高められるよう、工夫を行ってきました。
しかし最近、会社の考え方が売上だけに偏ってきているのでは?
と感じることが増えてきました。

お客様の要望を踏まえた、的確な営業活動をすることで
売上を伸ばせる営業パーソンになりたいと思い、
提案力と対応スピードの早さで強みをお持ちの御社を志望いたしました」

 

退職とどけ

勉強する時間が取れない場合

「前職の仕事に満足しておりましたが、ほぼ毎週休日出勤があったりと、
なかなか自己研鑚の時間を確保することができていませんでした。
仕事そのものにはやり甲斐を感じていたので、より自らの成長が実現できる、
新しい環境で力を発揮したいと思い、退職を決意しました」

月の残業が100時間だった場合

 「以前の職場はとてもやりがいがあり、
仕事内容にも満足しておりましたが、
月の残業時間が100時間と多く、
スキルアップのために自分で時間を作る工夫をしましたが、

なかなかうまくいきませんでした。
ただ、仕事には非常にやりがいを感じていましたので、
経験を活かしながらも、
自らがより成長できる環境で
力を発揮したいと思い、退職を決意いたしました」

残業は多いが残業代が出なかったケース

「前社は『営業は残業するのが当たり前』という社風で、
上司より先には帰りにくい雰囲気でした。

私は残業を厭いませんが、もっと効率的に
仕事を進められるのではないかと常々考えていました。

メリハリを持って業務に取り組むことで、
より高い成果を挙げたいという思いが強くなり、退職を決意しました」

ノルマに追われていた

「前社では常に高い目標数字が課せられ、
1件の顧客に時間を割くことができないのが悩みでした。

顧客の要望をじっくり聞き出し、それにこたえられる仕事がしたい、
そして長くお取り引きいただけるような
信頼関係を築きたいと思い、退職を決めました」

商品がダメだから売れない ※この理由は微妙なので注意)

「前の会社で扱っていたソフトウェアは競合優位性に乏しく、
努力はしたもののなかなか成果につながりませんでした。
自分が自信を持って『いい商品だ』と言えるものを提供し、
顧客との信頼関係を築いて営業として
スキルアップしたいとの思いが日に日に強まり、
転職を決意しました」

コロナによる業績不振を理由に退職

「コロナによる業績不振により、店舗が閉鎖されることとなり、
会社都合で退職しました。

自分の力量が及ばなかったという点で残念な気持ちはありますが、
5年間、店舗での接客とスタッフのマネジメントに携わってきた経験を
新たな環境で発揮したいと考えています」

長距離通勤が理由で退職

「前の会社では、SEとしてさまざまな客先に常駐しました。
しかし、通勤に2時間以上かかるケースが多く、
先日も自宅から片道3時間はかかる企業への常駐を打診されてしまいました。
通勤に割いている労力を仕事に割きたい、
もっと仕事に打ち込みたいとの思いがどんどん強くなり、退職しました」

 

名刺

給与への不満

「前社は年功序列の給与体系だったため、
なかなか自身の成果を実感できずにいました。

営業でトップクラスの成績を収めても、
給与額にほとんど反映されないため、

成果を正当に評価してくれる実力主義の会社に転職して、
思う存分力を発揮したいと考え退職しました」

家族の介護で退職

「父が脳梗塞で倒れ、介護が必要になったのが退職のきっかけです。
父は当時、長野で一人暮らしをしていたため、
しばらくは仕事を続けながら介護に通ったのですが、

悩んだ結果、退職をしました。
現在では都内の介護施設に入所していますので、業務に支障はありません。
また、何かあった際は横浜に兄弟もおりますので、兄の家族たちが対応してくれます。
今後は仕事に集中し、経験を活かして一日も早く御社に貢献する所存です」

自分自身の病気で退職

「長時間勤務や休日出勤が続いたことで
体調を崩してしまったのが理由です。

静養の結果、体調も回復し、次の会社でも
他の社員と変わらず働いていました。

御社では、インターネット広告やオウンドメディアの運用や
制作に携わってきた経験を活かし、

メディア制作部門の事務スタッフとして資料作成やデータ整備に取り組み、
力を尽くしたいと考えています」

短期間で離職した場合

「営業事務として入社しましたが、実際には営業に配属され、
今後も異動の可能性がなさそうなため、退職を決意しました。
営業として新規顧客の開拓に取り組んだうえで、
査定などの場で上司に配置換えを願い出たのですが、
引き続き営業として活躍するよう話を受けました。
ただ私自身としては、営業事務の経験を活かし、
エクセルやアクセスといったパソコンスキルを伸ばしていきたいと考えております。
今後を考えると目指すべき道を早く選んだほうが良いと判断し、
不本意ではありましたが短期で退職することにいたしました」

自己都合で退職

「広告制作会社の営業として5年間新規顧客の開拓に従事していました。
しかし、以前から興味のあったWEB業界にて
営業としての経験を活かしたいと考え、
退職を決意しました。
時代の最先端を走り続けるWEB業界の今後に大変興味を抱いており、
自らセミナーへ足を運ぶなど、業界研究も行なっています」

接客販売からIT営業職へチェンジしたい場合

「接客販売業として5年間、一人一人の顧客の希望に
最大限対応できるよう従事してきました。

しかし、以前からIT業界に強い関心を抱いており、
自らセミナーなどに足を運び業界研究を行ってまいりました。
時代の最先端を行くIT業界で、顧客と向き合ってきた自らの経験を活かしながら、
今まで成し得なかったことにチャレンジしたいと思い、退職を決意いたしました」

ハイボール

まとめ・・・面接の際の注意点

退職理由を話すときは、感情をおさえて冷静に話すようにしてください。

ただ、それまで快活に話していた人が、退職理由の場面では、
急に重苦しい空気を出すと、それはそれで、ちょっと怖いです

なので、冷静に、淡々と、過去の事例報告のつもりで
面接官に伝えるのが良いと思います。

転職10回の私の場合

私の場合、転職回数が10回と多いので、
面接の際は、もう開き直って、サバサバした感じで、短めに報告します

面接官も、私が言った10社分の転職理由が、
すべて本当だとは、ぜったいに思っていないはずです。(笑)

中高年の私が、今さら
「スキルアップ」という理由は不自然ですし、

本当の理由である
「同じ仕事の繰り返しで、退屈だったから」とは言えません。

ですので、私の場合は、入社の際のメインのミッション
それに対する結果がどうなったのか?ということを重点的に答えます。

退職理由が何か?というより、

その会社では、どのポジションで、
メイン・ミッションは何だったのか?
さらに、サブ業務では、どんな仕事を担当していたのか?
ということを結構、詳しく伝えます。

私がその会社に入社後に、メインで担当する業務は決まっていて、
それ以外に、私に何をやらせたら良いのかを、面接官に検討して貰うためです。

説明

さいごに・・・未来へ向かう

はい、ここまでが退職理由の回答例です。

いかがでしたでしょうか?

転職エージェントとして感じることは、
「過去のネガティブな経験を引きずっていなければ、特に問題なし」だと思います。

面接とは、未来へ向かうための行動であり、
すでに結果が出たことに対して、いろいろ言っても、時間の無駄です。

なので、面接官もそれ(本当の退職理由)を
くわしく聞きたいわけでは有りません。

だって、今さら、調べようがありませんしね。

じゃあ、いったい何を知りたいかというと、

過去に起こったことに対して、
あなたの中で気持ちの整理がついていて、
新しい仕事に対しても、
前向きに取り組める準備が整っているか?

ということだと思います。

・・・向かうべきは未来。

その会社へ入社して、新しい職場で新しい価値を生み出せる人、

面接官の目に、あなたがそう映れば、間違いなく合格です。

ネガティブな退職理由だからといって、
変にビビらず、サクッと短めに説明して、合格してください

ここで弱気になると、突っ込み質問が飛んでくるので、
キッパリと言い切ること

毎回、私はそれで、乗り切ってきました

だから、このブログを読まれているあなたも、きっと、やれるはずです。(笑)

いや、気休めじゃなく、社交辞令でもなく、本当に

余裕で、合格してください。

あなたなら、必ず、できるはずです。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

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