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【仕事について考える】転職10回の私が思う「転職のデメリット」

batsu⑨仕事について 深く考える
この記事は約9分で読めます。

転職10回の私が思う「転職のデメリット」とは?

皆さん、こんにちは。

本日は、なかなかハードコアなタイトルです。
転職するかしないかの判断は、それほど単純ではありません。

今の会社にいることを想像して、51対49で、メリットの方が多いなら、
数字上は辞めない方が合理的な選択です。

わざわざやめる必要はありません。

ただこれは、あくまで数字上の架空の話です。
感情の面は無視しています

実際のところ、辞めたいと思うときは、
感情的には「やめる90%:のこる10%」くらいの割合になる場合が多いので、
そうなると「早めに退職」の気持ちが、背中を押す場合が多いと思います。

ちなみに、基本的なことですが、転職することで、
現状の課題がぜんぶ解決することはありません。

デメリットも当然、あります。
次の会社に移籍してから「やっちゃった、失敗した」ということも大いにありえます。

本日は、私自身の転職経験も交えながら「転職のデメリット」に
フォーカスを当て、いくつか挙げていきたいと思います。

私の基本的な考え

まず、私の基本的な考えですが、

「なるべく会社は辞めないほうが良い」と思っています。

今の職場でそれなりに仕事の充実感があり、報酬をいただき、成長があるなら、
且つ、人間関係がとくに問題なければ、現状維持で良いと思います。

その一方で、全く逆の考えもあります。

「会社を辞めたい」と強く思った時は、
無理をしてまで、今の会社に居続ける必要はないと考えています。

その理由は、こんな感じです。

*人生は、短い

*自分の人生をまっとうして、死ぬ瞬間に「わが人生に悔いなし」と思えれば、充分。

と、シンプルに思うからです

したがって、体を壊したり、心を壊したり、体と心の両方を壊してまで、

その会社にいる必要は、全く無いと思います

ただ、以下のデメリットを認識した上で、正しい決断をして頂きたいと思っています。

転職がうまくいくかどうかは、ギャンブルである

転職後、今まで通りに(今まで以上に)活躍できるかどうかは誰にも分かりません。
過去の成功体験はすでに終わったことであり、未来への保証にはなりません。

周りを見ていますと、転職後のスタートダッシュの成功率はそれほど高くないという印象です。

特に、業界チェンジ職種チェンジをすると、ゼロからスタートです。

 

前の職場でどれだけエース社員だったとしても・・・

ゼロから企業文化・仕事の進め方・人間関係に慣れながら、
即戦力として結果を出すのは正直なところ、大変です。

また別の側面として

その転職によって「現状の課題や不満」は解決されるかもしれませんが、

「今の職場でのメリット」「今の職場にいれば得られる権利」を失う可能性があります。

転職することによって失われるのは

「社内の評価」

「給与やポジション」

「仕事の進め方における自己裁量権」

「経営陣への発言権」などもあります。

 

予想外の展開

場合によっては、転職により、新しい問題に直面するリスクも大いにあります。

●入社した当時が、たまたま業績のピークで、
そこから、年々、売上が落ちていく会社もあります。

●入社した翌年に経営陣が交代し、会社の方針が大きく変わって、
あなたが入った「花形だった部署」「お荷物の部署」になる可能性もあります。

●人事給与制度の改定があって、評価基準が変わり、
次の年から、年収が低くなる可能性もあります。

●入社前に聞いていた話と入社後の実態が、
ぜんぜん違っていたというケースもよくあります

「努力すれば報われる」とか、

「死ぬ気で頑張ります」といった単純な話じゃなく、

今回のコロナウイルスのように、外部環境も含めて、

不確定要素を多く含んだ危険なワナが、転職の向こう側に潜んでいます。

いつも、何かが、かくれています。

転職には、突破するパワーが必要

gake

 

転職には、かなりの時間とエネルギーが必要です。

①転職活動をして・・・

②次の会社が決まって・・・

③現職の引継ぎを終えて・・・

④新しい会社に入って・・・

⑤そこで早めに結果を出す・・・

・・・この流れは、毎度のことですが、かなりのエネルギーを必要とします。

状況によっても大きく変わりますが、

私の経験上、期間としては①-⑤まで半年くらいかかります。

特に、対人面において、気を遣う場面が多くなります。

①以前の職場→「退職の申し出をしてからの会社側の反応

②以前の職場→「退職が確定した後の、自分に対する同僚たちの微妙な接し方

③新しい職場→「その会社の社風を理解して、順応する適応力。評価されるポイントを把握」

④新しい職場→「ゼロからの人間関係づくりと、社内の危険人物の把握」

この中で、特に重要なことは、もちろん④です。

ここは早めに把握しておくべきだと思います。

危険人物とは、別に犯罪者とかじゃなく、
新参者である私に、悪影響を及ぼす可能性がある人物という意味です。

社内の情報通タイプで、何でも知っておきたいひと

他者の批判や小言が多く、他人の失敗をエサにして生きているひと、

●新参者には先輩風を吹かしたい、ちょっと面倒なひと

●普段は人畜無害だが、敵にまわすと厄介なひと

これらの人たちは、私にとっての「予測不可能な未知のリスク」となります。

「新参者」である私にとって、転職先にどんなリスクが潜んでいるか分かりません。

そして、多くの場合は、人が生み出すリスクだったりします。

 

hitobito

 

人間観察からスタート

繰り返しになりますが、入社してからまず最初にやることは、職場内の人間観察となります。

私は転職歴10回なので、これらには多少は慣れましたが、
最初が肝心なので、丁寧に、慎重に進める必要があります。

入社初日、新しい職場のメンバーの前で自己紹介をする時は

「俺たちの敵なのか、味方なのか」という目で見られます。

 

特に、既存の部署へ新加入する場合は、

「好意的な反応」が半分、

「お手並み拝見・高みの見物」が半分です。

もちろん、まったく無関心という人もいます。(こちらだと、逆に嬉しいです)

こんな新しい人間関係のうずへ巻き込まれていくことが、
毎回、いつも、絶対に起こるのが転職です。

真面目な人・繊細な人にとっては、想像するだけでストレスかもしれません。

気が弱い人にとっては「アウェイな環境で自分を値踏みされている」と感じるかもしれません。

この章の見出しには「突破するパワー」が必要と書きましたが、これは絶対条件です。

入社して、早めに結果を出すまでは、緊張の連続です。

初日からギアを一段、上げないと、あとあと、しんどいことになります。

「今度入った、まるきんさんって、どんな感じの人?」とか

「前は★★という会社で、★★のポジションだったらしいよ」とか、

よくありがちな「新しく来た転校生」のようなあつかいです。

その好奇の目は、彼らが納得するような実績、結果を出すまで、ずっと続きます。

まさに、「新参者の宿命」と言ってよいでしょう。

 

tokei

 

冒頭でもお伝えしたように

*人生は、短い

*自分の人生をまっとうして、死ぬ瞬間に「わが人生に悔いなし」と思えれば、充分。

という考えが、私の基本です。

ただし、もし、転職しなければ、
その時間と労力を、別のことに充てることができます。

もっとスキルアップすることに時間を使うことができたかもしれません。

それからすると、仕事において、一つの分野の専門性を極めるという目的ならば、
転職で、環境を変えることで、どうしてもマイナスが生じる、と思います。

ただ、前向きにとらえるならば「転職活動の経験」自体は、大きな財産です。

私の仕事は転職エージェントですので、
自分が体験したことを、そのまま求職者へ伝えることが出来ます。

「疑似体験」をしてもらうことで、
その方が落とし穴に落ちないように、予防策を考えることができます。

中途入社の「雇われる側」の気持ちも分かるようになりましたし、
「雇う側」の企業の事情がよく見えるようになりました。

そしてなにより、これまでの転職経験がなければ、
この文章を書くことすらできなかった訳ですから。

経験は知識に勝る・・・です。(笑)

逃げ逃げ転職

苦しい時期に仕事を変えると、その苦しさからは解放されますので、
一瞬は「改善した」ように見えます。

ただ、本質的な解決にはなっていない場合も、中にはあります。

ドライバーには、交通事故を起こしやすいタイプの人がいるように、

会社で人間関係トラブルを起こしやすい人は、環境が変わっても、また同じことを繰り返しがちです。

仕事ができない人は、仕事内容だけが変わっても、やはり仕事はできないままだったりします。

仕事が出来ない人と言われるタイプの人には共通点があります。

それは、思考パターンが、ズレている人です。

職場において求められている仕事の優先順位、仕事の本質、着地ゴールを理解していないと、

間違った思考パターンで仕事をこなそうとしてしまい、結果的に間違った行動を取ってしまう。

それで余計に間違ってしまう、まさに悪循環スパイラルです。

・・・話を戻します。

つまり、前の会社で苦しかった・辛かった理由はなんだったのかを、
目を逸らさずに、見つめ直す必要があります。

よくある事例ですが、もし仮に、ブラック企業に入ってしまったと後悔しているケースでも、
事前調査が十分であれば、その企業文化が自分に合いそうか否か、
離職率などは事前にある程度は分かったはずです。

しっかり自身の改善を伴う転職ならば、「逃げ癖」はつかないでしょう。

ただ、残念ながら、辛いことがあるとすぐに会社を変えてしまう人が多いと感じます。

「自分は悪くない」という防御の発言が多く、
「他者を批判して終わり」という人も多かったと思います。

ただ、みんながみんな同じではありません。

「思い切ってキャリアチェンジしたが、成果が上がらなかった」というのは、
個人的には共感します。

もちろん、最終結果は、失敗かもしれません。

でも、不平不満を言いながら、現状の仕事を惰性で続けている人よりも、
100倍マシだと個人的には思います。

「やらずに後悔」よりも「やって反省」の方が、人間らしい生き方だと思うからです。

 

以上、転職のデメリットについて書いてみました。

参考にして頂けたら幸いです。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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