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【向いている仕事の探し方】⑤強みを分解した《着想・戦略・収集心》

② 自分の強み・向いている仕事を知る
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【向いている仕事の探し方】⑤強みを分解した《着想・戦略・収集心》

皆さん、こんにちは。

前回からの続きです、スター・ウォーズ風に言うと「エピソードⅤ」です。

私の5つの強み【①学習欲】【②最上志向】【③着想】【④戦略性】【⑤収集心】のうち、

3つ目の【着想】から、続けます。

【着想】の強みを持つ人に見られる特徴

複雑に見える物事の裏側に存在する、的確で簡潔な表現方法を発見すると嬉しくなる。

見た目には共通点の存在しない現象に、なんらかの共通点を見出すと創造力をかき立てられる。

多くの人が中々解決出来ない日常的な問題に対し、新たな視点をもたらす人物である。

世の中の既知の事実をひっくり返すことに無上の喜びを感じる。

目新しい考えや、逆説的な考え、奇抜な考えを好む傾向にある。

新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように身体を駆け巡る体験をすることが多い。

他の人たちからは、「創造的」「独創的」などと評される傾向にある。

着想のある人生にスリルを感じ、そんな生活を送れていると幸福を感じる。

【着想】を強みとする人を率いる=私に適した職場環境

①イノベーションを生み出す部署に配置せよ

【着想】を強みとする人は高い「独創的発想力」を持っています。

そのような能力が活かせない「ルーチンワークが多い部署」や

「既存の手法に固執することをよしとする部署」などに配置してしまうと、

その強みをまったく活かすことができません。

可能な限り、「独創的発想力」が評価の対象となる部署に配置してあげるべきです。

②もっとも大切な顧客と共有できるアイデアを生み出すよう促せ

企業のほうから革新的なアイデアを提示されると、

顧客が定着してくれやすくなることが知られています。

【着想】を強みとする人には、大切なお客様に対して

役に立つアイデアを考えるように促すと良いでしょう。

それらによって、大切にしたいお客様と企業とのつながりを強めることができます。

③一貫性のある説明を心がけよ

【着想】を強みとする人は「物事の一貫性」を大事にします。

そのため、【着想】を強みとする人に対してなんらかの決定を伝える場合には、

その決定にいたる元になった理念や概念などを

つぶさに説明してあげることが重要になります。

また、例外的な決定に関しては必ず「これは例外的である」

「これは実験的な試みである」などといった説明を必ず加えるようにすべきです。

そうしないと【着想】を強みとする人は

「企業がおかしな状態に陥ってのでは?」と心配してしまいます。

 

【戦略性】の強みを持つ人に見られる特徴

  • 色々なものが乱雑に置かれた状態から、最終目的に到達する最前の道を発見する能力に長けている。
  • 他の人には乱雑さとしか映らないものの中にパターンを見出せる。
  • 「こうなったらどうなる?では、こうなったらどうなる?」と自問自答を繰り返し、先を読むことができる。
  • この先起こる可能性のある障害やその危険性を正確に予測できる。
  • 取捨選択の能力に優れる。
  • 自身が導きだしたパターンを確実に遂行する能力に優れ、高い行動力を発揮する。
  • 過去の事例から経験値を増やし、自身のもつ【戦略性】の精度を更に高めることができる。

【戦略性】を強みとする人を率いる=適した職場環境

①チームの最先端に配置せよ

【戦略性】を強みとする人は、その能力によって今後起こりそうな問題を予測し、

未然の状態で解決することができます。【戦略性】を強みとする人には、

チームの中で携わっているプロジェクトについてあらゆる可能性を探る役割を与えると良いでしょう。

さまざまな可能性を効力した上で、チームがとるべき最良の対策を考案してくれます。

②その強みをさらに高めさせよ

【戦略性】という強みを高めるための講座は世間に溢れています。

たとえば、新たな戦略を練るための講座や、将来を予測する力を養うための講座、

最良の対策を検討するための講座などがあります。【戦略性】という強みをさらに向上させ、

会社に貢献できる人材にするためにこれらの講座へ積極的に参加させるのが良いでしょう。

講座のたびに新たな考えを得て成長し、さらによい戦略家へと成長してくれます。

③アウトプットを促せ

【戦略性】を強みとする人は、自分の考えを

伝わりやすい「ことば」として表現する能力にも長けていることが多いです。

それらの考えをチームメンバーの前で話をさせたり、

社内報やホームページにて何らかの記事を書かせたりすることは、

【戦略性】を強みとする人の思考力をさらに高めることにつながります。

【収集心】を強みとする人の特徴

生来の性質として、あなたは【収集】それ自体に純粋に楽しみを見出す。

多くの場合、活字があなたの精神に対して栄養を与える。

その結果、あなたは、他の人にとって独創的だと感じるような

特定の種類の計画やプログラムやデザインや活動を生み出しうる。

一つの本や記事が、あなたを別の本や記事へといざなうことが多い。

本能的に、あなたはあなたに対して「達成したいこと」を話してくれるような

特定のタイプの人々と友達になりやすいと感じるだろう。

あなたの語彙は、あなたの思考と同じくらい複雑なものである

このことは、あなたがずらりと並んだ洞察や概念、哲学について詳細に考えられることを説明する。

あなたは、あなたの洗練された言葉の意味を把握出来る人と会話をすることを好む。

あなたが、準備的な読書やリサーチなどの宿題を

全てやってくれるだろうと頼る人たちが居るだろう。

そのお陰で、その人達はそれについて全く心配する必要がない

【収集心】を強みに持つ人のための行動のアイデア

①毎日新たな情報を獲得することであなた自身が変化する仕事を探しましょう。

例えば、教育や研究や、ジャーナリズムなどが良いでしょう。

②情報を溜め込み、容易に場所が分かるようになるシステムを考案しましょう。

それは、あなたがクリップした全ての記事のファイルのようにシンプルであり、

コンピュータデータベースのように洗練されたものとなりうるでしょう。

③あなたの精神はオープンな状態で、なんでも吸収します。

あなたは、スポンジが水を吸収するように、情報を様々な方法で自然に吸収します。

しかしながら、アウトプットの無いインプットは停滞を招きます。

情報を集め、吸収したのならば、あなたの知識が最も利益となりうるような

個人や集団に注意を向け、彼らにそれを共有するようにしましょう。

④あなたは自然と並外れた量の事実やデータやアイデアを保持する傾向があります。

もしそうであれば、エキスパートの立場になることを恐れないでください。

あなたの【収集】の才能に素直に従えば、

あなたはその分野の権威として知られるようになることが可能です。

⑤あなたは知識を活用し、行動に移すことが必要になるでしょう。

他の人にとって有益となりうる事実やデータを特定し、

それを彼らの利益のために活用するよう心掛けましょう。

⑥計画的にあなたの語彙を増やしましょう。

新たな言葉を集め、それらの意味について学びましょう。

⑦あなたの集めた情報を他の人たちと

共有出来るようなシチュエーションを探しましょう。

また、「あなたは質問に答えることに楽しさを感じる」ことを知らせましょう。

【収集心】を強みとする人を率いる=適した職場環境

①調査をさせよ

【収集】を強みとする人は根っからの「知りたがり」です。

また、知識が増えることによって大きな喜びを感じる傾向があります。

会社にとっての重要な問題の調査などの大規模な調査をする仕事に就かせたり、

そのような部署に配属させると良いでしょう。

 

②ほかの「強み」にも着目する

【収集】以外の強みにも着目し、複合的に考えてあげると良いでしょう。

たとえば、【最上志向】も強みに持つならば

「企業内の優れた成果を収集し、周囲に広めることでモチベーションを高める」といった

役割に向いているといえます。

【戦略性】にも優れるようであれば、世界に存在するさまざまな

「戦略」に関する事例を集めさせ、現状にもっとも適した戦略をチョイスして

実践させることで企業に高い貢献ができるようになるでしょう。

 

③集めた情報を蓄積するシステムをつくる

【収集】を強みとする人は、ときに「収集すること」のみに満足を覚えてしまうため

「せっかくの貴重な情報を大事な局面で取り出せない」といったことも発生します。

情報をデータベースで管理し、即座に取り出せるシステムを構築しましょう。

【収集心】が強みの人の適職は?

収集心を強みとする人には、

自らが興味をもった事柄に対する情報収集力に長ける。

情報を整理・発信して活かすシステム作りによって成功につながることが多い。

豊富な知識量を活かすことで特定の物事に関するエキスパートとして認められることが多い

といった特徴が多く見られる傾向にあります。

上記の特徴から、「収集心を強みとする人にとっての適職」は、

自らが興味関心を持った事柄に関する知識を日々獲得し、

それらを整理・発信することによって成果につながる仕事であると考えられます。

「教育や研究、ジャーナリズム」

ストレングスファインダー書籍内にて

【収集心】を強みとする人の適職の一例として

「教育や研究、ジャーナリズム」が挙げられているように、

毎日新たな情報を獲得することであなた自身が変化・成長する仕事は

向いていると言って間違いないでしょう。

 

それ以外でも、あなたが関心を持ち

「言われなくてもその事柄に関する情報は日々調べてしまうような

事柄に関する仕事ならば、他の人よりも高い専門知識を持った

生産性の高いエキスパートとして活躍できると思います。

<つづく>

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