【転職の基礎】おすすめエージェント記事を読み解く為の基本知識
皆さん、こんにちは。
このブログでは、あなたの年齢、性別、キャリアに応じて、
転職エージェント・転職サイトを紹介していきます。
記事ごとに登場する転職エージェントは違いますが、そこには、私なりの考えの軸があります。
これから書く基本知識とは、すべてのおすすめ記事に共通する「基礎の部分」なので、
先にここで、まとめて発表しておきます。
このおかげで、各おすすめ記事で事前説明が不要になり、いきなり本題に入れるようになります。
つまり、時間短縮です。(笑)
と、説明はここまでにして、私があなたに理解しておいて欲しいことを、早速、書いていきます。
基本知識①:転職エージェントと転職サイトの違いとは?
ここは皆さんも当然ご存知だと思いますが、念のため書いておきます。
分かりやすい具体例を挙げるなら、転職エージェントとは、
リクルートエージェントのことであり、転職サイトはリクナビNEXTのことを指します。
【転職エージェント】
- 専任担当者がサポート
- キャリアカウンセリング
- 求人企業の紹介
- 応募書類の添削サポート
- 求人企業への推薦
- 面接対策
- 面接日程の調整
- 年収の交渉
- 入社日の調整
【転職サイト】
- 自分が受けたい会社へ応募が出来る
- 自分のペースで転職活動をすすめることができる
- 転職エージェント経由で求人情報を入手できる
- 職務経歴書をサイトに登録するだけでOK
※転職サイトに職務経歴書を登録しておき、転職エージェントからスカウトをもらえば、自動的にエージェント経由での応募となる。
となると、エージェント欄の1-9のサポートが付く。となると、二つの違いは「転職サイトの1.自分が受けたい会社へ応募が出来る」だけで、実は全く同じとなる。
*転職エージェントと転職サイトの違いは?
※シンプルに言うと、両者の違いは「サポートがつくかどうか」だけです。
転職エージェント(例えばリクルートエージェント)経由での応募の場合は、
リクルートの担当者が、全てサポートします。
転職サイト(例えばリクナビNEXT)から応募する場合は、
あなた一人でこなさねばなりません。
これは実際にやってみると、日程調整とかあって、けっこう大変です。
*おすすめ応募①:転職サイトに登録して転職エージェント経由で応募する
上で述べた通り、転職サイトは「自分で求人を探して、自分で応募する」が基本です。
「自分で行きたい会社を探して応募する」確かに、それでも良いと思います。
しかし、私としては、あえて別なやり方をおすすめします。
まず転職サイト内にキャリアシートを登録しておき、
あなたの職務経歴を見た転職エージェントからの
メールによる【スカウトでの応募】をおすすめします。
*スカウト応募の目的とは?
スカウトによる応募であれば、当然、エージェントを挟みます。
そのワンクッション入れる目的とは、ズバリ、ブラック企業を回避するためです。
転職サイトからの自主応募では、やや情報不足になりがちで、危険が伴います。
ここは転職エージェントからの情報を入手して、客観的なアドバイスを貰いましょう。
*年収アップを実現する
転職エージェント経由で応募した場合、企業との年収交渉を代行してくれます。
もしこれが、自主応募であれば、交渉は基本的にできません。
企業側の言い値で、あなたの給与が決まる場合が多くなります。
ですので、ここは賢く、エージェントに交渉して貰いましょう。
*心理的な不安を減らす
転職活動中は、心理的な不安が生じます。
書類選考や面接の合否など、誰でも気になります。
そんな時ほど、企業の人事担当者からのメール文章、電話の際の一言など、
ちょっとしたことに対して、神経質になったりします。
そんな時は、エージェント担当者に遠慮なく相談しましょう。
例えば、Webによる適性検査がある場合など、
段取りが悪くて、メールで細かい指示がない会社もあります。
イラつきたい場面ですが、我慢が必要です。(笑)
それ以外にも、企業に聞きにくい質問があったり、
情報不足で判断に迷う場面もたくさん出てくるはずです。
そんな場合は、エージェント担当者に言ってください。(笑)
愚痴を言って構いません。(笑)
若い方に多いのですが、特別な理由もないのに、
自分で悪い方、悪い方に考えてしまう人も多いので、そこは吐き出して下さい。
基本知識②:総合型大手エージェントと特化型エージェントの違い
転職エージェントには、2種類あります。
総合型と専門特化型で、それぞれ得意分野が違います。
総合型転職エージェント | 特化型転職エージェント |
*大手の人材会社による運営 *求人へのアプローチは「広く浅く」 | *主に中小規模の人材会社、ヘッドハンター *求人へのアプローチは「狭く深く」 |
●メリット ・幅広い業界の求人を大量に抱えている ・未経験の業界でも提案してくれる ・志望業界をまだ特定していない人におすすめ | ●メリット ・知識や経験といった、キャリアを重視 ・その業界に詳しいコンサルタントが対応する ・各業界に特化した面接対策まで対応可能 |
●デメリット ・特定の業界や専門職には、やや不向き ・取扱う業種が多いので案件数がとにかく豊富 | ●デメリット ・第二新卒や20代は不利になることがある ・総合型と比較して、案件数が少ない |
*おすすめ応募②:総合型と特化型エージェントを組合せる
①「総合型」とは、
リクルート、doda、パソナキャリアなどの全国に拠点を持ち、
幅広い年齢層の、あらゆる職種を取扱う、大手の転職エージェントです。
②「特化型」とは、
ハイクラスに特化したJACリクルートメントや、
女性に特化したリブズなど、
特定の分野に専門特化したエージェント(サイト)です。
あなたの年齢、経験、目的に応じて、組合せは変わります。
女性、ハイクラス、20代、管理部門など、総合型と特化型の「最適な組合せ」を考えます。
*おすすめ応募②:組合せのメリットは?
*総合型で「求人の数」を確保し、特化型で「求人の質」を重視します。
*上の表で言う「広く浅く」と「狭く深く」の両方を取り入れたやり方です。
*あなたが本当に行きたい会社の求人に、狙い撃ちで応募をして、合格に繋げます。
*おすすめ応募②:組合せの例
●総合型の3つと女性特化の3つ:合計6つの組合せ
*総合型:リクルート、doda、パソナキャリア
*女性特化:type、リブズ、とらばーゆ
●総合型の2つとハイクラス特化の3つ:合計5つの組合せ
*総合型:リクルート、doda
*ハイクラス:ビズリーチ、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウト
基本知識③:転職の軸をどこに置くか?
あなたが考えるべきポイントとしては「転職の軸」をどこに置くか?です。
転職エージェントや転職サイトは、
むやみやたらに登録すると、収拾がつかなくなってしまいます。
自分がどのサイトから、どの会社に応募したのか、分からなくなります。
「何十社も応募して、結局、どこにも決まらない」
「たくさん応募したが、志望度Bランクの会社しか受からない」
「内定は獲れたが、本当にこの会社で良いのか、迷っている」
これらは、本当によくある話です。
そういう時間と労力の無駄をさける意味で、まず最初に「軸を決める」必要があります。
私の場合は、一つ一つの会社を「単品」で見るのではなく、「固まり」として見ます。
ちょっと俯瞰したところから眺めてみて、
自分がどこに狙いを定めるか?を考えます。
そうすると「自分はどのあたりにいて、どの方角へ行こうとしているのか?」が、
頭の中に浮かんできて、図で理解できるようになります。
*おすすめ応募③:狙い撃ちで内定ゲット。
上記のような、たくさん受けるだけ受けて、受かった会社の中から選ぶ。
という「行き当たりばったり転職」ではなく
「狙い撃ち転職」で危険をさける方が賢いやり方です。
*おすすめ応募③:エージェントの使い分け
もし、数年後にあなたが成長して、次のステップに行くときも、有効です。
あなたには、転職活動をする際の軸となる地図があります。
それをキャリアと呼びます。
その地図を頭に浮かべれば、
これから自分が向かうべき、大体の方角がわかるはずです。
20代から35歳くらいまでは、「広く浅く」の
総合型エージェントがジャストフィットかもしれません。
しかし、35歳以上のあなたは、
狭く深くの特化型エージェントを使うのが、賢いやり方だと思います。
ご自身の「専門性、知識、経験」を売りにしてより高いステージへ行くためです。
基本知識とおすすめ手法のおさらい♪
①転職エージェントと転職サイトの違いは
・・・「担当者」がつくかどうか!
② 転職サイトに登録して、転職エージェント経由で応募する
・・・リスクを回避し、年収アップ!
③ 総合型エージェントは「広く浅く」であり、
専門型エージェントは「狭く深く」!
④ 複数のエージェントを組み合せて、
「量と質」を確保するのが、効率的で賢いやり方!
⑤ 転職活動の軸を持つことで、将来的なキャリアを形成する!