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【コロナウイルス】による中途採用への影響 (エンジャパン調べ)

ひとごみ★ 仕事とキャリアを考える
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目次

コロナウイルスによる中途採用への影響 (エンジャパン調べ)

皆さん、こんにちは。
本日は中途採用関連の記事を紹介します。

このブログをご覧になっている方なら、ご存知の方も多いかもしれませんが、
ちょうどまとまった記事があったので、エンジャパンのアンケート結果をお知らせします。
(一応、ネタ元のページはここです、内容はこのページと同じです)

【注意点】
この回答者は、採用企業ではなく「転職エージェントのコンサルタント」ですので、お間違えなく。

2020/03/24 ―『ミドルの転職』転職コンサルタントアンケート―

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社が運営するミドル世代のための転職サイト
「ミドルの転職」( https://mid-tenshoku.com/ )上で、サイトを利用している転職コンサルタントを
対象に「感染症拡大による中途採用への影響」についてアンケートを行ない、220名から回答を得ました。

< 調査概要 >

  • 調査方法:インターネットによるアンケート
  • 調査対象:『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )を利用する転職コンサルタント
  • 有効回答数:220名
  • 調査期間: 2020年3月17日 ~ 3月22日

< アンケート結果の概要 >

  • 85%の転職コンサルタントが「半数以上の企業が採用を継続している」と回答。
  • 現状を好機と捉え採用を強化している企業タイプは「ベンチャー企業」「中堅中小企業」、
  • 職種は「技術系(IT・web)」「営業系」。
  • 56%の転職コンサルタントが、求職者の応募数に「変化はない」と回答。

 

【質問1】新型コロナウイルスの影響で採用を停止するなどマイナスの影響が出ていますが、
現状でも継続して採用活動を行なっている企業は全体の何割程度あると感じますか?

●48%が「8割以上」、37%が「7割~5割」と回答。
「半数以上の企業が採用を継続している」と回答した転職コンサルタントが85%を占めています。

【まるきんコメント】
言い換えれば「採用を控えている」という回答は「15%程度」ということになります。
つまり、基本的には変わらず・・・です。
私が担当している求人企業でも「採用を控えたい」「中止にします」という声はありません。

 

【質問2】現状を好機と捉えて積極的に採用活動を行なう企業はありますか?

●37%が「ある」(ある:18%、どちらかといえばある:19%)と回答しました。

【まるきんコメント】
わざわざこのタイミングで採用を開始する、という意味では無いと思います。
もともと採用の計画があり、そこにコロナが来たけれど、方針は変えないよ、という意味だと思います。
その会社の採用に対するスタンスが「ピンチはチャンス」だと思っている証拠です。

 

【質問3】現状を好機と捉えている企業が「ある」「どちらかといえばある」と回答した方に伺います。積極的に採用活動が行なわれていると感じる企業タイプを教えて下さい。

●積極的に採用活動を行なう会社が「ある」「どちらかといえばある」と
回答した方に企業タイプを伺うと、上位に挙げられたのは
「ベンチャー企業」(36%)、「中堅中小企業」(33%)、「外資系企業」(30%)でした。

■その他
・通常採用が厳しいとされる職種、業界
・企業規模に問わず実店舗での販売・接客関係、toCサービス展開企業

【まるきんコメント】
これも同感です。中堅中小企業は、ハッキリ言って、ここをチャンスだと思っています。
普通なら大企業に持っていかれる人材を、このタイミングで、雇ってしまいたいと思っています。
複数の会社から内定を取りそうな人材には、フライング気味で、内定を出す会社もあります。
面接から数日ほど検討して、じゃなく、翌日には結果を伝えて貰える会社も多いです。
つまり、選考のジャッジが早いという意味です。

 

【質問4】現状を好機と捉えている企業が「ある」「どちらかといえばある」と回答した方に伺います。積極的に採用活動が行なわれていると感じる職種を教えて下さい。(複数回答可)

●職種は「技術系(IT・web・通信)」(27%)、「営業系」(26%)

■その他:飲食、旅行以外はまだ積極的に採用をしているように感じます。

【まるきんコメント】
職種については、私は技術系から、事務系から、営業系まで、何でも扱うので、特に変化は感じません。
印象としては、別に採用ハードル自体が低くなったわけではない、ということです。
採用する人材の「選考基準」は、前と変わらないと思います。

 

【質問5】現状を好機と捉えている企業が「ある」「どちらかといえばある」と回答した方に伺います。積極的に採用活動が行なわれていると感じるポジションを教えて下さい。(複数回答可)

●ポジションは「主任・係長クラス」、「課長クラス」(いずれも51%)がそれぞれ上位となっています。

【まるきんコメント】
要するに、現場をうまく廻したいということだと思います。
20代の後半~30代の中盤くらいの世代、どこの会社も、ここが欲しい。(笑)

企業が現状を好機と捉えている理由

<大手の採用縮小>

○大企業が採用を控えると考えられ、ベンチャーや中小企業には質の高い人材獲得の機会である。

○今まで大手企業に採用されていたような優秀な人材が、
大手の採用控えにより中小でも採用ができるのではと期待している企業が増えている。

○大手が採用を延期、見合わせたりしているため、採用上のライバルが単純に減っている。

○採用を控える企業もある中で、キャッシュが潤沢な企業は今のうちに採用をしておこうと考えているため。

【まるきんコメント】
ここは、採用する企業側の事情ですね。アンケート・コメントの通りだと思います。
要するに、不況に強い会社は、囲い込みをしています。(キッパリ)
不況に弱く、お金に余裕が無い会社は、採用を控えています。
今は同じ規模のライバル会社であっても、数年後には、業績にかなりの差が出てくると思います。
これは経営者が何年後を見ているか?という「先見性」「先読み」の能力の差です。
その会社のビジネスモデルと経営者のセンス(というか、事業デザイン力)によって違うと思います。

<転職希望者の動き活発化>

○平時なら転職市場に出てこないような方が動き始めていると感じる。

○業績悪化した企業から優秀な人材が転職を考えマーケット上に出てくると期待しているため。

○在宅勤務の機会やWEB面接の浸透により、今まで時間のとれなかった候補者が動いている。

【まるきんコメント】
これも全く同感です。余裕の無い会社は人を放出せざるを得ません。
そのタイミングで、良い人材を雇うライバル会社も当然、出てきます。
また、在宅勤務へシフトチェンジできない、環境整備が遅れている会社が多いのが実状です。
そうなると、出勤停止のタイミングで、自宅にいながら、転職活動をする人も増えます。

<WEB面談の導入>

○WEB面接が一般的となり、この状況を利用して「きちんと対策している」とアピールができ、
候補者からの印象が上がるため。WEB面接のほうがスケジュール調整をしやすいので、採用スピードも実際に早くなっている。

○遠方の方やなかなか来社できない方に対してWEB面接を行なうことで、今までよりも幅広く面接できる。

【まるきんコメント】
私の場合、通常は都内のオフィスで面談を行いますが、今は控えています。
ほぼ、Web面談です。(スカイプやラインやZoomを使って)
以前は、地方の方との面談で使っていましたが、今は地域に関係なく、誰とでもWeb面談です。

<その他>

○IT関連企業(特にWEB会議システムなどの開発・運営)を行なっている企業が、全世界的にテレワークが推奨されているこの時期に業績を伸ばそうと考えているから。EC系企業も同様。

○国内・中国以外への生産移管を含め、メーカーの緊急対応でサプライチェーンの変更が必要になるため。

【まるきんコメント】
テレワークの導入については、これがキッカケになるかもしれません。
今までは「ちょっと格好良い取組み」レベルだったテレワークですが、変わると思います。

【質問6】1月や2月に比べ、3月の求職者のエントリー(応募)数に変化はありますか。

●56%の転職コンサルタントが「変わらない」と回答。
また「増加した」は19%、「減少した」は25%でした。

【まるきんコメント】
「変わらない」というより、むしろ、事務系の応募者は増えています
原因ですが、会社からの指示で「在宅勤務」の人が増えました。
そのことで、転職サイト等を見る「余裕」ができたので、
結果として急に応募者が増えてきたのだと思います。
※あくまで私の個人的な感想です。違うかもしれません。

応募数が「増加した」職種や業種、年齢などの特徴

○販売・サービス・イベント会社など、直近でダイレクトに売上が下落している業界出身者の動きが顕著。また、フリーランスで上記業界に関わっている方も活発に動いている印象。

○4月入社に向けて、特に20代の若年層の応募が増加している。
ただエントリー企業に対して不況のあおりを受けないか心配している求職者は多い。

○リモートワークでビルの需要が減るのではという懸念からか、
不動産業界に従事している方の応募が増えている。

○業種・職種・年齢問わず、全体的にエントリー率は上がっている。

【まるきんコメント】
これは注意が必要だと思います。
若者が動くと書いてありますが、それは選挙で言う「浮動票」です。

まったく動向が読めません。
普通に想像できるのは、コロナで右往左往する人たちのことだと思います。
冷静な人たちは、別に騒いでいません。

目先の状況だけで騒ぐ人は、結局、近視眼的な行動を取ってしまいます。
で、最終的に、自分がそのツケを支払うことになるわけです。
いつの時代も同じだと思います。

以上が、転職市場の現状でした。

さいごに・・・あなたへ

今回のコロナをキッカケにして、自分の働きかたを見直される方も多いと思います。
そんな方に向けて「未来へつながる自分だけのキャリアの作りかた」をテーマに記事を書きました。

今日の記事の続編という位置づけです。

最初にお伝えしておきますが、初心者向けに
もの凄く丁寧に書いていますので、文章量がメチャクチャ多いです。(笑)

でも、あなたには、一発で理解していただけると思います。

コロナがあろうとなかろうと、
誰もが仕事について考えるタイミングだと思います。

転職ではなく、自分の仕事について、考えて欲しいと思いながら、下記の記事を書きました。

コロナは終わっても、あなたの人生は続きます。

 

 

 

本日も最後まで読んで頂き、有難うございます。

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