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【退職】引き止められたときの断り方と返答例(パターン別)

怒鳴る⑦ 退職する・新しい職場で働く
この記事は約19分で読めます。

【退職】引き止められたときの断り方と返答例(パターン別)

皆さん、こんにちは。

さて、本日のテーマは「断り方・かわし方」です。

転職が決まって、今の会社に退職を申し出る際は、ストレスを感じますよね?

転職10回の私も、毎回ちょっと、ナーバスになります。(笑)

ただ、こればかりは、自分から言い出さないと、何も変わりません。

会社に退職の意思を伝えることは、
あなたが越えなくてはならないハードルの一つです。

口に出して、上司に伝えるまでは、緊張して気が重くなるかもしれません。

また、退職の意思を伝えても、会社や上司から引き止められることもあります。

今日は、退職を引き止められる主な理由や、上手な断り方などをご紹介します。

まずは本日の「まとめ」です。

●この記事の対象となる方

・退職しようかどうか、迷っている
・退職は決めているが、まだ言っていない。
・上司への伝え方が分からない。

●この記事を読んで分かること

・想定される引き止めのパターン
・何といって、説得されるか?
・上司と会社の意図と目的
・脅された際のかわし方

●最終的な結果(あなたのゴール)

・上手に切り出して、円満退職する
・人間関係を壊さずに退職する
・パターン別の対処方法
・感謝して、今の会社を卒業する

引き止めする際の上司・会社のセリフ・8パターン

退職希望者への引き止めは、どのような形で行われるのでしょうか。

退職を申し出る前の心構えとして、よくあるセリフ、言い方を書きます。

①「キミは会社にとって必要な人材だ」

「君は、会社にとって必要な人材だ」

「将来の役員候補だと期待している」

「君がいないと、プロジェクトが進まない」

「君のために準備していた仕事がある」

など、あなたの能力や人格を褒めて、プライドをくすぐることは一つの常套手段です。

引き止め工作の中でもオーソドックスなものであり、

いわゆる【情に訴えかけてくる】ケースです。

そもそも「君が必要だ」と言われて、嫌な気持ちになる人はいませんし、

これまでの頑張りが認められたのだと、嬉しい気持ちにもなるでしょう。

ただ、落ち着いてください。

こうした引き止めには、一時的な感情に流されず、冷静に対処するのが大切です。

いったん気持ちを落ち着かせて

「そもそも、自分がなぜ退職を決断したのか」

について考えてみる必要があります。

それでも決意が変わらないようであれば、すぐにハッキリと断りましょう。

返事を返すまでの時間が長引けば、長引くほど、あなたは断りにくくなります。

ここは短期集中で、押し切ること。

繰り返しになりますが、

「君の仕事ぶりやスキルを評価しているよ」

「今後も必要な人材だと思っている」

など、退職希望者を評価して、引き止めようとするのは、慰留の正攻法です。

あなたの退職のきっかけが
「自分は正当に評価されていない」ということであれば、
考え直しても良いかもしれません。

ただし、上司の言葉が本当なのかを冷静に判断してください。

②「給料を上げるので、考え直して欲しい」

退職希望者に対して、給与アップや待遇改善を提案する交渉のことを

カウンターオファーと言います。

【豆知識】カウンターオファーとは、
退職を申し出たときに上司から行なわれる引き留め交渉のこと。

  • 給料を上げるから
  • 異動させるから
  • 昇格させるから
  • 職場環境を改善させるから

など、さまざまな条件を提示され、退職を引き止められるやり取りのことです。

たとえば、待遇に不満がある人に対しては、

給与アップや昇進・昇格を提案したり、

人間関係が理由の場合は、他部署への異動を約束したりします。

つまり、待遇条件を改善することで、引き止めを図るわけです。

あなたが、まだ転職先が決まっていない状態で、

会社からの申し出に納得できるのであれば、

会社に残ることを再検討する余地があるかもしれません。

ただし、改善提案がその場の口約束で終わらないように、

早めに書面などでもらいましょう。

また、できれば、あなたと上司の二人じゃなく、第三者も入れてください

あとから「言った」「言わない」で、モメる危険性があるからです。

③「環境を変えて、頑張ってみないか?」

「やりたいことがあるが、ここではできない」

「人間関係に、限界を感じている」

と伝えたときに多いのが、部署異動・配置転換です。

あなたに「やりたい仕事」がある場合、

あるいは「近い仕事が社内の別部署にある」場合、

社内での部署異動をすすめられるケースがあります。

また、人間関係を理由とした退職も同様です。

「配属先を変えるから、もう一度頑張って欲しい」

「今とは、違う仕事を担当して貰うつもりだ」

と説得されることもあるでしょう。

あなたの退職理由が、社内の人間関係だった場合は、

上司から「今後は私が目を光らせて、しっかりフォローするからね」

といった話が出る可能性もあります。

こうした引き止めには、

「今の会社では、自分のやりたい仕事ができません」

と主張するのが一番です。

退職以外の選択肢がないことをハッキリ伝えましょう。

④「後任が決まるまで、待って欲しい」

これもよくあるパターンです。

人員に余裕がない職場に良くあるケースです。

「きみが退職したい気持ちは理解できた、しかし、待って欲しい」

この場合は、人手不足を理由に【退職の保留・延期】を打診されます。

会社側としては、とりあえず、現状維持を望んでいるはずです。

ここはもう少し、詳しく説明します。

現状維持で、退職保留ということは、
あなたの希望は、まったく無視された状態です。

あなたの【希望する退職時期】とか、

あなたの【キャリア】よりも、

会社の【利益】が優先された状態です。

ひたすら会社にしか、目が向いていません。

残念な職場にありがちですが、

まさに、どこまでいっても【会社の都合】です。(笑)

こういう場合、あなたの対応としては、

「退職日までに引き継ぎが終わるよう、最大限の努力をしますので」

と誠意を見せつつ、キッパリ断ると良いでしょう。

ここは、うやむやにされる危険性が高いので、こちらから日付を指定して下さい。

「●月●日までは、精一杯、働かせて頂きます」

という感じで「ゆずれない日付」を、相手にしっかり認識させましょう。

そもそも、後任が決まるかどうかも不明

仮に、後任を採用してから、その人に引き継ぎするとしても、
それがいったい、いつになるのか、全く分かりません。

というより、応募があるかさえ、分かりません。(笑)

採用活動そのものが、予定通り進むとは思えません。

 

時期とか、タイミングとか、内定者の都合とか、いろいろな要素がからみます。

もし、採用ができなければ、あなたは引き継ぎが出来ない為、飼い殺し状態です。

結果的に、退職日がズルズルと延びてしまうことになります。

もし、このタイプの引き止めがあったら、
これまでお世話になったので、大人として誠意を示しつつ、

「退職日の延期、後ろ倒しはできません」

と断るのが賢明だと思います。

さらに、あなたから念押しする場合は

「実は、次の会社から、なるべく早く合流して欲しいと言われています」

というひと言を付け加えたら、会社側もあきらめるはずです。

中高年のなやみ

 

⑤「君の負担が減るような働きかたを一緒に考えよう」

こちらは、給料アップと同じように、【待遇改善】による引き止めです。

「業務量が多い」

「労働時間が長い」

「残業が多い」

「職場環境が悪い」

といった退職理由を述べた場合、

それらを解消することによって、思い留まらせるのが狙いです。

あなたの対処方法としては、給料アップのケースと同じです。

会社や上司からの提案が、問題の先送りのような解決策や、
その場しのぎの口約束に終わって、守られなかったりする可能性もあります。

あなたが納得できる答えでなければ、しっかりと断りましょう。

退職届を出しても受理されない

上司は、自分の人事評価が下がるのを嫌がって、
あなたの退職届を預かったまま、
その事実を隠して、会社に報告しない場合があります。

これはあとでモメるケースです。

「あの時は預かったが、会社として正式に受理したわけじゃない」

と、急に開き直る上司もいます。

もう本当に、自分の保身しか、考えていない人たちです。

最後まで、人間としての器が小さい人です。

「アンタがそんな風だから、部下が辞めていくんだよ」って言いたいですよね?

これが本物の上司ならば「預かっただけ」とか

子供じみた言い訳はせずに、

あなたの意向を、すみやかに会社に報告するはずです。

面接官の

【重要】退職届の出し方

・・・話を進めます。

この場面の具体的な対応策としては、

まずは直属の上司に退職の意思を伝え、退職届を提出します。

その際は、必ず日付を記載すること。

上司に伝えた日付が「証拠」になります。

その日付が無いと「退職の意思表示をした日」が特定できません。

あとで証拠として認められず、あなたが困ります。

ポイントとしては、上司との面談の前に、
自分の控えとして、コピーを取っておき、保管しておくこと。

さらに、もし、上司がのらりくらりと逃げる時は、直接、人事部に渡しましょう

それでも受け取ってもらえない場合は、
内容証明郵便で、退職届を郵送します。

これであれば、いつ送ったかの記録が残るからです。

あなたが今の会社に入社したときの雇用契約書(労働条件通知書)に

「退職の意思はいつまでに伝えるか?」

が記載してあるので確認しましょう。

そこになければ、就業規則を探してみてください。

ほとんどの会社が、退職日の30日前と設定しています。

【上司・会社への退職届・まとめ】

最初から、口頭だけじゃなく、書面でも意思表示をする、

その際に、書類に日付を記載して、手書きの署名と印鑑を押しておく。

会社に提出する前に、必ずコピーしておき、辞めるまで保管しておく。

うやむやにされそうな場合は、そのコピーを証拠として提出する。

という流れです。

退職とどけ

⑥「もう少し、経験を積んでからの方が、君のためになる」

「仕事が面白くない」

「仕事のやり甲斐が見いだせない」

「今の仕事が、自分に合っていない」

などの退職理由を、あなたの上司に伝えた場合、

「もう少し様子を見て、じっくり考えたらどうか?」

「今は時期が悪いので、タイミングを待った方が良い」

「今のポジションで、やり残したことはないのか?」

「もう少し、経験を積んでから動いた方が、君のためになる」

「来年度には、リーダー職に昇格する可能性があるよ」

「マネジメント職になって、まだ半年なので、見切りをつけるには早いよ」

という答えが返ってくるケースがあります。

この上司の意見については、否定せず、ちょっと慎重に考えてください。

現職での経験が短いのであれば、上司の意見にも、一理あります。

プロとしてのスキル不足や、

マネジメント経験を積むという意味でも、

現職に残った方が良いというケースがあるからです。

そういった意味では、この退職理由は適切でないのかもしれません。

まずは上司の話を受け止め、損得勘定ではなく

次の職場で、自分が何を実現したいのか、冷静になって考えてみましょう。

必ずしも、辞めるという選択肢がベストだとは限らない場合があります。

あなたが成長過程にある場合、ここで辞めたら、もったいない可能性があります。

 

面接官

⑦「そんな無責任なことが許されると思っているのか?」

若い方に対して、年上の上司が強い口調で責めるイメージです。

あなたが何か言おうとすると、
上から言葉を浴びせかけて、あなたに喋らせません。

強い命令口調で、同じセリフを
何度も繰り返し、力で押し切るやり方です。

鬼軍曹タイプのマネージャーに多い感じです。

自分のやり方しか、認めないタイプです。

すぐに大声を出す(威嚇する)人も多いです。

言うまでもなく、体育会系です。(笑)

<鬼軍曹が言うセリフ>

「それは、単なる逃げじゃないのか?」

「そんな我がままは、絶対に認めない!」

「社会人のくせに、そんな無責任なことをするつもりか?」

「こっちはお前のことを心配して、言ってやってるんだぞ!」

「その程度の実力で、他の会社で通用すると思っているのか!」

「自分さえ良ければという、そんな卑怯な人間だったのか?」

「他のメンバーやお客さんたちはどうなる?みんなが迷惑するぞ?」

などと、マシンガントークで、押してきます。

これだとまさに、パワハラです。

あなたが少しでもひるんだら、そこをピンポイントで突いてきます

気が弱い人は、精神的なストレスに耐えられず、

上司に言われるままに、退職を思いとどまる人もあります。

あなたはパワハラ上司の「操り人形」かも?

こうなると、ほとんど「奴隷」です。

あなたは自分で気づかぬうちに、上司の「操り人形」になっています。

さらに、かなりの確率で「洗脳された状態」になっています。

もし、あなたの上司がパワハラ・タイプだと感じたら危険です。

今の職場を早く離脱してください

気が弱くて押し切られそうなあなたへ

あと、折角なので、この機会に、ハッキリ言います。

特に、気が弱いあなたに、聞いて欲しいのですが、

あなたの上司は、あなたのことなんか、心配していません

だから、ここは、勇気を出して「辞めます」と言って下さい。

上司から見た、あなたの存在とは、

「上司自身が利益を得るために、必要なパーツ」でしかありません。

つまり、あなたを一つの人格ではなく、一つの機能としか見ていません。

だからこそ、そんな人の下で、働いてはいけないのです。

本当の上司ならば?

本当の上司ならば、

あなたの行動を、制限したりしません。

あなたの言葉を、奪ったりしません。

あなたの人格を、否定したりしません。

あなたの成長を、一緒に喜んでくれるはずです。

もし、上司の言動が、脅迫めいていると感じた場合は、

人事部、または、社内の他部署の管理者クラスへ伝えてください。

もし、その会社全体がダメな場合は、社外へSOSです。

ハローワークなど、専門の機関へ、迷わず相談してください

⑧「何かあったら、損害賠償を請求するぞ!」

これも「脅して服従させる」タイプです。

あなたが連続で無断欠勤して退職したとか、
契約期間中なのに無理矢理退職するなどの例外を除いて、
基本的に、お金を支払う必要はありません

むしろ引き止めの際に、
脅してくるような会社とはさっさとオサラバしましょう。

あなたの中で「辞めたい」という気持ちが
余計に強くなるので、逆に踏ん切りがついて良いかもしれません。

・・・話を戻します。

仮に脅されたとしても屈することなく、淡々と辞める意思を伝えます。

そんな低レベルな“脅し”を真に受けてはいけません。

冷静に退職を進めてください。

会社や上司が、あなたを引き止める本当の理由は?

「すんなり辞めさせてもらえません」

退職に関するやり取りの中で、このような悩みを抱える人がいます。

上司や会社が、退職を希望するあなたを
引き止める理由は、いったいなぜでしょうか。

考えられるケースと、その理由について、解説します。

【引き止め理由】あなたが辞めると上司の評価が下がるため

まず、あなたの管理者は、上司です。

なので、あなたが退職を申し出る際、
最初に意思を伝えるべき相手とは、あなたの上司になります。

言うまでもありませんが、一般的な会社であれば、
上司は部下をマネジメントしなければなりません。

上司の役割とは、業務を円滑に回し、
部下のモチベーションを高く保ち続ける、
さらに、業績アップ、部門の目標を達成すること。

そんな中で、あなたが退職してしまうと、上司自身の評価が下がります。

会社から「部下の管理能力が無い」

または「管理能力が低い」とみなされるからです。

上司はこれがイヤなのです

さらに、会社側からすれば、あなたが退職してしまうことで、
せっかく採用した人材が流出してしまうことになります。

これらを回避したいために、上司や人事部は、あなたを引き止めるわけです。

【引き止め理由】次の人を採用するためにコストと時間がかかるため

ここは説明不要かもしれませんが、会社や上司は、

あなたの後釜を探さなければなりません。

そのために、採用コストと時間と手間がかかります。

これがもし、短期のアルバイトであれば、
時給を上げるだけで、それなりに人は集まるかもしれません。

しかし、あなたが正社員で、専門的な仕事で、
他部署とのからみが多い場合、なかなか取り換えがききません

そもそも、あなたの後釜になる人材を、
新たに確保するためには、コストがかかります。

また、仮に経験者を採用できたとしても、
その人が組織になじむための時間が、どうしても必要です。

入社して一週間でなじめるほど、人間関係は簡単ではありません。

さらに、あなたの代わりに入った人が、実務経験が少ない場合、
一人前に育つまでの、教育コストも発生します。

それらのモロモロを考えて、あなたを辞めさせたくないわけです。

なんとか、現状維持に持っていきたいのがホンネの部分です。

【引き止め理由】残された人の業務負担が増えるため

あなたが退職するとなれば、
あなたの仕事を、誰かが引き継がねばなりません。

理由は、あなたがいなくなっても、あなたの仕事は残るからです。

業務に穴が開いて、お客さんに迷惑をかけてしまうことはできません。

ということは、他の誰かに、引き継いでもらう必要があります。

ということは、一時的にせよ、他の社員の負担が増えます。

結果的に、他の社員にしわ寄せが行き、
職場の労働環境が悪化する可能性があります。

時には、あなたが辞めることで、
離職者が増える可能性も出てきます。

会社としても、なるべく避けたいのです。

【引き止め理由】あなたが持っているスキルが失われるため

仕事を通じたあなたの経験は、あなた個人に蓄積されています

なので、あなたが退職することによって、会社から永久に失われることになります。

あなたが開発部門であれば、自社の商品開発に遅れが出たりすることがあります。

もちろん、機密情報や開発記録などのデータは、会社に残りますが、
あなた個人が持っている経験値・ノウハウは、失われてしまいます

【引き止め理由】優秀な社員であるあなたを失いたくないため

ここまで述べてきたように、
社員を一人前に育て上げるには、時間とコストがかかります。

そのうえ、あなたと同じように動ける人材を、
すぐに確保できるとはかぎりません。

そのため、あなたには、

「そのまま会社に留まってもらいたい」

・・・というのが会社のホンネです。

また、あなたは、自分で評価されている実感がなくても、

辞めると伝えた時に、想像以上に
自分が評価されていたことがわかる場合もあります。

ありがたい話ではありますが、もう遅いですよね?(笑)

引き止めをキッパリ断る方法

退職の決意が変わらないことを伝える

上司の引き止めをキッパリと断るには、勇気がいります。

しかし、少しでも思い留まる様子を見せれば、
上司は「引き止められるはず」と考えるでしょう。

そうなると、退職日が決まらず、引き継ぎも長引き、
次の会社への入社日にまで影響が出てしまいます。

上司へ意思表示をした時に、
「次の転職先が決まっています」と、
ハッキリ伝えるのが、もっとも効果的です。

決まっていない場合でも、すでに転職活動中で、

もう少しで決まりそうだということをアピールすると良いでしょう。

グー

ポジティブな転職理由を伝える

会社側から、転職理由を聞かれたら、

「今とは違う環境で、今とは別の仕事を通じて、スキルアップしたい」

「このタイミングで転職しなければ、あとで絶対に後悔すると思います」

などのポジティブな動機を伝えましょう。

実際の退職理由が、人間関係や、給与待遇面への不満であっても、

そのまま正直に伝えてしまうと、円満退職とはいきません。

「きみが不満を抱いている点を改善するから、考え直して欲しい」

とか、まったく違う代替案を提案されるかもしれません。

そうなると、いたずらに時間ばかり過ぎて、面倒です。

ここでは「自分の人生は自分で決めたいので」

という強い意志を、前面に出してください。

ちゃんと感謝の気持ちを伝える

退職の申し出をした後は、ちょっと冷静になって下さい。

入社日から今日まで、会社にお世話になったこと、

退職を引き止めてもらったことに対して、ちゃんと感謝の気持ちを伝えてください

退職は、あくまで前向きな気持ちだと上司に伝われば、

「本人の意思を尊重するべきかも?」と受け止めてくれるはずです。

引き止めを短く終わらせるポイント

退職の話し合いが長くなるほど、あなたも上司もストレスを感じてしまいます。

引き止められても長引くことがないように、

以下のポイントを意識しながら、話し合いをスムーズに進めましょう。

繁忙期は避ける

繁忙期の退職は、職場に大きな迷惑をかけ、引き継ぎするのもひと苦労です。

会社側の都合も踏まえて、
繁忙期が落ち着く頃を、退職日に設定した方が良いと思います。

「退職しようか迷っている」という相談はNG

普通、上司は、部下に対して退職決定前に相談して欲しいと考えています。

転職先が決まる前なら、退職を引き止められる可能性が高いからです。

もし、あなたが、退職に対して、本当に迷いがあるなら別ですが、

退職することを決めてしまったのであれば、無駄な相談は避けましょう

余裕を持って退職希望日を伝える

上司に退職の意思を伝えるときは、1カ月以上前に言うのがマナーです。

法律上は、退職届を提出してから2週間で、退職することが可能です。

しかし、就業規則で「退職予定日の1カ月前までに申し出ること」などと

記載されている場合は、できるだけ、会社の規則に従う必要があります

退職時は、後任者の準備や引き継ぎなど必要な作業が数多くあります。

職場や関連部署、外部の取引先への影響を最小限に抑えるためには、

できるだけ余裕をもって、退職日を設定してください。

早めに伝えることで、会社や上司、同僚との関係悪化を防げます。

会社の事情を考えた行動が、円満退職につながる

退職の意思を伝えた際に引き止められると、
退職交渉が長引いてしまうかもしれません。

しかし、引き止められるのは

「自分のこれまでの働きを認めてくれている証拠」

と前向きに受け止め、感謝の気持ちをもって対応しましょう。

円満退職するためには、会社側の事情も踏まえて行動することが大切です。

上司や会社と話し合い、お互い納得したうえで退職することが、
その後の再就職を気持ちよくスタートさせるためにも欠かせないポイントです。

分かりやすく言うと「なるべくモメずに」退職して下さい。(笑)

まとめ・・・譲歩しつつ、自分を優先する

さて、本日は退職の引き止めの断り方でしたが、いかがだったでしょうか?

最後に一つ、あなたにお願いがあります

 

あなたにぜひ、分かって欲しいのですが、

部下がいきなり退職を申し出れば、上司が感情的になるのは当たり前です。

その上司の気持ちを、少しは理解して欲しいのです。

 

ふだんは穏やかな性格の人であっても、向こうも人間です。

「信頼していた部下(あなた)に裏切られた」というショックで、

あなたに対して、余計に感情的になったり、

批判的な態度になったりする可能性があります。

 

その場合は、あなたが我慢してください。

その時は、心の中で「ごめんなさい」と言ってください。

転職10回の私は、退職を伝えるたびに、

毎回、心の中で「ごめんなさい」と言ってきました。

自分で退職すると決めた以上、それを実行するのは自分です。

その時の私は、上司の前ではクールに振る舞っていましたが、

心の中では「本当にお世話になりました」と思っていました。

 

あなたにとっては、

良いことも、悪いこともあった職場、

でも、最後にお別れするときくらい、

「有難うございました」で終わってください。

 

以上、あなたの決断が、

新しい未来への門出となるよう、

陰ながら、成功を祈っております!

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

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