【転職10回】私が心がけている、運命を変える言葉の法則
皆さん、こんにちは。
さて、10月中に、私は一つ歳を取りました。
ただ、それは本編とは関係ないので、先に進めます。(笑)
で、今日のテーマは、言葉です。
たまたま、インターネット検索していたところ、
ある有名な女性の格言を見つけました。
というより、偶然、出会いました。
その人の名前は、マザー・テレサと言います。
誰もが一度は聞いたことのある、世界的に有名な偉人(故人)です。
マザー・テレサについて
マザー・テレサ(Mother Teresa, 1910年8月26日 – 1997年9月5日)、
あるいはコルカタの聖テレサ(Saint Teresa of Calcutta)は、
カトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者。
またカトリック教会の聖人である。「マザー」は指導的な修道女への敬称であり、
「テレサ」は彼女の敬愛したリジューのテレーズにちなんだ修道名である。
コルカタ(カルカッタ)で始まったテレサの貧しい人々のための活動は、
後進の修道女たちによって全世界に広められている。生前からその活動は高く評価され、
1973年のテンプルトン賞、1979年のノーベル平和賞、
1980年のバーラト・ラトナ賞(インドで国民に与えられる最高の賞)、
1983年にエリザベス2世から優秀修道会賞など多くの賞を受けた。
1996年にはアメリカ合衆国史上5人目の名誉市民に選ばれている。※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
はい、世界で最も有名な女性ランキングの中に、間違いなく入る方ですよね。
ちなみに、私のマザー・テレサに対する印象は、
昔、学校の授業で教わった、
世界的に有名な【愛にあふれたおばあちゃん】です。
(ごめんなさい)
ご存知の方も多いかと思いますが、
彼女は知性にあふれた女性で、沢山の格言、名言を残されています。
その中で、私が気になった言葉を紹介します。
マザー・テレサの言葉
思考に気をつけなさい。
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。
それはいつか運命になるから。
これだけ読むと、別にどうってことありませんよね?
「ん?だから何が言いたいわけ?」
という方もいるでしょう。
これらの言葉と、このブログのテーマである転職がどうつながるのか、
あなたには、見えていないかもしれません。
まだ、分からないかもしれません。
でも実は、深い関係があります。
私が2,000人以上の求職者の方々とお会いして、感じたこと。
それは、転職に成功する人とそうでない人とでは、言葉が違います。
転職に成功する人は、ネガティブな発言が少ない
答えから言うと、成功する人は
ネガティブな発言が少ないということです。
自分の発する言葉に、それだけ気を遣っているということです。
なかなか転職が決まらない人が使いがちな言葉
分かりやすくするために、悪いほうの事例を挙げます。
「だって~●●●だし」
「でも~●●●かもしれないし」
「どうせ~●●●だろうから」
という「ダ行」が、本当に多いのです。
あなたの周りにもいますよね?
何か行動を起こす前に、一言、ネガティブな言葉を発してしまう人って。
・・・そういう人は、転職が決まりにくいのです。
これはもう、断言します。
例を挙げます。
「だって、自分は就職氷河期だったので、正社員になれなかったし」
「でも、私は短大卒なので、四大卒の女性には負けるし」
「どうせ、受けても、また面接で落ちるだろうし」
「だって、今まで何社も応募してきたけど、書類選考に受からなかったし」
こういう思考パターンの人は、ちょっと難しいです。
私がいくらアドバイスをしても、行動パターンを変えられないからです。
「さあ、新しい行動を起こそう」
という、まさにそのタイミングで、
最初からネガティブな目で、物事を見てしまう
・・・残念な人たち。
この「ダ行・ネガティブ系の人たち」は、本当にもったいないと思います。
自分が落ちるはずがない
前に別の記事でも書きましたが、
「この求人は自分のためにある、自分が落ちるはずがない」という気持ち。
思い込みでもかまいません。
その無根拠の自信だけで、壁を突破していく人が、本当に多いのです。
特に一発勝負の面接では、やったもん勝ちです。
●結果が合格であれば、
すべてのプロセスは、合格までのサクセスロードです。
■不合格であれば、
すべてが無駄な時間だったということになります。
あなたがもし、転職活動が思うように進んでいないなら、言葉に注意してください。
自分で気づかぬうちに、ネガティブな発言をしているかもしれません。
そのまま、ネガティブな行動パターンにおちいっているかもしれません。
言霊(ことだま)とは
それと、もう一つ言葉に対する注意点としては、「言霊(ことだま)」です。
●言霊(ことだま)とは、
一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。言魂とも書く。
声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、
良い言葉を発すると良いことが起こり、
不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
●言に靈を認める日本古代の信仰。
言が単に思想や感情を述べる方便ではなく、生命あるものとする。
言霊という語は『万葉集』其の他に見られる。
※出典: 『神道大辞典 第二巻』より
あ、ちがいます。
人魂(ひとだま)じゃありません。
怪談話とか、心霊写真じゃありません。(笑)
と、小さなボケを入れたところで、本題に戻します。(笑)
自分の発した言葉が現実を引き寄せる
さて、この言霊とは、あの万葉集でも使われています。
「自分の発した言葉が現実を引き寄せる」という意味で使われます。
転職エージェントである私の仕事とは、別名「受からせ屋」です。
候補者は、合格か不合格か、どちらかです。
勝つか負けるか、二つに一つ、中間はありません。
かならず、白黒どちらか、ハッキリします。
なので、すべての求職者に対して、
初回の登録面談の時点から、企業の面接のときも、
内定が取れて、入社日が決まる時も、
いっさい、ネガティブな発言はしないように心がけています。
仮に、職場の同僚から、
「あの候補者はどうですか?」と質問されても、
「まったく問題ありません」としか答えません。
心の中では
「書類選考に受かるかどうかは、五分五分かも?」
だと思っていても、
「五分五分です」とか
「ギリギリです」とか
絶対に口にしないようにしています。
あなたはすでにお分かりになっているでしょうが、
私は言霊を、全面的にではないにせよ、信じています。
ネガティブな発言をする人ほど落ちる
20年間、この仕事をやってきて、ネガティブな発言をする時ほど、
落ちる率がメチャクチャ高くなると知っているからです。
それを分かっているので、
「不合格かも」とか、
「難しいかも」とか、
「危ないだろう」とか、
受からせ屋の私が声に出したら、終わりだと思っています。
私が自分の頭の中で考える分には良いのですが、
声に出してしまうことは、絶対にしません。
私の不用意な発言で、つまり言霊で、
誰かの人生を狂わせるにはいかないからです。
それくらい、私も自分の発する言葉に、気を遣っています。
まとめ・・・マザー・テレサと私のちがい
これまで20年間、多くの求職者と出会って、
私なりに導き出した答えというか、法則があります。
●まるきんがキャリアカウンセリング面談の際に心がけていること
まず最初に知るべきは、その人の行動。
その人の行動に影響を及ぼすのは、その人の思考。
その人の思考に影響を及ぼすのは、その人の思想。
その人の思想に影響を及ぼすのは、その人が発する言葉。
最終的に深く理解するべきは、その人の言葉。
今回、マザー・テレサと私の違いに気が付いたことは、新しい発見でした。
もう一度、スタート地点に戻します。
マザー・テレサと私とでは、ちょっと意見が違います。
思考>言葉>行動 という3ステップでした。
行動>思考>思想>言葉 という上位へと向かう4ステップです。
私の方が4つだから偉いとか、
そういうことを言いたいのではありません。
実は、私と彼女が導き出したゴールは同じだったからです。
さいごに・・・それはいつか運命になるから
彼女の言葉の最後の行には、こう書いてあります。
「それはいつか運命になるから」
この意見には、完全に、完璧に、同意です。
正しい言葉、
正しい心がけで行動する人こそが、
自分の運命を変えられる人だと、
私は思います。
この記事が、あなたの転職活動の参考になれば幸いです。
本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。