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【転職・スカウト】転職サイトに登録し、エージェント経由で応募する

⑤ 求人をさがす・応募する
この記事は約13分で読めます。

エージェントのスカウト経由で転職する

皆さん、こんにちは。

本日は転職サイトに登録して、
転職エージェントからスカウトを貰って、転職する方法についてです。

今回用に、イラストを作成しました。

あなたにスカウトメールを送ってくる人たちは?

ご覧頂くと分かりますが、あなたにスカウトメールを送ってくる人たちは4タイプです。

①サイト内のシステム(機械)から、自動で配信されてくるメール
②転職サイト運営会社の担当者(転職サイトがdodaなら、dodaの担当者)
③その転職サイトを利用している、外部の転職エージェント・ヘッドハンターたち
④求人企業の人事担当者

スカウトメールのタイプ

①機械による自動配信メール

イラストをご覧いただければお分かりになる通り、機械による自動配信です。
2種類あります。

【①-①あなたが希望した条件に合致した求人を自動配信するメール】
あなたが登録した希望条件に合う求人を、メールで配信してくれるシステムです。
サイト内の求人情報を機械的に読み取り、あなたに届けられるメールです。

【①-②転職サイトから強制的に送られる自動配信メール】
例えば「20代、神奈川県在住、法人営業経験者」という検索条件で
抽出された人(例えば1000人に同時一斉配信)される自動配信メールです。
毎日配信、週に一回、新着求人の配信メールなど、さまざまです。

ちなみに、この二種類の求人情報のマッチング精度ですが、
機械による自動抽出なので、ややピント外れなメールが届くこともあります。
ただし、自分の希望に合致した求人を探す手間が省けますので、便利です。
もちろん、配信停止にすれば、送られません。
自分で設定可能です。

【応募への流れ】
機械で配信されてきた求人に応募しても、
改めて書類選考が行われることがほとんどである為、合格率は微妙です。
ただし、未経験分野の求人企業から、思いがけないメールが届く場合もあります。

②転職サイトの担当者が送ってくるスカウトメール

求人企業の担当者が忙しいので、その代わりに
転職サイトの運営会社の社員(dodaならば、dodaの担当者)が送っています。
転職サイトの担当者は、その企業を実際に訪問して、採用条件を聞いているので、
その人物に近い経歴を持つ、あなたにメールを送ってきます。
担当者(人間)が送ってきたスカウトなので、これはマッチング精度が高く、期待できます。

③転職エージェント(人材紹介会社)からのスカウトメール

ここが、まさに私がいる場所です。
求人企業から人選の依頼を受けた転職エージェントが、
募集内容に合致したサイトの登録者にスカウトメールを送ります。

「あなたのご経歴を拝見しました、もしご興味をお持ちになりましたら、
一度、面談されませんか?」というメッセージと共に送信されます。

「弊社はこちらの求人企業に5人ほど、ご紹介実績があります」など
転職エージェントの特徴が記載されています。

まあ、要するに相応しいキャリアを持つ求職者へラブレターを送って、
「ぜひ一度、会いましょう」とメールで口説く感じです。(笑)

【その後の流れ】
あなたが「興味があります」と返信されれば、転職エージェントとの面談です。

このブログでも、何度か紹介してきた通り、基本的には対面による面談です。
求人企業の説明とキャリアカウンセリングがメインになります。

単なる求人票の説明ではなく、あなたが転職活動をどう進められているか?
転職で、何を望まれているのか?を詳しくお聞きします。

職務経歴書を見ながら、これまでの経験・スキルの再確認、
転職に求めるもの、お仕事内容・待遇条件等についてお話しします。

その後、即決か、検討か、いずれにせよ、本人に決めてもらうことになります。
で、あなたが「応募します」となった場合、
そのまま応募書類の作成、ご推薦、書類選考、面接という手順で進みます。

④求人企業の採用担当者からのダイレクト・スカウトメール

採用担当者は、転職サイトに登録された、あなたのキャリアシートで、
経歴やスキルを見て「この人だったら今回の〇〇のポジションに適任だろう」
と考えた上でスカウトメールを送ります。
直接、求人企業からのスカウトなので、書類選考が通過しやすくなります。

機械と人間のメールの見分け方

自動配信メールか、転職エージェントや採用担当者からの
スカウトメールかの見分け方ですが、文面は似ています。

ただし、あなたがサイトに登録した、経歴や資格に対して、
文章の中で触れている部分があれば、それは「人間が送っている」とわかるはずです。

やはり、人間の文章には独特の「人間臭さ」があるので、それは分かると思います。

私の場合は「■■という会社でのご経験を活かせると思い、メールを送らせて頂きました」と書きます。
「あなたのキャリアシートを見てから、メールしていますよ」と分かってもらう為です。
「私は機械じゃありませんよ」と分かってもらう為です。

あなたが行けるのは1社だけ

ここまで述べてきましたが、スカウトメールは、それなりに来ます。

若い20代の方であれば、週に数十通とか、ザラだと思います。
50代の私でも、複数のサイトに登録しているので、毎日、何かしらのメールが来ます。

で、重要ポイントとしては「本当に必要なメールをいかにもらうか?」です。

他の記事でも書きましたが、転職活動は「ご縁」です。

何十社に応募しても、何十社から内定を貰っても、あなたがいけるのは1社だけです。
となると、自分にふさわしい1社の求人を探すことが、あなたの本当の目的です。

ピント外れな求人情報を1万件も貰っても、嬉しくありませんし、何の意味もありません
それよりも、たった1件だけど、ドンピシャな1件の方が、あなたにとっては重要なはずです。

つまり、ここでは数ではなく、完全に、質を重視です。

転職エージェントがNGだった時の、リスクヘッジとしての転職サイト

もう少し、詳しく説明します。

私は、転職活動の「軸」として、ふさわしいのは3社と書きました。

リクルートエージェント(転職エージェント)
リクナビNEXT
(転職サイト)
②doda(デューダ)(転職エージェント&転職サイトの合体型)
③パソナキャリア(転職エージェント&転職サイトの合体型)

この3社に登録すると、①②③の各社のエージェント担当者(キャリアアドバイザー)が、
あなたにふさわしい求人企業を「人力で選んで」案内してくれます。

さらに、転職活動を進める上でも、マンツーマンでサポートについてくれます。

もしそれで、あなたに最もふさわしい会社との出会いがあれば、最高です。
まさに、理想的な転職活動をされたということになります。

しかし、それは通常、3ヶ月の期間限定だったりします。

となると、たまたまタイミングが(コロナの影響とかで)合わずということもあります。
可能性としては充分にあるはずです。

となると、転職エージェントの人力での求人だけでは、ちょっと心もとない感じです。

なので、3ヶ月で良い出会いが無かった場合のことを想定して、
転職エージェントへの登録と同時に、その会社が運営している
転職サイトにも登録した方が良いと、私は考えました。
(というか、ここはもう、サクッと登録してください、しないとだめです)

キャリアシート(職務経歴書)をマイページに登録する。

あなたは、自分のキャリアシート(職務経歴書)を
転職サイト(例えばリクナビNEXT)のマイページに登録する必要があります。
これは基本です、手抜きをしないで、面倒くさがらずに、さっさとやってください。

間違いやすいので、もう一度書きますね。

これは、「転職サイトに無料登録する」という意味ではありません。

転職サイトに登録した後に「自分の経歴データをアップロードする」という意味です。

サイト内の経歴記入欄に職務経歴を、「コピー&ペーストする」という意味です。

目的としては、すでにお分かりになっていると思いますが、
あなたの存在を、多くの人に知ってもらい、良い求人をメールして貰うためです。

冒頭で述べたように、スカウトメールは「4タイプ」あります。

しかし、機械の自動配信は、イマイチのマッチング精度だと思います。
となると、残りは人間が送る3タイプ。それは期待できます。

みんな、あなたの経歴を見て、分かった上で、スカウトメールを送ってくれるはずです。
それが、転職サイトに登録する、本当の狙いです。

「いやいや、まるきんさん、転職サイトだから、自主応募でしょ?」

あなたが言いたいことは、分かります。

転職サイトのメリットとして「自分で好きな会社に応募できること」
確かに、それは素敵です。

しかし、成功の確率に、バラつきが出てしまいます。
過去の転職歴10回の私の感想として、なんとも言えません。

やはり、エージェント経由の方が、情報も豊富で受かりやすく、入社後のリスクが低いからです。
あと、企業内の人員構成、市場性、製品情報など、エージェントが知っていることもあります。

以前、危ない求人票の見分け方でも書きましたが、
自主応募は、企業の内部情報が少ない場合があるので、やや慎重になる必要があります。

例えば中小企業、特にベンチャー企業などは、きらびやかなイメージがありますよね?

求人サイト上には、都会の洗練されたオフィスのイメージ写真が掲載されていますよね?

なぜかみんなラフな格好で、素敵な笑顔の写真ばかりですよね?(笑)

でも、実際のところ、何で儲かっているのか、分からない会社はとても多いです。
本当によくある誤解ですが、なんかベンチャーと聴くだけで、
まるで宝物を発見したような気になっていませんか?

・・・ここは、よく見極める必要があります。

それは表向きの「ハリボテ」の場合が少なくありません。

ベンチャー企業のみんながみんな、強固なビジネスモデルをもっているわけではありません。
見かけ倒しの会社も、山のようにあります。

「●●大学との産学連携で生まれたベンチャー企業」とか、

「■■株式会社と■■株式会社との共同出資で生まれた会社」とか、

鳴り物入りでデビューして、資本金を食いつぶして終わったベンチャーは沢山あります。
ベンチャー企業の良さは、若さ、スピード感、臨機応変さだったりします。

さらに、経営者が若い、社員が若いということで、勢いがあります。
しかし、経験豊富なベテラン=大人がいないので、壊れるのが早いということも言えます。

つまり、何が言いたいかというと、転職サイトに掲載されている求人企業の情報は、
どちらかと言えば、一方通行なので、社歴が浅い会社は、実態が分からない場合があります。

別に、求人票にウソが多いとかではなく、分からないのです。

客観性が無いから、何とも判断のしようが無いわけです。

そうなると、皆さんが一番いやな「ブラック企業」に出くわす可能性が高くなります。

それを回避するのが、転職サイトに登録して、エージェントから求人を貰うことの目的です。

・・・・話を戻します。

まず、転職サイト内への登録をすることが重要です。
当然、あなたの個人情報は開示されていませんが、
職務経歴書に記載された経歴を見て、人間がメールを送ってくれます。
(その中には、私がいるかもしれません)

ここで重要になるのが、あなたの職務経歴書です。

転職サイト(例えばリクナビNEXT)に登録したあなたは
すぐにキャリアシートを転職サイトのページにコピー&貼付しなければなりません。

私たち転職エージェントはサイトに登録された
あなたのキャリアシートを見てスカウトメールを送ります。

したがって、そのキャリアシートが不十分である場合、
私たちはあなたにスカウトメールを送りません。

とても残念な事実として、キャリアシートのアップロード、
データ入力不足の人には、魅力的なスカウトメールは、届きません。

このブログの中で、私はもう何千回とお伝えしていますが、(実際は5回くらいですが)
職務経歴書の完成度が、あなたの転職活動の成功、不成功を決定します。

つまり、あなたが本来出会うべきだった、良い会社との「ご縁」がつながりません

地方在住者が転職サイトからのスカウトで合格する流れ

先に進みます。
ここでは、地方にお住まいの方にとって、有効な手段となる転職サイト経由での合格の流れを説明します。
下記の流れで、あなたの転職活動の成功確率は上がるはずです。

①転職サイトに登録する。

②サイト内にキャリアシートの最新版をアップロードする、
コピー&ペーストする。

③スカウトメールをチェックする。(必要に応じて)

④興味のあるスカウトに返信する。


⑤企業の人事担当者、転職エージェントに会う。

詳しい求人情報を聞き、自分の経歴や職歴を伝えて、深く理解する。

⑥問題が無ければ、自分の希望と合致すれば、エントリーして面接を受ける。


➆受けるからには、かならず合格する。(このブログ内の記事を見て準備してください)

転職エージェントと転職サイトの合わせ技の例

首都圏にお住まいの方に対して、転職エージェントと転職サイトの使い方について、まとめます。

行動①転職エージェント(総合型)に登録し、キャリアカウンセリングを受ける。

行動②同時に、転職エージェントが持っている転職サイトにも、経歴を詳しく記入する。
※例)リクルートエージェントとリクナビNEXTの両方に・・・という意味です。

行動③同時に、特化型転職エージェント(女性特化やハイクラス特化など)にも、登録する。

ここから先は、上に書いた、地方在住者と同じように、エントリー、面接、合格という流れです。

行動①
まず最初はリクルートエージェントの専任担当者から、あなたに合う求人を紹介してもらいます。
それで希望する会社に出会えて、面接で合格すれば、もう転職活動は終わりです。

お疲れ様でした。(笑)

行動②
しかし、3ヵ月で、希望する求人と出会えないケースを想定して、
転職サイト「リクナビNEXT」にも、キャリアシートをアップロードしておく必要があります。

広く自分のキャリアを知ってもらえるよう、つまり、エサをまいておく感じです。(笑)
そのエサを食べるのは、転職エージェントである私です。(笑)
あなたのキャリアシートを見た「人間」からスカウトメールを貰う。

行動③
さらに、あなたがもし、横浜に住んでいる32代の女性とかだったりしたら、(笑)
リブズやとらばーゆなど「女性特化」のサイトにも同時に登録しておき、
そこからスカウトを待つ、求人へ応募する、ということも必要になります。

転職活動がスタートして、次の会社が決まるまでは、
メールチェック、求人探しを、マメにやる必要があります。

転職活動に必要な期間は、早い人は1ヶ月。
普通の人は、大体3ヶ月程度です。

特に急ぎじゃなく、じっくり探す方は、半年くらいを目安に動かれています。
あと、ハイクラス(経営に近いポジション)への応募も、時間がかかります。

こればかりは「ご縁」ですから。

 

スカウトメールが来ない人の特徴

とりあえず、思いつくまま、書いてみます。

  • 職務経歴書の作りが甘い方。
  • キャリアシートの欄が、スカスカで、未入力の項目がある方。
  • 自分のやってきた業務に関する記述が少ない、数行しか書かれていない方。
  • いつ、どこで、だれと、何を、どれくらい、どのように、という「5W1H」で書かれていない方。
  • 他人が見るということを、想定していない書き方になっている方。
  • 自己PRの部分が異常に長く、過去の「つらい体験告白」になっている方。
  • 現状年収「300-400万円」で、希望する年収が「1000万円以上」になっている方。
    つまり「今の3年分の仕事を、たった1年でこなす」という非現実的な方
    「年収1000万」という単なる妄想、願望を選択している、考えも、行動も、両方とも甘い方。
  • 転職サイトで「希望勤務地」を選択する際、全国47都道府県にチェックが入っている方。
    本来なら、現住所の近くか、出身地の近くなど、何か希望があるはず。
    にもかかわらず、全国どこでも良いを選択してしまう方。
    これでは逆に信用性が無いので、危なくてメールは送れません

まとめ

以上が、スカウトメールを貰うまでの流れとなります。

まずは基本となる、履歴書、職務経歴書の完成度を上げる。

ここが全ての原点であり、あなたが良い会社とめぐり合うための、第一歩だと思います。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。

 

 

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