年収の水増しはバレるのか、バレないのか?
皆さんこんにちは、
まるきんスカイウォーカーです。
さて、本日のテーマはズバリ「年収の水増し」です。
なかなか人に聞けないけど、気になる部分だと思います。
年収の水増しは、なぜ必要か?
あなたが転職活動をする際、ほとんどの会社から、
「現在の年収はおいくらですか?」と質問をされるはずです。
あなたを採用する時に、どれくらいの年収を払えば良いか、
先に知っておきたい、という先方の意図があるからです。
ここであなたは迷います。
「正直に答えるべきか、ちょっとだけ多い金額を伝えるか?」
年収の水増しをしたい・・・という気持ちが生まれます。
なぜなら、できるだけ高い年収額を勝ち取りたいからです。(笑)
この場面では、自分の年収をなるべく高めに言っておかないと損です。(笑)
その時の心理状態としては、以下のような流れです。
<年収アップのための水増し>
転職活動をするにあたり、自分の給与を上げたい。
↓
最低でも、今の年収を上回る給与を提示してもらいたい。
↓
面接官に年収を伝える際に、現職以上の年収額を伝える必要がある!
↓
水増しした金額を言っておけば、より高い給与が提示されるはず!
↓
本当は「今の年収は500万です」だけど、どうせバレないし。(笑)
↓
次の面接の場面では「今の年収は600万です」(キッパリ)
↓
はい、ウソをつきました。
年収額を水増ししました。
という、シンプルな流れです、要するに出来心です。
では、さっそく本題です。(笑)
【一発回答】年収の水増しは、バレるのか?
結論を言います。
バレます。(笑)
なぜ、バレるの?
面接の段階では、まずバレません。
転職サイト経由での自主応募の場合も、バレません。
転職エージェント経由での応募の場合も、バレません。
応募、面接、合格した段階では、まずバレません。
バレるのは、そのあとです。
入社書類の提出を求められるとき
内定を獲得した後に、
会社から様々な書類の提出を求められるときに、バレます。
*源泉徴収票
*給与明細の確認
正式な内定通知書を発行する前に、あなたが会社から受け取った
源泉徴収票(原本またはコピー)を提出させる会社があります。
または、前年度の課税証明書とか、所得証明書とか、
市役所等の公的機関が発行した書類を求められる場合もあります。
それで、リアルな年収がバレます。
過去の給与明細
以前、私が在籍した外資系の会社では、入社にあたって、
源泉徴収票のほかに、前職の給与明細を提出させるところがありました。
紙で印刷された、毎月の給与明細(直近6か月分、直近1年分など)です。
途中が一か月でも欠けていたら、それが見つかるまで「採用は保留扱い」でした。
ちょっと細かすぎると思いませんか?(笑)
でも、その時は、たまたま紙の給与明細を捨てずに保存していたので
特に問題はありませんでしたが、ヒヤッとしました。(笑)
これが、若いころのずさんな自分だったら、
給与明細なんか見ずに、さっさと捨てていたと思います。(笑)
大事な書類は、捨てずに取っておくこと。
・・・私も一つ、学びました。(笑)
バレたらどうなるの?
面接でのウソは、内定取り消しになる可能性があります。
例えば、あなたが入社した後に、書類の提出段階でウソが発覚した場合、
そのまま内定取り消し&解雇に繋がる可能性もあります。
当たり前ですが、ウソをついたまま、
会社にもぐりこんだ犯罪者というレッテルを貼られます。
居づらくなること、間違いなしですよね?
誓約書に懲戒解雇という文字
入社の際に、あなたがサインさせられる「誓約書」には、こう書いてあります。
学歴、職歴をはじめとする個人の経歴については、すべて真実であり、
虚偽の報告をした場合、懲戒解雇になっても、いっさい異議申し立ては致しません。
という文書に、あなたは自分で手書きサインをしているわけです。
なので、こうなると、完全に、あなたが悪くなります。
そもそも、採用選考の段階で、候補者が会社に対して、
ウソをついていること自体が、NGな行為なので、
会社を欺く行為ということになり、確信犯です。
さらに年収の水増しは、採用、不採用の公平な判断を妨害する行為だとみなされて、
あなた以外の候補者に、不利益をもたらした行為だとみなされてしまいます。
当然ですが、あなたが内定取り消しになった場合、
再度、選考活動のやり直しが必要となります。
会社や他の候補者にとっては、本当に迷惑な話ですよね。
特にNGと言われるのは経歴(年齢や学歴、会社や経験社数)と言われますが、
年収の水増しも、それに匹敵するほど重要な項目なので、
バレたらどんな処罰になっても、文句は言えません。
給与明細を提出させる理由
ちなみに、会社側が給与明細を出させること自体は、違法ではありません。
応募者に明細を出させる理由は以下のようなものです。
●前職給与を参考にして年収を決めたい
候補者に、給与明細を提出させる主な理由は、
主に前職での給与額を参考にして、採用後の年収を決めるためです。
まあ、理由としては妥当だと思います。
●年収詐称を防ぎたい
高い年収を払って人材を採用しようと考えている会社にとって、
「その年収に見合う仕事ができる人材だろうか」という不安は常にあります。
入社後のパフォーマンスに直結するからです。
その場合、前職で支給されていた給与額というのが、一つの目安となります。
しかし、書類提出を拒んだり、本人が申告していた額と違ったりすれば、アウトです。
会社側のメリットとしては、文字通り、年収詐称を未然に防ぐためです。
●たくさんの応募者を集めたい
また「前職給与を保証します!」というセールストークで
求人広告を出している会社も、証拠として給与明細を出させるところがあります。
この場合であれば、応募者の方も、明細を提出することによって、
その額以上の給与を保証してもらえるため、双方にとって良い方法かもしれません。
即戦力を集めるには、良いやり方かもしれません。
まとめ・・・水増しは、やめておいた方が無難
さて、前職の給与を高く申告して、
無理やり年収を上げようと考える人がいますが、
ここまで述べてきたように、バレるリスクが非常に高いので、避けたほうが無難です。
【解決法】リスクなしに年収を上げる方法
では、どうやってリスクなしに年収を上げるのかというと、やり方があります。
それが、転職エージェントの活用です。
ここから先は、私からの提案です。
ご存知の方も多いと思いますが、おさらいの意味も含めて書きます。
転職エージェントを利用するメリット
- すべて無料でサポートが受けられる
- あなたに最適な求人を紹介して貰える
- ブラック企業かどうか、客観的な意見を聞くことができる。
- 応募書類の添削サポートがある
- キャリア不足であっても、書類選考を通過する場合がある。
- 面接日程の調整を代わりにやってもらえる
- 面接対策トレーニングをやってもらえる
- 年収の交渉をしてもらえる
- 内定後、入社日の調整をしてもらえる
あなたにとって魅力的なのは、8番ですよね?(笑)
他はどうでも良いですか?(笑)
この転職エージェントの活用ですが、
あなたにとってのデメリットは特にありません。
自分でついたウソにビクビクしたり、
バレないかヒヤヒヤしたりするくらいなら、
転職エージェントに
「今回の転職では、年収を上げたいのでよろしくお願いします」
と言った方が無難です。
特に年収の交渉はプロのエージェントに任せた方が安心です。
最低でも「現状維持」とか、「希望は●●万円以上」とハッキリ伝えること。
遠慮したら勿体ないので、ちょっと勇気を出して言ってみて下さい。
なお、具体的なやり方は下記を参考にしてください。
おすすめ転職エージェント一覧
あなたの年齢や性別やスキルに応じた、
おすすめ転職エージェントをまとめてみました。
【20代】第二新卒・フリーター・ニート向け
【女性に優しい】おすすめ転職エージェント&サイト
【ハイクラス求人】年収1000万円以上を狙いたい方
【事務職】バックオフィス・管理部門で働きたい方
【国内大手3社】多くの求人を見てベストな1社を探したい方
転職エージェントの賢い使い方
では、本題に戻ります。
「年収を上げたい」あなたがやるべきことは、
年収を偽って「会社をだます」やり方・・・ではなく、
プロに交渉して貰うという「正当な」やり方・・・です。
シンプルな流れとしては・・・
先ほどご紹介したエージェントに数社ほど登録して、
まずは相性の良い担当者と出会うことです。
良い担当者と出会えたら、あなたの転職活動は半分終わったようなものです。
私はこれまで、沢山の求職者とお会いしましたが、
エージェントの数だと、皆さんだいたい4社以上は、登録されています。
単純に、登録社数が多いほうが、選べる求人の数が増えるからです。
なお、社数も大事ですが、それより大事なことは、どの担当者がつくか?です。
あなたのことを本当に理解して、力を貸してくれる担当者かどうか、
まずは何社か登録してみて、一番相性の良い人を探しましょう。
最後に・・・年収を水増しする行為とは?
<年収を水増しする行為とは?>
どうやって、面接官をだますか?
どうやって、実力以上に見せるか?
ということだと思います。
こうしてみると、なんかイマイチですよね?
実力の無いダメ人間が、他人の目をごまかして、
ゼニをかすめ取っていくみたいで、かなり格好悪い姿ですよね?(笑)
ちょっとだけ、冷静になって下さい。
そんな小さなウソで頭を悩ますよりも、
もっと正々堂々と、自分の実力で年収を上げるために頭を使いましょうよ。
いつバレるかどうか、ビクビクしながら生きるより、
本気で仕事して、実力で年収を上げてください。(笑)
その方が、長い目で見ると得策です。
以上、今日は、まるきんスカイウォーカーが、
年収の水増しリスクについて、お話させていただきました。
本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。