【転職】在職中に転職活動を始めたいけど出来ないあなたへ
皆さん、こんにちは。
今日は転職活動をはじめるタイミングについてです。
他の記事でもチラッと触れていますが、
私としては、在職中の転職活動をおすすめします。
「そんなこと、言われなくても、わかっているよ」
「在籍中に始めたいけど、色々あって、出来ないし」
という方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、今の状況ではむずかしいと思われている方に向けて、
おさらいの意味と、退職後の転職活動について、書きます。
では早速、メリットとデメリットから、いきます。
在職中に転職活動をするメリット:○
*収入が途絶える心配がなく、無理に転職先を決める必要が無い
*企業に対して「安売り」する必要が無く、対等な関係で面接に臨める
*精神的に余裕があるので、フラットに現職との比較ができる
*仮に最終面接で落ちても、現状維持はしているので、特に困らない。
*離職後の「空白期間」がない。
在職中に転職活動をするデメリット:×
*こころに余裕がない
*仕事が忙しい
*職場の上司や同僚に対する、後ろめたさがある
*面接になったとき、有給休暇が使えない
*外回りの業務じゃないので、平日の昼間に面接を受けられない
*職場に携帯を持ち込めないので、面接の日程連絡が遅れる、全くやりとりができない
*携帯は持ち込めるが、電話の際に人目につかない場所へ移動するので周囲に怪しまれる
*今、会社を辞めたら、絶対に殺される(本当に殺されるわけではないが、そうとう恨まれる)
*これまでお世話になった義理があるので、辞めてから動くのが、人としての道だと思う
『エン転職』ユーザー1万人アンケートでは「86%が在職中」
2018/11/08
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区)が運営する
「入社後」までを見据えた総合求人・転職支援サービス『エン転職』上で、
ユーザーを対象に「転職活動」についてアンケートを実施し10,663名から回答を得ました。
以下、概要をご報告します。■調査結果 概要
★ 86%が「在職中に転職活動を行なう」と回答。
★ 転職活動にかかった期間、7割が「3か月以内」と回答。
★ 転職活動での悩みは、アピールポイントや適性、やりたいことが分からないこと。
ということで、エンジャパンの1万人アンケートの結果です。
やはり皆さん、在職中が多いわけですね。
在職中:86%は、まあ妥当な数字。
活動期間:3ヶ月以内も、いつもの数字。
最後の、アピールポイント、適性、やりたい事が分からないも、いつもの感じです。
3:転職活動での悩みは、アピールポイントや適性、やりたいことが分からないこと。
「転職活動で困ることは何ですか?」トップ3は「自分のアピールポイントがわからない」(43%)
「自分の適性がわからない」(43%)
「自分のやりたいことがわからない」(39%)
年代別に見ると、特に20代は上位3項目が顕著でした。
これらの悩みは、社会人経験の浅い20代なら、誰でも当てはまります。
従って、当たり前と言えば、当たり前です。
だんだん、年齢を重ねることで、悩みが減っていく感じです。
逆に40代とかで、自分の適性がわからないとか言っていたら、危ないです、怖いです。
さて、「世間の代表・エンジャパン1万人アンケート」は、これくらいにして、先へ進みます。
あなたが退職してから、転職活動をするメリットを考えてみましょう。
退職してから転職活動をするメリット:○
*心理的なプレッシャーがなく、転職活動に専念できる
*生活をリセットすることで、新たな気持ちで人生の再出発ができる
*仕事のプレッシャーが無いので、自分のことについて考える時間ができる
*時間に余裕ができて、応募書類を落ち着いて作成できる
・・・辞めてしまえば、あなたはもう、自由です。
エージェントとの面談も、企業との面接も、自分の好きなペースで、いっきに動けます。
まさに、さくらの開花宣言みたいな感じです。(笑)
退職してから転職活動をするデメリット:×
*ただの失業者である
*ハローワークの失業給付がでるまでは、無収入になってしまう
*最初は自由で良いが、次が決まらないと、だんだん不安になってくる
*書類選考で落ちると「会ってから判断しろよ、このボケ!」とか、当り散らしたくなる
*企業との面接の時に「私を雇ってくださいオーラ」が、無意識に出てしまう
*面接で落ちると、だんだん、自分に自信がなくなっていく
*長引けば長引くほど「ダメな人間」「無能な人間」のように感じてくる
*決まらなければ、年収条件をだんだん、下げざるを得ない
*自分が「やりたい仕事」ではなく「とりあえず転職」になる危険性がある
*人と会うことが、だんだんストレスになる
*人と会わないことも、だんだんストレスに感じる
*未来をイメージしても、明るいイメージが浮かんでこない
*孤独だと感じる時間が増える。
*他人の幸せがうらやましくなり、だんだん、それが憎しみに変わっていく。
・・・最後のは、冗談です。(笑)
なんか、暗くなってきたので、小さな笑いを取ってみました。
退職後スタートをイメージする
それぞれのメリット、デメリットを上げましたが、どの選択でも別に問題ないと思います。
リスクを考えると、在職中が良いと思いますが、別にやめてから転職でも構いません。
実はわたしも「辞めてから転職が好きなタイプ」です。
仕事で求職者とお会いした際には「絶対に次を決めてから退職して下さい」と言うくせに、
自分にはそのルールを適用しません。
と、それはひとまず置いておいて・・・。(笑)
いずれにせよ、現実的な話として、半年以内に就職しないと危険です。
長引くと「何かべつな理由があるのか」と、企業に疑われます。
大事なことはタイミング。
前の会社との縁が切れると、あなたには自由な日々が待っていますが、
逆にそれが長引くと、だんだん、社会との接点がなくなって、不安が増してきます。
人間って、身勝手ですよね。
でも、みんな同じです。
行動イメージ
●退職日が確定した時点で、転職エージェントへ登録予約する。
↓
●とりあえず、退職日までは今の職場で、責任を持って、働くこと。
↓
●翌日からは、晴れて自由の身なので、さほど間隔をあけず、転職エージェントを訪問する。
↓
●で、段々とペースを上げていって、情報が出揃った段階で、次の会社を決める。
↓
●最後の「ここぞという場面」では、一気に押し切って、決めてください。
さて、流れはこれでよいとして、
せっかく退職したなら、ちょっとは気分転換とか、休みたいという気持ちは分かります。
でも、それは最大で1週間くらいにとどめること。
今まで、よく頑張った自分へのプレゼントと思ってください。
自分に対する「特別なゴールデンウイーク」だと思って、それが終わったらスパッと活動開始です。
決定までの全体スケジュール感
●退職日(おつかれさまでした)
↓
●自分への「ご褒美ゴールデンウイーク」(だいたい1週間-最大で2週間)
↓
●複数の転職エージェント(5社程度)との面談(1-2週間程度ですべてを終える)
↓
●転職活動を本格的にスタート(1-3ヶ月程度で決めること)
エージェントを使うメリット
あなたは、前職を退職したばかりの無職状態=失業中なので、
どの転職エージェントも、心配して、本気になってさがしてくれます。
あなたが在職中であれば、彼らも少しは余裕がありますが、
あなたがすでに「無職=無収入」と知ったら、絶対に協力してくれるはずです。
彼らにとっても、メリットがあります。
あなたをうまく紹介させることができれば、求人企業から紹介フィーが入ります。
その時点で、離職されているあなたは「近い将来に、かならず転職する人材」なので、
彼らも本気でさがしてくれると思います。
まとめ:行動は計画的に
在職中に転職活動ができないなら、離職してからガンガンいってください。
ただし、その際には、全体スケジュールをイメージして、計画的に動くこと。
仕事をしている時と同じように、自分から主体的に行動して下さい。
★エージェントとやり取りしているからと言って、それで安心しないこと。
★必要以上に、他人に頼らないこと、依存しないこと。
★自分から先読みして行動すること、「待ち」の状態にならないこと。
以上、本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。