【向いている仕事の探し方】①必ずしも好きな仕事だとは限らない

② 自分の強み・向いている仕事を知る
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【向いている仕事の探し方】①必ずしも好きな仕事だとは限らない

みなさん、こんにちは。

今日はちょっと違う話をさせて下さい。

転職エージェントをやってきた、あくまで私の個人的な感想ですが、

人は「向いている仕事」につければ、幸せなのではないかと思います。

「なんだ、当たり前のことじゃないか」と、あなたは思われるかもしれません。

・・・ちょっと待ってください。

ここで私がお伝えしたいのは

「好きな仕事」「向いている仕事」は、

呼び方は似ているけれど、まったく違うということです。

「陶芸家になる」・・・それが私の夢

具体例を挙げましょう。

例えば・・・陶芸家。

私が幼い頃から陶芸に興味があったとします。

「陶芸家になる」・・・それが私の夢です。

学校を卒業した私は、高名な陶芸家の元で修行を開始。

やがてオリジナルな作風を確立、師匠の元を巣立ち、そのまま独立。

その時点で、私に芸術的に秀でた才能があれば、全く問題ありません

陶芸家として、最高に幸せな人生を送ることができるでしょう。

才能があると勘違いをしていた場合

ただし、逆もあります。

独立した時点で私に才能がなかった場合。

または、才能があると勘違いをしていた場合

 

・・・その時は本当に悲惨です。

自分だけが貧しく、苦しいだけなら問題ありません。

単に私が我慢をすれば良いだけのことですから。

しかし、たまたまその時期に結婚を考えている相手がいたり、

既に家庭を持っていたり、子供がいたりした場合は、話が違います。

自分だけでなく、その家族まで不幸にしてしまう危険性があるからです。

「好き」という理由だけで仕事を選択できれば、

それで経済的に自立できれば、誰も苦労はしません。

しかし・・・ どの世界でもそうですが、現実はそう甘くはありませんよね?

現実との折り合い

夢を追うのは良いけれど、自分の望むような結果にならなかった場合、

「現実との折り合い」をどこにつけるか?

そこが問題だと思います。

転職エージェントとして、多くの人の人生に携わってきた中で、私はよく、こう思います。

もしかしたら、人は「自分が好きな仕事」につくより、

「自分に向いている仕事」についた方が幸せになれるのではないか?と。

「自分に向いている仕事は何か?」を探すことができれば、

もうそれで充分なのではないか?と。

仮に、経済的に大成功を収めることができなくても、

地位や名声や、高い役職を得ることができなくても、

自分に向いている仕事に出会えたら、もう充分なのではないか?と。

 

向いている仕事についた場合のメリットは?

あなたもちょっと、考えてみてください。

私なりに考えたメリットは・・・

まず、仕事に対するストレスが少ない。

それほど努力せず、成果を上げることが可能。

余計な雑念に惑わされる必要がない。

年数とともに、経験値が上がり、習熟度が増す。

何よりも良いことは

『その仕事を通じて、自分らしさを最大限に発揮できること』

・・・かもしれません。

言い換えれば、満足感であり、達成感であり、人生における充実感です。

 

周囲の人たち・・・家族も、友人も、仲間も、

みんなが認めてくれることでしょう。

他人に期待されて、その期待に応える、

まさに「自分が誰かに必要とされている、あの感覚」です。

 

そしてそこが、あなたにとっての「自分の居場所」です。

一見すると孤独のように見えますが、

「他者との見えない繋がり」があるので

実際は、孤独だと感じることは無いと思います。

通過点としてのフリーター

私は、若い方が「自分に向いた仕事」を探すためならば、

フリーターでもアルバイトでも、何をやっても良いと思います

なぜなら、人生における職業選択の難しさは

時代を経るごとに増しているように感じます。

それからすると、20代ぐらい、フリーターでも良いと思います。

あくまでも「自分の居場所を探す為の、途中通過点としてのフリーター」ならば。

自分が好きな仕事ではなく、向いている仕事

ご自身で「いつまで」という「期限」を決めること。

その期間中に、必ず自分に向いているモノは何か?を探すこと。

職業そのものでなくても構いません。

こういう要素を持った仕事、とか、

方向性だけでも分かれば、充分です

何度も言ってきましたが、

自分が好きな仕事・・・

ではなく、向いている仕事です。

さほどストレスを感じずに、達成感を感じられる「あなたの居場所探し」です。

さいごに・・・向いている仕事ですか?

さて、今日はあっさり味です。(笑)

このブログを読んでいるあなたの仕事は何ですか?

それは「向いている仕事」ですか?

あなたのその仕事には「どんな充実感」がありますか?

ぜひいつか、私に聞かせて下さい。

本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。